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2年後に引っ越しをする未来の私へ

拝啓 未来の私

こんにちわ。2年前の私です。

この文章を呼んでいる頃にはおそらくまた引っ越しを考えているかもしれませんね。

2年ぶりに引っ越しをすると、「引っ越しの記憶だけ改ざんされてる?」と思うくらい何も覚えていないですよね。「勇者が世界を救ったゲームの続編なのに、主人公がまたレベル1から始まる」みたいな状態になります。あの現象って謎ですよね。前作での覚えた魔法や手に入れた装備はどこにいったのでしょうか。

おっと、話がそれましたね。

今日はそんなあなたのために、引っ越したばかりの私からいくつかアドバイスを残しておきたいと思います。未来の私の参考になれば幸いです。


チェックリストは絶対に使え



引越し時にチェックリストは必ず使いましょう。現住居と引越し先の手続きが錯乱して、なにがなんだかわけがわからなくなります。

同僚である平野さんのテンプレを死ぬほど使い倒しましょう。これを使えばたいていのことは見逃さずにやりきることができます。こまめにチェックしつつ引っ越しを進めましょう。

不動産屋は契約後に急に冷たくなるぞ


家を紹介してもらっているとき、不動産の人はとても親切です。「あれ?もしかして友達になれるかも?」なんて考えてしまうのは相手の思うツボです。

やつらは天使の皮を被った大悪党です。

契約が終われば急にそっけなくなり、一切こちらの対応はなにもしてくれません。契約前には甘い口調で「もしトラブルがあればいつでも言ってください」とか言っていたのに、連絡してみれば「管理会社にお願いします」の一点張りです。クソ野郎。おっと、口が悪くなりました。すいません。

「友達がくるかもしれないから」という考えは捨てろ


友達なんて家に一人もきませんよ?

思い出してください。前の住居では何回友達が来ましたか?

来るかもしれないという薄い期待のために年間で何十万も変わってくる家賃を上げますか?もったいないです。あたなは友達が少ないので、知人への考慮は一番に切り捨ててください。あと、あなたの仲の良い知人は家が汚くても気にしません。

また、同列の思想で「飲んだときに終電で帰れる駅」という条件も切り捨てるべきです。年間で終電を気にする飲み会が何回ありますか?そんなことを考慮するなら、安い家賃のところに住んで、終電を逃したときにはビジネスホテルに泊まった方がよっぽど安く済みます。

まとめると、家を選ぶときに「〇〇かも」という考えは最初に切り捨ててください。ムダです。かもしれない運転とは違います。家選びは、いかにして妥協して条件を削れるかどうかが大切です。

「かもしれない」を考慮するくらいであれば、いつでも部屋をキレイにして人を迎えられる状態を心がける方がよっぽど健全です。

引っ越し業者は法律で3日前まではキャンセルできるぞ


引っ越しと言えばサカイやアートなどの大手を思い浮かべるかもしれません。しかし、それらはあくまで家族向けのサービスです。一人暮らしには割にあわないくらい料金が激高です。

あと、引っ越しは3日前でならキャンセル料はかかりません。法律でそう決まっています。いろんな業者に見積もりをだしてもらいましょう。くらしのマーケットなどで個人の引っ越し業者を探してみるのもおすすめです。(トラブルも多いので要検討)

今回の引っ越しはアップル引越センターを使いました。個人ではないので安心感もありますし、料金も安かったですね。次も利用を検討してみるといいかもしれません。

引越し日と退去日を一週間ずらしてもあまり意味がない


今回、作業に余裕をもたせるために、引越し日の翌週を退去日に設定しました。土日にゆっくり退去の掃除ができると考えたからです。

しかし、それはあまり意味がありませんでした。

退去と家の引き渡しのために土日を削ることになり、逆にストレスになります。どうせなら引越し日に退去も済ませてしまった方が楽です。引っ越しも片付けも一挙にやりましょう。あなたの性格的にも辛いことはまとめた方が向いています。

