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本を読むことで、私の世界は回っている。

みなさん、こんにちは。

むささびです。


社会人の自由時間、少なすぎる問題。

ほんの半年前まで大学生だった私は、社会人の平日の自由時間の少なさに、まだ慣れません。

仕事を終えて、ご飯を食べて、お風呂に入ったら、もう寝る時間。

大学生の頃の、あの持て余すほどにたくさんあった自由時間を積み立てておいて、今使うことができたならと思います。


在宅勤務の日は、まだ、終業後の時間に余裕があります。

散歩に出かけたり、ゆっくり本を読んだり、なんというか、「ぽっかりとした時間」が1〜2時間ある。

でも、出社した日の夜は、本当に早く終わります。

今日ちゃんと24時間ありましたか?と疑いたくなります。

私は夜9時を回ると、生産的な活動ができなくなります。活動限界です。

なので、帰ってきてご飯食べて風呂に入ったら9時になってしまう出社日は、当然ながら何もできません。眠くなるまで、ダラダラするだけ。

ちなみに、朝は言うまでもなく時間がありません。もっと早く起きられればいいのだけど……。



そんな日々を送っていると、ふと、ただ漫然と過ぎ去っていくだけの毎日が恐ろしくなります。

なんというか、仕事が生活の中心だと自分が認めてしまっていることに、気付かされる(実際、1日の時間配分を考えたら、仕事が中心なのだけれど)。

誤解を招く言い方をしてしまいましたが、私は仕事が嫌いではありません。

今は自分が少しずつ成長していることを実感できていて、むしろ楽しいです。

ただやっぱり、自分の人生が今の仕事を中心に回っていくことを考えると、それは違うのではないか、と思ってしまう。


私が今、「今日もいい1日だった」と思いながら眠りにつく生活を送れているのは、間違いなく本のおかげです。

出社する日は、往復3時間の電車の中で。

在宅勤務の日は、終業後の「ぽっかり時間」で。

私は毎日、欠かさず本を読んでいます。

本を読むことを、生活の中心に置いています。

本を読むことで、果てしない文芸の世界をまた少し知れたと実感することができて、その日1日に意味があったと思えるのです。


今日は、あの本のあの一節に感動した。

今日は、あの作家の新作を読むことができた。

今日は、ずっと読みたかったけど手を出せていなかった、あの古典文学に挑戦した。

本を読むという行為は同じでも、気づくこと、感じることは、その時によって違います。

私にとっては、その違いが、昨日と今日の違いに直結するのです。

本を読んでいるから、私の毎日は変化に富んでいて、新しい出会いに満ちていて、明日がすごく楽しみだ。

私の世界は、本を読むことで回っている。




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