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キー・ホイ・クァンから学んだ、夢をあきらめない力。

アカデミー賞 アジア人初・カムバックの快挙

2023年3月13日、アカデミー賞においてアジア人初の主演女優賞、そしてアジア系で助演男優賞2人目という快挙。
ここまで何年かかったのか、数字はおいておいて。。。
去年のとある事故でまったくどの映画が賞を取ったとか覚えていません。
申し訳ないけどそれだけ影響があったんですね。

彼らのスピーチが感動的過ぎた。アカデミー賞作品賞その他合計7部門で賞を総なめにした「Everything Everywhere All at Once」話題作。これは見にいかなくては。しばらく世界のバタバタが起きてて、気持ちが映画館にまで向かなかったが。この授賞式のスピーチをみて一気に胸が高鳴った。

1.ミシェル・ヨー

このスピーチでは、女性たちにむけて「全盛期は終わったと言わせないで!」とかなり、いいじゃあない。最高でしょ。子供達には、「自分のような見た目の子たちが見てると思うけど、夢は叶うんだって証。」こんな強いメッセージが溢れていました。

この賞のプレゼンターそしてミシェルは3人肩を並べて帰っていきます。

2.キー・ホイ・クァン

プレゼンターが涙ぐんで名前を読むというシーンはあまり見たことがなく、単純にこの方と友達なのかな?なんて思ってしまいました。が、いやいや、そんなわけではない。彼の人生の背景!

My journey started on a boat.
僕の旅は「ボート」の上で始まりました。 
って。。。これは? と思うではないですか。
その後に続く英語が
I spent a year in a refugee camp.  
難民キャンプ。つまりあの「ボート」は難民ボートなんですよね。。。

最初は嬉しいんだな。と思って観ていましたが、何か強い感情が伝わってきて。グーニーズ、インディージョーンズに出ていた子役だった。
ハリソン・フォードとハグをするシーンは。。。
涙が止まらない。ぜひ、ここからのスピーチをじっと聞いてほしいです。
心が震えました。

This is the American dream.
この言葉を選ぶわけですよね。
そして、I almost gave up my dream.
「僕は夢をあきらめかけてた。」

My time will come.
「僕の時代がやってくる。」

Dreams are something you have to believe in.
「夢は、信じなきゃいけないものだって。」

To all of you out there, please keep your dreams alive.
「見ている皆さん、夢を持ち続けて。」

本当に本当に待って、待って、待ちわびて、この役を得たんだな。と。
他のインタビューでも、誰も僕を使いたいとは思わない。。。というコメントしていた彼。我々はハリウッド俳優ではない。

でも、こういう言葉に近い事思ったことはないですか?

どうせ自分なんて、誰も頼りにしてくれてない。
どうせ誰も自分を必要としていない。
でも、そんなことは一つもないということが
彼の言葉で実証されました。

そして世界には色んな色があっていい。

こんなことを伝える理由は、私は20年以上前、野茂英雄さんに憧れて海外に行きました。カナダでしたが、人種のるつぼのはずが、アジア人に対してはっきり物をいう状況でした。そう。人種差別を受けました。特別な場所でも、危険な場所でもなんでもありません。普通に歩いていて、唾をかけられました。歩道をあるいていて、車からビール瓶を投げつけられました。中国へ帰れとバスから降りた老婆に言われました。この日本人がとカフェでビジネスマンに言われました。そこで初めて気づいたんです。アジア系カナダ人に沢山あったんですが、移民という事情が当時分かっていませんでした。インターネットが各家庭にまだ普及されていない時代だったので情報は目で見て理解できる時代だったので、私は直接見て、経験してよかったと思っています。

この授賞式スピーチ、人種差別を受けた自分の留学経験を合わせると?

この時代に、負けてたまるか。
この1つです。
(笑)負けたくないですよ。どんな風が吹こうとも、立ち上がるんですよ。そして夢への目標をあきらめない事なんだな。と思いましたた。

目標はいっぱいあるけど、夢ってある?

スピーチをみて夢を持ち続けて。と言っていましたが。自分の夢って何だろうでした。今まで夢は確かに一杯あったのですが、同じ夢を持ち続けているかというとどうかな?(笑)

TESL(カナダにはあるのです~)を取って英会話を教えたい。それが海外へいく私の目的でした。今22年以上の時を経てどんなことやってきたかな?

TESOL取って、オンラインで教えている。これって、私の夢だったのか。
ともっと出来る事あるよね。とワクワクしてきました。

関係が全くないけど(笑)このスピーチを聞いていて、私自称メガネは、
彼と同じメガネが欲しくなりました。ネットで見てもブランド名を見つけることができなったのですが、、、

とりあえず!夢を持ち続ける勇気と、Age is just a number. と考え、ピアスにあうリングとそう、Oliver peoples のメガネを思い切って買いました。
(購買意欲は明日への労働意欲でっせ)

彼のように竹のようにしなやかな心とミシェルのような美貌と何人?と思わせるような言葉のパワー。そう。関係がないのです。彼女にはきっとそれは関係がない。自分の信念には全く関係がないことだと言動をみて気づかされます。

キーのような笑顔と夢をキープできるようにメガネで補って、美貌を呼び起こせるように(笑)リングを見ながらオンラインレッスン中に!(^^)!笑顔で向かっていこうそう思えた1日でした。

心からの尊敬と、自分もアジア人として前に向かって進んでいく強さを持ちたい気持ちが溢れてきました。ぜひ、よろしければ皆様も一緒に。

めがね。

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