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シブレ山の石切り場で事故があって、火は燃え難くなった 2021/03/05

 最近哲学書への興味が増しているのだけど何から読めば良いのかわからないので、地元の書店でラッセルの『西洋哲学史』をしばし手に取ってうっとりと眺めてみたりしている。

 『純粋理性批判』あたりから読んでみようかというのが妥当なのかどうかはわからないけれど、なんとなく気になったのがこれだったりするのだが、いやいや、やはり基礎からでしょうということで、ソクラテスやアリストテレス、プラトンから始めなさい、という感じなのか、よくわからない。少なくとも、いきなりドゥルーズとかはやめといたほうが良いような気がしている。

 山尾悠子『飛ぶ孔雀』を読んだ。

「シブレ山の石切り場で事故があって、火は燃え難くなった」

 この一行で世界は創造され、そのあとはロジックやストーリーではなくイメージやモティーフの連鎖で進んでいく。


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