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この一言が私の未来を一気に変えた!他人の一言に動く"自分"の中で何が起きているのか!?

「影響力の武器」衝動買い事件!!

影響力の武器--ビジネス系では有名な本だが、僕はあるツイートを観るまで存在すら知らなかった。あるツイートに書かれた一言を見て興味を抱き、書店で影響力の武器を立ち読みし、買った。

たくさんの本を読む一方で、心から気に入ったものでない限り買わない自分が、第三者の一言を元に購入へと走らせた。

僕にとって大きな事件だ!

今から事件を詳しく振り返る。振り返った先に新しい概念が現れ、僕と今ここを読むあなたの人生に何かしらの影響を与えると確信している。

「他人の一言に興味を抱き、衝動買いした僕の行動」を分解すると、高校数学で出会う言葉が浮かんだ。


高校数学:必要条件と十分条件

ある命題「PならばQである」に対し
P→Qを「PはQの十分条件」と呼び、
Q→Pを「QはPの必要条件」と呼ぶ。

右に十分、左に必要」と覚えればいい。

僕は言葉の定義から、次のように捉えなおしている。

  • 絶対になくてはならない条件が必要条件。

  • あってもなくてもいいが「ある」なら十分条件。

例えばnoteに記事を書く上での必要条件として

  • パソコンあるいはスマホがある

  • ログインできる(自分の編集ページがある)

  • 執筆できる、つぶやきができる

他はすべて「あってもなくてもいい」十分条件だ。たとえば

  • ツイッターなど別媒体がある

  • フォロワーがいる

  • コメントをもらえる

  • 有料noteにしたとき、購入者がいる

  • 書くネタがある

「これがないと、絶対できない」が必要条件
「これがなくても、何とかできる」が十分条件だ。


たった一言に激しく動かされる僕


僕の購買行動を改めて振り返る。

僕は影響力の武器という本を全く知らなかった。
もちろん購買欲など全く抱かない

第三者(以下、中野さんと名付けておこう)のツイートにあった一言が僕の心を揺らした。

「影響力の武器を通して一番つかまねばならない事実、影響力は運任せでなく、ただの技術です」

フォロワー(中野さん)の一言によって、僕の中で「十分→必要」に変わった。


「あってもなくても、どーでもいい/興味はあるけど、買うほどでもない/買っても買わなくてもどっちでもいいや」十分から
「絶対に買って試さなければならない」必要に切り替わった。

頭の流れを振り返ってみると、


1:ゴールが見える

目標が第一に来る。影響力を持った僕が目指すゴールとして、どんな世界が来るかと言ったら……

  • 僕の書いた情報を第三者が拡散したり、感想を述べたりしてくれる

  • いいねを押してくれる

  • 僕の伝える情報に有益さを感じる

現時点ではこの程度しか浮かんでこない。僕にとって「次たどり着いている現実=今はたどり着いていないので未来」が見えた。


2:スタートとゴールを結ぶ流れが見えた

スタートとゴールをつなぐ道がなければ、ゴールにたどり着けない。スタートは現状だから特に整理しなくてもわかる。

ゴールは先ほど上に述べた配列(黒丸リスト)だ。

どうやってつなぐのか?

以下は自分の勝手な憶測だ。

影響力の武器に書いてある「いくつかの項目」を組み合わせ、いかに自分はあなたに「影響をもたらす存在」かを、言葉一つで誘導していく。意識しながらやっていけば、数か月後には影響力を持った自分が存在している。

現時点(第三者のツイートを見たとき)は憶測であり、頭の流れ通りにいかないかもしれない(むしろ予想通りにいかない確率が高い。不安がある状態)。一方で頭の流れ通りに行き、頭の流れを越えた展開に期待もしている。

脳が憶測という形で高速計算を行った結果、不安より期待が上回った。期待を現実にするため、僕は即座に書店に行って本を読み、購入へ至った。流れをまとめると


  1. 初期:十分「あってもなくても、どっちでもええ(→ない)

  2. 誰かが述べた一言(誰かには自分自身の言葉も含む)に衝撃

  3. 目標及び目標に至る流れが[X]見えた!

  4. 最終:必要「絶対になければならない(→ある)

[X]は変数であり中身については次に記す。


目標に至る流れが[はっきりつかめた/なんとなく/全然つかめん]

憶測は読み手の脳内で働く状態であり、記事を書いている場合「書き手のみ」の頭の中で働いている状態だ。記事を書いている人の憶測と、読んでいる人の憶測が合う場合もあれば、異なる場合もある。合うといっても完全に合う場合もあれば、大まかに合っている場合もある。

ここまで読んで、あなたの脳内はどういう流れが見えているだろう?

