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50代ボブ子が一人でフジロック2024へ行ってきた話(1日目編)

7月26日・27日で、FUJI ROCK FESTIVAL’24に行ってきました。 
26日金曜日(前夜祭は25日木曜日)から28日曜日までの会期のうち、1日目と2日目ですね。
去年は、フジロック自体18年ぶり&初の一人でのフェス参加で、ちょい緊張もしましたが、「アラフィフぼっちフジロック」も二年目となった今年は、よりリラックスして、MAX楽しめました。やっと涼しくなった10月に、遅くなりましたが夏が終わったよってことで、来年の備忘に振り返っておきます。
※アーティスト敬称略にて失礼します。

行きは新幹線&シャトルバスで。ぼっち身軽なり。

1日目(7月26日金曜日)行きは新幹線。私は東京在住なので、東京駅から新幹線で、会場:新潟県湯沢町苗場スキー場の最寄、越後湯沢駅へ。
一人だし、自由席でもいいかな? と思ってましたが、一応取っとくかー、と前日木曜夕方6時ごろに指定席をオンライン購入したら、まだギリギリ取れる程度の空き具合でした。セーフ! 金曜日の朝9時半くらいの新幹線、会場にはゆるく昼前後に着く想定です。このゆるさも一人旅ならでは。新幹線内、ちらほらこれから行くんですね!というお仲間が見受けられる感じ。

越後湯沢駅で下車した皆さん。感じとしては98%フジロッカー。

越後湯沢駅から会場まではシャトルバス。去年は土日(2日目・3日目)で行ったので、土曜だったせいか、同じくらいの11時ごろでのシャトルバス待ちの列が長蛇、しかも炎天下で結構ジリジリだった記憶があるところ、今年はスムーズかつ去年ほど暑くなく。40分くらいの乗車で会場着。

会場に着いたらまずすることは……

苗場プリンスホテル近くのコインロッカーに荷物を預けて(ここが空いていなかったらエントランスゲート近くのクロークに預ける)軽装になっったら、ゲートをくぐっていざ!
……と入ったところで、いきなり腹ごしらえ。だってお昼だし。ぼっちはすべてのスケジュールを気の向くままにできるのだ。


フェス飯大事。右側、赤い看板の「プルドポークライス」をいただきました(旨し。看板通りがっつり目濃い目です)。クラフトワークw

さあ、ステージを観に!

グリーンステージ、ハロー!
グリーンステージ後方は、時間帯にもよるが結構木陰がある。

午後一時を過ぎたあたりのグリーンステージ(一番大きいステージ)、最後方の木陰で涼みながらROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA feat. トータス松本、TOSHI-LOW、後藤正文、GLIM SPANKY、US。

グリーンステージの次は、フィールドオブヘヴン(3番目に大きいステージ)で家主(「家主のテーマ」好き。あと、茗荷谷近辺に住んでいる)を観よう、と移動する、川沿いの「ところ天国」(という飲食や寄席のあるエリア)でマンゴーかき氷にひっかかるなど。食べるの先行気味。でも川とかき氷最高。

ところ天国の川に足を浸けながら、隣接したホワイトステージ(2番目に大きいステージ)の音を聴くのもオツです。

家主をのぞいた後、ぶらぶら林間の道を歩いていたら、なんだかえらいソリッドかつアーバンな音が。サウンドチェック? あー、大貫妙子‼️

ご本人が出てきてサウンドチェック。そして一度引っ込んで本編。

これは見ないと!とホワイトステージへ。大貫妙子、すごく音が良かった。
「フジロック、四半世紀を経て私がロックだって気が付いたのね」というMCがかっこよく、「とっても売れて、来年の税金が怖い」と言いながら『都会』も演ってくれて(まさか生で聴く日が来ようとは!)、得した気分。
こんなライブに立ち会えるのも、フェスの醍醐味の一つだと思う。
忌野清志郎とか、昔、フジで何度も観たなあ。

午後の盛り上がりとトワイライト夕暮れ。そして夜。

フィールドオブヘヴンに取って返して、オリジナル・ラブ・ジャズ・トリオ。『接吻』のジャズアレンジとか演ってくれて、おお!となりましたが、むしろアグレッシヴなロック的なアプローチを感じて意外。

レッドマーキー(屋根ありステージ)に向かおうとして、通りすがったホワイトステージのTeddy Swimsが上手すぎるので検索したら、50代の渋いオッサンかと思いきや若くてびっくり。

レッドマーキーのTHE SPELLBOUNDBOOM BOOM SATELLITESは何度かフェスで観たことありましたが、このバンドは初めて。フジロックの前にSpotifyのフジロックプレイリストをばーっと聴いた時に引っかかったので来てみた。というテンションでしたが、すごく良かった。踊り倒した。
90年代から2024年現在までを俯瞰しつつ凝縮したような、エネルギーに満ちたライブ。お客さんも年齢層・男女幅広く。

レッドマーキー@THE SPELLBOUND

クールダウンも兼ね、またところ天国で食べる(またか)。
ジャークチキンを味わい、川で涼みながら文庫本(次の週末に読書会を予定しているナボコフの『ロリータ』)を読む。

ロリータ
ジャークチキン。
この時点で二万歩超えてる😆

リフレッシュしたところで、フィールドオブヘヴンに戻り(やっぱりこのFoHが私のメインステージの気がする)Ghost-Note。こちらもSpotifyのフジロックプレイリストでファンキーでええやんと思った程度で来てみましたが、大当たり! 顎が外れるほどタイトな演奏と、タイム感がすごすぎてダンスの動きが変になってるフロントマン。
いやー、いいもん観た。これも楽しすぎて踊りまくり。ビバフジロック。(でも正味の話、こういうバンドってライブが良すぎるがゆえに、後で配信とか円盤とか聴いてもふーんってなっちゃったりする。)

Ghost-Noteのフィールドオブヘヴン
そろそろ電飾も映える時間帯に。
暗くなってきた頃のステージ間の通路。

さて、このあたりで陽が落ちて、すごくいい雰囲気の時間帯。次のフィールドオブヘヴン上原ひろみまで時間があるぞ、とうろうろしていたら、ホワイトステージからなんじゃこりゃ、ゴリゴリのフロア向けテクノの音が。
吸い寄せられてゆくと、なんか年齢としては私と同じくらいのお歳とお見受けする小柄なおばちゃん(ごめん)がステージ上でDJしておる。しかもすごいストロングなスタイルでガンガンに客煽ってる! 楽しすぎるーとまた踊る。宇多田ヒカルの「光」BPM2倍くらいで使ったり。
HIROKO YAMAMURA姐さん、レミ・ウルフの代打だったそうだが、この大きさのステージでDJセットで急遽演って、この盛り上げ具合ってなんなの!?すごい。となった。いやー、またいいもん観ちゃった。

HIROKO YAMAMURA。代打とは思えない盛り上がり。
煽りまくりでカッケー! 翻るレインボーフラッグ。

夜&宿と2日目ほか、続く!









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