見出し画像

メタ認知ができればメンタルは守られる

あっという間に3月。
新部署のグループチャットが動き出し、「本当に自分は新しい仕事に挑戦するんだな」と実感してきている。ビジネス本を読んだり専門用語を調べたり…

引っ越し先も先月末に決まって、転居の手続きが進んでいく日々。
福岡で会っておきたい人に会い、転勤を知った東京の友人からSNSでコメントが届く。

順調だと思いたいが、実は心身の波がまだある。
他人に期待しない、と頭で分かっていても上司の反応に涙が出たり、やっとカフェで数時間作業できるようになったのに帰宅したら腹痛に襲われたり…

体力をつけるために近所のキックボクシングを調べたのだが転勤前に入会は現実的でなく、一日一回は外に出ようと決意してみたり…とにかく万全とは言えない。

ただ以前と変わったのは、波があっても翌日にはリセットできていること。
スルースキルがある人が言う「寝たら忘れてる」に近いものを習得しているようだ。

最近ビジネス本を読み始めて気がついた。
現代の日本社会で自分を守りながら長く働ける人というのは、
仕事がデキルとかコミュ力が高いとかよりも何よりも、
まずは「体力」と「メタ認知」をもっていることではないか。

睡眠時間が短くても稼働できる人の方が単純に限られた時間にこなせるタスクが多い。ツイッターでも睡眠の質はよく嘆かれている。
体力があれば人と会い、事業を進めることにブレーキがないためコトが進む。
もう一つは、「宇宙から見たら今日のこの事も小さすぎて誰も気にしないわ」という典型的なあの考えを刷り込めていること。
自分には広く俯瞰して見て、自分をラクにさせる力が無かった。


あとは、モノも頭も整理されていること。(多くの女性には難しい気もする…私は女性のあちこちに飛ぶ雑談が好きだ)
男性のモノの言い方を「淡泊だなあ」と感じ、女性と話すとなんだかホッとできることが嬉しいのも事実だ。
しかし社会人・会社員として動いている時は、とにかく事実と感情を分けたり、必要なモノをすぐ準備できていることがでかい。
「仕事ができる、上司と上手くいく、自分も落ち込みにくい」ことにつながる。

今、前任地からとりあえずもってきた資料を見返してみて、新人研修中に配られた資料などが非常に有益であったことに気づいている。遅すぎる…赴任してすぐ、手元に置いていつ活用できるのか把握して使うべきだった。

これは内定・入社してもなかなか育たなかった「社員・記者としての当事者意識」の低さの表れで、それは第一希望の仕事でなかったので素直に自認するが、教育体系が整っていない地方赴任地でも、このハンドブックたちに頼れば良かったんだ…と頭がクラクラした。
私の仕事内容ももう少しクオリティが上がっていたのでは?
そうすれば上司にパワハラ発言される確率も下がったかもしれない?
他社の動きに焦って終わるのでなく研修資料の通りに何か試していればもう少しネタも上がったのかもしれない?
自分の得意な取材は分かっていたが、さらなる伸ばし方や不得意な領域の改善法があったのでは?
(飛躍するが)自分のキャリアを考えるメタ認知もあれば、心身を崩す前に新たな挑戦をしていたのでは?
ぐるぐるした。


現在、あの「コンサル一年目が学ぶこと」を読んでいる最中なのだが、確かに言われている通り、全ての新社会人のハンドブックになる素晴らしい本。
正直、記者の後輩たちもみんなこれを読めば「Z世代だから通じない」と言われたり「上司のやることが無駄すぎてもう辞めたい」と言ったグチによるすれ違いが減り、相互理解が進むと思う。円滑に効率よく過ごすために、進んでビジネス本を読むことはどんな仕事にも不可欠だ、逆に言うとそれで防げるすれ違いがある!と感じた。
メタ認知だんだんとできているかな笑

今は、新部署の仕事のために勉強し体力をつけてとにかく心機一転精進するのみ。
でももっとメタ認知を身につけていたら別の自分が居たかもしれないと思った3月です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?