現実→流れ→目標達成に至る流れについて、

  1. はっきり

  2. なんとなく

  3. 全然つかめん

僕は3つに分けたが、状況次第で細かく分岐できるだろう。はっきりであればあるほど十分→必要に向かい、反対に全然つかめないほど十分度合が強くなる。

大半の物事が十分条件「あってもなくても、どっちでもいい。あったほうがちょっぴりいいかな」で捉えている。お金や人生のパートナー、健康に有益な時間など人生において考える項目だとしても!

何か出来事(他人の言葉・態度、作品、自問その他)があって
「どっちでもいい→絶対に必要」へ変わる。

一気に変わるためには第三者(あなたにとって書き手である僕:僕にとってあなた)がどこまで語っていくかが重要となる。


彼が私に与える「新世界」への入り口

まずは第三者と僕の関係を見つめなおしてみよう。


僕にとって中野さん(=影響力はただの技術を、ツイートに書いた人)は信用できる

僕は中野さんを知っている。彼がどういう性格で、何を仕事にしているか知っている。仮に中野さんを知らなくても、普段からどういう情報を出しているかで「ああ、こういう人か」推測できる

※あなたにとって、僕はどういう人と推測しているだろう?

彼を知っているからこそ、彼の一言がいかに「納得できる」かわかってくる。僕にとって中野さんは信用に値する人物と捉えているからだ。

もちろん「僕の基準」であって、他人は「こいつ胡散臭い詐欺師や」別の基準を持つかもしれない。人間、今までの人生によっていろんな考え方があるし。

僕と第三者の関係を書いたところで、次は別の視点に焦点を当てた。


彼のおかげで新しい概念が生まれた


中野さんの一言によって、僕の頭に「新しい目標・目標へ至る道」こと新しい概念が見えた。

新しい概念は言葉から始まる。言葉を先に決めてしまえば、後は意識しながら一つずつ形にしていけばいい。

抽象的表現なので具体事例を載せる。


記事作成にエンタメを意識させた僕

記事を書くときの必要条件として

  • 母語で意思疎通できる

  • noteなど書いて読んでもらう場所(SNSなど)を持っている

後は十分条件だ。読者に媚びをうろうが、喧嘩しようが、読者が欲する情報を載せようが、なんでもいい。

エンタメ意識も「あってもなくてもいい」十分条件状態だった。
「あってもなくてもいい」はどっちでもいいため、少しでも低エネルギーで仕事を行うなら「ない」ほうがいい。

一方必要条件になると「ない→意識していれる」に変わる。楽を捨てて面倒を取り入れる。エンタメ意識が十分→必要へと変わったきっかけを述べていくと……。


1:ビジネス意識を手放した

過去、僕は人と話をしているときでも「ビジネスモデル・ビジネスアイディア」が優先していた。ある日、親しくさせてもらっている知人に言われた。

「何でもかんでもビジネスで考えるのをやめたほうがいい。誰も寄り付かなくなるし、根っこが卑しくなるよ」

僕にとっては10年以上前から「当たり前」として持っている意識だったので、知人の一言に衝撃を受けた。僕は心底納得していないものの……

「よし、今、ビジネス意識を手放した」

何がビジネス意識なのかもわからないが、とりあえず「手放し宣言」をやった。始めは意味不明でも、時がたつと新しい意識が入ってくる。僕の場合、ビジネス意識を手放した先に入ってきた意識がエンタメだった。

どういう経緯で入ったのかは、詳しく覚えていない。ビジネス意識(儲ける)を手放した(優先しなくなった)結果「楽しいか・楽しくないか」を優先するようになった

いくら正論でも、セールストーク・コピーライティングでも「面白くない」なら没にする。「儲ける」よりも「面白さ」を第一優先にする。ビジネス意識を優先していたら「面白さ」よりも「儲けられるか」が第一優先だった。


2:驚愕!前の意識より……

ビジネス意識を手放し、エンタメ意識を優先した結果、今あなたが読んでいる記事一つも変わった。文章だけを読むと大した変化はないだろう。

僕の意識は大きく変わった。意識が変わると優先度合が代わり、言葉にも影響が出る。

変わった部分の一例として記事タイトルだ。
ビジネス意識を優先していた時は「いかに食らいつくか・キーワードを意識するか」に焦点が当たっていた。

エンタメ意識(現在)だと「いかにワクワクドキドキな状態になるか」に焦点が当たる。どれだけキーワード・食らいつくを考えたところで「わくわく・どきどき」しないタイトルは没にした。