引越し先のアンペアは確認しておけ


ついつい忘れがちですが、アンペア数は確認しましょう。

ドライヤーと暖房を使ったら死んでしまうようなアンペアでは寒い日が大変です。何度でも言いますが、アンペア数は確認しておきましょう。

3月〜4月に引っ越すならキャンセル料を払ってでも夏や秋に引っ越した方がいい


賃貸は2年契約などがあるため、中途半端な時期に引っ越すとキャンセル料がかかる場合もあります。

しかし、3月〜4月の引っ越し業者の料金は驚くほど高額です。また、借り手も多いので家賃も強気です。

引っ越しをするときは、夏や秋などの閑散期を狙ってみるのがいいかもしれません。キャンセル料を考慮しても安く済むことがあります。1年半ほど経ったら一度引っ越しを一度検討してみてください

粗大ごみは引っ越してから捨ててもいいんだよ


捨て忘れの粗大ゴミなどは引っ越し業者に頼んでしまうこともあるでしょう。業者に頼むと料金がかなりかさみます。しかし、引っ越し中は金銭感覚がおかしくなっているため、「これくらいならいいか」と気軽にお金を払ってしまうものです。

地域の粗大ゴミセンターに頼めば、大きい家具でも2000円程度で済みます。捨て忘れた粗大ごみは一旦新しい住居に持っていっていき、あとで捨てることも検討しましょう。一気になにもかも捨てる必要はないのです。

予想している倍くらいお金がかかるよ


引っ越し料金だけを頭に入れているかもしれませんが、新しい家具や日用品などは確実に買います。引っ越しが終わってみると予想していた予算の倍くらいかかっていることがあります。

びっくりしますよね。でもあなたは毎回、新鮮に驚きます。引っ越し予算は自分も見積もりの倍で計算しておくべきです。

ちなみに私は予算を気にせず家具などを買ってしまっていたので、クレジットカードの上限を超えて止められてしまい、いろんなサービスが使えなくなり困りました。本当に気をつけましょう。

どこに住んでも一緒だよ


家を引っ越すときには様々な条件を考えますよね。駅からの距離やスーパーの位置、通勤のしやすさなど。これらの条件によって金額も全然変わってきます。

けれど、あなたは上記に挙げた条件を気にしてなく大丈夫です。

なぜならほとんど家から出ないからです。

基本的にあなたはアウトドアな瞬間と、インドアな瞬間がハッキリしています。仕事がある日は家からほぼでません。日用品も買いだめするタイプなので、家からスーパーの距離もそれほど気にしなくて大丈夫でしょう。

自宅周辺の施設を気にするのであれば、家の住みやすさや静かさに投資したほうが懸命です。

覚えておいてください。あなたは家の周りになにもなくても生きていけます。そして、一人でいること好きです。たまに知人に会えれば満足します。

住所は家賃に一番関わってくるといっても過言ではないので、しっかりとこのことを胸に刻んでおきましょう。

最後に


引っ越しを考えるとワクワクしますよね。

でも、引っ越しが始まるとだんだんとめんどくささがあなたの心の中に積もっていきます。ですが、負けないでください。引っ越しを決めた家によって、あなたの人生が変わると思ってください。それくらい引っ越しは大事な行事です。自宅がストレスにもなりえますし、癒やしにもなりえます。めんどくさくても耐えましょう。そして困ったら周りの人に相談しましょう。

未来のあなたが今どんな人生を歩んでいるかは私にはわかりません。誰といるのかもわかりません。今だに一人なのでしょうか?(笑)

あたながなにをしているかはわかりませんが、ハッキリしていることが一つだけあります。2年後のあなたは、「引っ越しの記憶だけ改ざんされてる?」と思うくらい引っ越しについての記憶がなくなっているはずです。

そのときのためにこの手紙をしたためました。2年後の自分へ。引っ越し頑張ってください。

過去の私より


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