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dekiru = like , like=motto dekiru

こんばんは。
36歳にして、9,000人と只々話してきたmeexおじさんです。

今日は、人の才能について短めに書きたいと思います。
是非読んでいってくださいまし

「好きこそものの上手なれ」


古くから言われるこの言葉。
「楽しんでやるからこそ、上達するのであり、
熟達を目指すには、それを楽しめるようになることが大事である」

という意味だそうです。

この「好き!」とか「楽しい!」って、
何から生まれるのでしょう。

そりゃ、目の前の物事をなんでも楽しめりゃ、苦労しません。
でも楽しくないこと、楽しめないことは確実に存在していますよね。
皆さん、それを深く考えたことあります??

実は、この慣用句の全く逆なのです。


人間は「できること」を楽しいと感じるようになり、
楽しいと感じるともっと「できるように」なる。


ある女性の話をします。
その子は小学校低学年のころ、宿題の作文を嫌々書いているそばから、
自分の文字をお母さんから褒められたそうです。

「あなた、大人っぽい綺麗な字を書くわね」

お母さんは、本当に何の気なしに、
彼女の書いた字を褒めました。

彼女は、自分の書いた字がまさか褒められるとは思わず、
気恥ずかしさを覚えながらも、とても嬉しかったそうです。
次の日から彼女は、「もっときれいな字を書けるようになりたい」と考え、
「当時は字を書きたくて、宿題をやっていた」と後に語っています。

彼女のそんなところを横で見ていたお母さんは、
近所におばあさんが一人で営む書道教室を見つけ、
彼女に勧めます。

もちろん彼女の答えは「YES!!」
もっと沢山字を書きたくて、二つ返事で
彼女は書道教室に通い始めました。

「きれいな字を書けるようになりたい」
それは彼女に更なる才能を与えます。

それは「真似る」こと。
字のきれいな友達の字をまね、書道の先生の字をまね、
書道コンクールに出品されている好きな作家をまね、
ライバルたちの字をまねる。

気づいたら彼女は、大きな書道コンクールで大賞を受賞していました。

「きれいな字を書くね」と何気なく褒められただけ。
きれいな字を書きたくて、好きな字を書く人を必死で真似ただけ。

それでも彼女は、自分自身もお母さんも先生も友達も、
想像もしていなかった大きな功績を手にしました。


「できる」のうまれかた


お気づきでしょうか。
上の女性の例を見てみると、自分では「できる」なんて
思っていませんでした。

でも、お母さんからの言葉で、自分は「できるんだ」と感じ、
それを好きになり、それが彼女の本当の「できる」を生み出したのです。
そして、副次的に彼女の「正確な模倣」という才能まで
呼び起こす結果となりました。

いま現在は、書道家となっているわけではありませんが、
良いものを徹底的に真似る彼女の才能を駆使して、
現在はビジネスの世界で羽ばたいています。

好きこそものの上手なれ。
この言葉は大好きな言葉ですが、こうも言えるでしょう。

「上手こそ好きを生みにけり」

誰かからでなくとも構いません。
皆さん自身の小さな「できる」。
目を向けてみてあげてください。


m_oji





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