といっても、何をもって「わくわく・どきどき」になるか、自分の中で基準ができていないため、試行錯誤の日々が続いた。

簡単な例だと今日の記事タイトルだ。
始めに考えたタイトルが「十分条件と必要条件がビジネスにここまで役立つ」だった。今までのビジネス思考なら「有益」を基準としているので、手直しは不要だ。

エンタメ意識を持つと面白さ--ワクワクとドキドキ--を感じない。

自分含めて「な、なんだこれは。ど、どういうことだ?」板チョコだと思ったらスマホだったくらいの感覚でないと選ばなくなった。

また「何をもってワクワク」なのか「どんな状態の時、ドキドキと言えるのか」自分の中でハッキリ定義を定めていないため、試行錯誤(特に失敗から色々分析)を通して「エンタメ意識」の定義を固めていった。

結果……ビジネス意識を抱いていたころよりも都合のいい成果が出てしまった

以前の意識よりもいい成果が出ると「ああ、この道でいいんだ」自覚する一方で「でも、これはたまたまかもよ」元の意識に戻そうとする働きも生じる。

自分からエンタメを意識しないと、気づかない間に元の意識=ビジネス意識へ戻ってしまう。元の道は「どこに何がある」かわかっているため安心な一方、新しい道は何があるかわからず、不安が先にたっている。

人生において、安心がいいとは限らない。むしろ「失敗と不満」がわかり切ってても、なじみの手口だからこそ安心を抱く(=成長無くて当然)場合もある。

世の中は面白い。僕が安心を求めても、僕の心は変化を好んでいるようだ。何度か元の意識に戻ったところで、

「やっぱビジネス意識は捨てて正解だな。なんも面白くねえ。心から湧き上がってくる何かがない
元の世界のつまらなさに気づき、変化した世界へと向かっていく。

結果、新しい概念が自分の生き方につながる


十分条件が必要条件に変わる瞬間

ビジネス意識を優先していた時、エンタメ意識は「あってもなくてもいい」状態だった。ビジネス意識を手放した結果、エンタメ意識は「あってもなくても→あったほうがいい→絶対あるべき」十分から必要に切り替わった

僕が影響力の武器を買ったのも同じ流れと考える。
中野さんの言葉を通し「技術で影響力を上げる」意識が入ってきた。どんなキーワード・手法を意識して行えばいいのかはわからなくても、キーワードや手法をやった結果「この人はそこらと何かが違う」読者に持っていただく「一つの未来」が見えた。

次に進む自分(=未来予測の結果)が見えたからこそ、現在から「次に進む自分」へ向かう(=未来予測の通りに生きる)生き方が見えた。

未来予測の通りに進む生き方こそ、十分→必要へと脳が切り替わった瞬間でないか。

ここまで書いて気づいた。

  • 普通に未来予測に沿って生きているじゃん、

  • 十分→必要は未来予測に基づいた生き方だったのか。

  • なんだ、できてるじゃん。未来予測に基づいた生き方!

意図せず、僕は未来を予測し、予測に基づいて現在を生きている。今はっきりわかったので、今後は意識して未来予測を行い、予測に基づいた人生を送れる。

最後、あなたにお土産を送りたい。あなたの脳内が「十分条件→必要条件」に切り替わる瞬間を味わってもらいたい。


「うわ、この人の文章面白い」言われたい

僕のクライアント斎藤さんがいる。
彼は主に正論を書いていた。僕は斎藤さんに言った。

「エンタメを意識して」

結果斎藤さんの文章が面白くなり、アクセス数も1記事で10倍に増えた。

「なぜ急に彼の文章が面白くなった?」

エンタメ以外にも理由があるかもしれない…思って分背k強いたところ、なんと驚愕の言葉に出会った。

驚きの言葉を意識しながら記事を書くと、

「うあああああ、なんてこった。なんだこの、ぐいぐい引き込む内容は。これはいいね押さざるを得ない。もっと読まざるを得ない」

向こうの読者がガチで惚れてしまう。

「向こうの読者が勝手に惚れる内容を自分も書いて、メロメロにさせたいなあ…」
思ったら、こちらを読んで、つかんでもらいたい。

ここまで読んでいただき、ありがとう。


支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます