電気グルーヴ祭な１週間。『メロン牧場』は最高だよ、読んだ方がいいよ。

ピエール瀧がコカインを使用した疑いで捕まったので、
先週は電気グルーヴな１週間だった。

逮捕と同時に自粛モードで、ツアーは中止、CDは回収、販売停止に。
今回の件では、サブスクリプションの聴き放題サービスでも
急に聴けなくなったことが話題にもなっていた。

今回の電気の件でやっぱりCDはまだ必要だなと再認識。手元にあるものが一番信用できる。毎月お金を払っていてもこうやって聴けなくなる。何か事件があったとしても作品は作品だし、聴くか聴かないかは個人の選択に任せれば良いのにと思う。 pic.twitter.com/hZkID1YGYj

— ぜん (@zen69) March 14, 2019

まぁ、個別の楽曲を購入し、所有しているわけではないし、
予告なく聴けなくなることは大抵規約にも盛り込まれていて、
デジコンは所詮プラットフォーマーやレコード会社の
思惑で視聴できなくなる不確かなものだってことが
明るみに出てしまった感があるな。
まぁ、それでも便利なんだけど、改めてそれは所有とは違うのだ、と。

そんなデジコン再生できない狂騒を横目に、
全てiTunesでApple Losslessのデジタルオーディオファイルで
管理してきたから完全勝利状態。一人電気グルーヴ祭りしてた。

まぁ、すべてはストレージの低価格・大容量化と、
LINNを筆頭としたデジタルオーディオの進化によるところが
大きいのだけど。

で、ずっとシャッフルで再生しながら、何してたかって言うと、
電グルBGMにして電グルの『メロン牧場』読んでた。最初のやつ。
まだ「まりん（砂原良徳）」も在籍していたところから始まって、
１冊目が本になるまでの間に抜けたりしてる。

電気グルーヴのメロン牧場-花嫁は死神

この本、読んでて我慢できなくなるくらい大爆笑なんだけど、
瀧の逮捕ですぐに新刊の出荷止められて、中古は価格が高騰してる。
残念ながらしばらく入手しづらいんだろうけど、
twitterにはそこから名シーンを抜き書きしたbotがあるのを発見！

で、一番好きなエピソードがこれ。
お尻にできたおできが悪化して、自分じゃよく見えないから
卓球が自分のデジカメで確認することに・・・

卓球「デジカメで肛門のアップを撮って、自分で患部を見て『あ、こりゃヒドいや、病院行かなきゃ』ってさ。そしたらそん時うちに篠原（ともえ）が遊びに来て『あっ、石野さんのデジカメだあ！』とか言ってさ（笑）カチッとつけたら最初にその肛門の写真が出てきてさあ（笑）」（1999年12月号）

— 電気グルーヴのメロン牧場bot (@DGMelon_bot) March 15, 2019

しかもそのおできができた位置を、肛門が口だとしたら、
椎名林檎のホクロの位置くらいのところって表現するのが天才すぎるw

で、この本読んでる人は大体わかってると思うけど、
瀧より卓球の方が頭のネジ２、３本ハズれてる（褒め言葉）よね。

最近、6冊目が出たばっかりだったのになぁ。
いつか青空文庫に入ったりするんかな。
そう思うと、未来最高だな。

電気グルーヴのメロン牧場―花嫁は死神〈6〉