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勝手に叫んでいたまえ、私は聞かずに先に行く。 2021/01/11

 昨夜も遅くまで読書メモを整理していたので朝起きるのは遅かった。しかしメモを見返していたら、良いメモがたくさん掘り起こせて楽しい。後藤明生『この人を見よ』とかとんでもなく面白かった。正確に記すこと、例えば、起きたことをその順番で書いてみること、みたいな一節があるのだけど、それはとても難しいことなんだよな、と思いながらこれを書いている。

 実際に試してみると、前日のことをちゃんと思い出すことはとても難しい。難しくて、全然思い出せない。

 ポテチを食べながら家族みんなで『呪術廻戦』を見たのは覚えている。こどもが寝た後で久しぶりな友人たちとzoom飲みみたいなことをした。人生いろいろ。

 香山壽夫『建築意匠講義』読了。なんというか、尊い本、真摯で高潔な本だったな。

勝手に叫んでいたまえ、私は聞かずに先に行く。
香山壽夫『建築意匠講義』P.241

これはゲーテの言葉らしい。いいね、勝手に先に行こう。

 すべての発見は、新たなる問題の始まりであり、知性の情熱をさらに新たにかきたて、その神秘を、より鋭く感じさせるものではないでしょうか。
香山壽夫『建築意匠講義』P.243

 本当に高潔です。


自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。