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岡山旅。 |”晴れの国”で、土砂降りの後楽園

2023年1月、大学時代の友人に会いに、岡山県を訪れた。

その友人は大学時代、同時期にイタリアに留学していて、トリノやシチリアなどを一緒に旅した仲だった。卒業後、彼が中国地方に配属され、なかなか会えなくなっていた。

2年ほど「岡山行く行く詐欺」を続けていたのだが、そろそろ怒られそうな気配を感じたので、遠路はるばる岡山県へ。



”晴れの国”と聞いていたのですが。


友人は、変わらず元気そうだった。なんだかんだ数年間会っていなかったけれど、空白の期間を全く感じないほど、あの頃と同じように話せた。

「この人とは一生付き合いを続けたいな」と思える友人がいるのは幸せなことだけれど、私にとって岡山の彼は、そういう友人だ。向こうがどう思っているのかはさておいて……。


さて、岡山県は今回が初上陸である。

事前に「岡山県は”晴れの国”」と聞いていたのだけれど、私が滞在した3日間、見事なまでにずっと天気が悪かった。おかしい……聞いていた話と違うのですが。

特に岡山城と後楽園を訪れた初日は、時に土砂降りの雨模様。流石に日頃の行いを省みざるを得なかった。


1日目 〜岡山城・後楽園〜

「烏城」とも呼ばれる岡山城は、黒塗りの外壁が厨二心をくすぐる格好良さ。

中は城下町周辺の歴史を紹介する資料館になっており、想像以上に楽しめた。雨宿りのために入ったつもりが、気づけば2時間も経過。


お城を出て、そのまま後楽園へ。

後楽園といえば、日本三名園のひとつにも数えられる、世にも美しい日本庭園だ。

私が園内に踏み入れると、まるで天がタイミングを計っていたかのように、土砂降りに。靄がかかっていてあまり見晴らしは良くなかったが、それでも流石は日本三名園、後楽園は美しかった。

後楽園のポテンシャルが高かったおかげで、何とかなった岡山旅初日。もしまた訪れる機会があれば、その時は絶対に晴れてくれ。


2日目 〜倉敷〜

2日目は、友人の勧めで倉敷へ。

天気は若干持ち直して小雨に。時折日差しが差し込む瞬間もあり、「一応”晴れの国”ですよ」という岡山県からのメッセージとして受け取った。

半日の滞在だったが、白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ、倉敷の美しい景観を楽しんだ。天候のせいか観光客も少なく、落ち着いた時間を過ごすことができた。


道中、倉敷帆布の店舗を見つけたので、お土産として「倉敷帆布ブックカバー」を購入。

丈夫で風合い豊かな帆布のブックカバーは、見た目も良いし、手によく馴染む。本好きの方は、岡山旅のお土産候補として要チェックだ。


おまけ 〜岡山で食べた美味いもん〜

最後に、今回の岡山旅で食べた、美味しいものたちをご紹介。


デミカツ丼。
ばら寿司。
たらこクリームパスタ。
友人がデートで入って良かったと太鼓判を押す、倉敷のカフェにて。
〆パフェ。



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