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求道者型の文学は真っ平御免である。 2020/04/07

なかなか慌ただしく、落ち着いて本が読めない。ややストレスフルである。散歩必要。3食ご飯の用意をするのが控えめに言って面倒臭い。自分だけであれば食べずに済ますが、子供はそうはいかない。

『龍彦親王航海記』を読み進める。

私は、いわゆる人生派の小説は好きではない。求道者型の文学は真っ平御免である。現在の私が、十八世紀フランスのエロティック小説を好んで読んだり、十九世紀や二十世紀の怪奇幻想小説に堪能したりしているのも、遠くさかのぼれば、その源は少年時代の冒険小説の耽読に容易に結びつくのである。
P.30

澁澤龍彦に惹かれるのは、お行儀が良すぎたり、真面目すぎたりするものはどこか退屈なんだよな、という価値観が根底にあるところ。少年時代は南洋一郎『海洋冒険物語』がお気に入りだったと述懐している。国書刊行会から「熱血少年文学館」というシリーズが全10巻で刊行されており、そこに『海洋冒険物語』も入っているらしい。それにしても南洋一郎!なんという偶然か。自分も今年は南洋一郎のルパン全集をちびちび読んでいる。

緊急事態宣言が出た。緊急事態である。
「どうぶつの森」の世界は平和だ。スーパームーンだったらしいが、「どうぶつの森」の世界も見事な満月だった。感心しているが少し飽きてきた。

自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。