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アパレル業界から独学でエンジニアヘ転身。ミツモア入社半年でチームリーダーとなったメンバーの情熱に迫る

ミツモアにはさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。プロダクト部の開発4グループで、現在はリーダーも務めているエンジニアの宮内理沙もその一人。

じつは宮内、エンジニアになったのは数年前のことでした。それ以前はアパレル業界で販売をしていたのです。

そんな彼女がエンジニアへキャリアチェンジするきっかけは何だったのか?そして、ミツモア入社に至るまでの経緯は?キャリアを紐解くと、宮内の秘めた情熱が浮かび上がってきました。

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宮内理沙 Risa Miyauchi 開発4グループ
青山学院女子短期大学卒。5年間外資ブランド等で販売職に従事。地方への転居とITへの興味をきっかけにプログラミングを独学で勉強を始める。未経験で社員50名規模の中小SIerへ入社。2年ほどエンジニアとして経験を積んだのち、2021年2月にミツモアに社員としてジョイン。

エンジニアを目指し、独学でプログラミングを勉強してキャリアチェンジ

ーまずはじめに、なぜエンジニアになろうと思ったのか教えてください。

宮内:私は短大を卒業してからずっとアパレル業界で販売職をしていました。不満はなかったんですが、いつか転職するなら、パソコンを使って何かを作る仕事をしたい気持ちがありました。というのも、ペンタブで絵を描いたり、楽曲制作したり、パソコンを使うことに親しみがあったからです。

そして25歳ぐらいの時に青森に引っ越すきっかけがありました。これを機に、新しいことに挑戦したいと思ったときに「エンジニア」が最初に思い浮かびました。映画などで、パソコンをカタカタしながら何か作っている姿に、漠然とした憧れがあったんですよね。

そこからYouTubeでプログラミングの動画を見ながら、一時停止して理解するまで考えて作ってみて…と、学習を重ねました。

ー一口にプログラミングといえど様々な言語がありますが、まずは何から学び始めたんですか?

宮内:高校生の時にHTMLを書いたりしていたので、まずそのあたりの知識を深めました。久しぶりにCSSを書いたら、新しい機能がたくさんあって驚きました。さらに、知識を一気に吸収するため、PHPとHTMLで組んで、それをレンタルサーバにアップロードして自分のHPも作ってみました。その後、40〜50名規模のSIer企業に未経験でエンジニアとして入社。面接の時には、HPをポートフォリオとして持っていきました。

ー未経験としてSIer企業に入社したとのことですが、業務をしながらキャッチアップもしていた感じですか?

宮内:おっしゃる通りです。ただ、独学と、入社して実際業務としてコードを書くのとでは、全く違いました。当初はフレームワークを使うことなど知らずに、本当にピュアなPHPで書いていました。それに、SIer企業は受託開発もしていたので、スピード感を求められました。フレームワークを使うことにかなり苦戦しながら、キャッチアップしていきましたね。

ーほかにも、独学と実務で違うところはありましたか?

宮内:前職の会社で最初に開発を任せられたのが、勤怠管理システムでした。出勤や退社を打刻すると自動的にタイムシートが生成されるものです。それを入社してすぐ「勉強がてら作って下さい」と言われ、設計から始めたのですが、UIデザインなど、一人で勉強していると意識できていない部分が多かった。プログラミングでものを作ることは、ただコーディングするだけではなくて、最初から設計やUIデザインを緻密に作り上げていくものなんだと学んだ仕事でしたね。

ミツモア入社のきっかけは「一歩先へ進んだミッション内容」

ーその後、宮内さんはミツモアへ転職しています。どういう意思決定からですか?

宮内:転職を意識し始めた理由は、もっといろいろな人に自分の開発スキルを評価してもらいたかったからでした。前職のSIer企業にコードをレビューする文化がなかったんです。もちろんそのスタイル自体を否定するわけではありませんが、私としては、もっといろいろな人の意見を受けながらエンジニアリングを研鑽したかった。

また、当時はSPA(シングルページアプリケーション)にすごく興味があり、空いた時間にReactなどの勉強を始めていました。そのため、Reactが使えて、コードレビュー文化がとてもしっかりしていて、業務がたくさんあるようなスタートアップの会社に行きたいと思っていたんです。ただ、スタートアップの会社は経験2、3年が雇用条件になっているところが多いので、あと1〜2年がんばって転職しようと決めました。

ースタートアップの会社は今あまたある中で、なぜミツモアだったんですか?

宮内:スタートアップ企業は、各社さまざまなミッション/ビジョン/バリューがあります。でも、ミツモアは“一歩先”を進んでいる気がしたんです。「日本のGDPを上げる、日本の生産性を向上させる」という大きな目標を明確に掲げているのが、私にはとても衝撃でした。他のスタートアップとちょっと違うぞと感じたことが大きかったですね。

ミツモアのカジュアル面談では、CTOの柄澤に社内ツールの管理画面などを見せてもらいました。「ミツモアは常に新しいカテゴリにサービスを展開していって、こういった時にビジネスチームはどういう風に動いて、開発はどういうことをして」と、画面を見ながら丁寧に説明してくれたんです。おかげで、イメージがわきやすかった。何より、情報をオープンにしていて、わかりやすく説明してくれる人がCTOだということが、とても好印象だったんです。社風みたいなものを感じ取れたのは、決め手の1つになっています。

着実に成長を重ね、チームリーダーへ

ーそして、ミツモア入社後は?

宮内:私が入社した当時はまだ社員エンジニアも5人しかいなくて、どうやってドキュメントを探せばいいかわからない状態でした。他のメンバーに聞けば解決できるのですが、皆さん忙しく働いているのですぐに回答が得られなかったり、聞くのも遠慮してしまったりで、なかなか時間がかかってしまう状況でした。一つひとつ確認して、技術的なところは自分で調べて疑問を解消して…細かなことを積み重ねでキャッチアップしていました。

ー情報はあったけど、まだ整備はされていなかった?

宮内:整備は追いついていませんでしたね。そこでくじけないモチベーションを維持するのは、けっこう大変でした(笑)。それさえ越えればどんどん自分で新しいことができました。この学びを得て、今では新たに入社するメンバーのためにドキュメントを整えようと積極的に動き出しています。

ー入社当時はどんな仕事を?

宮内:入社当時は、自動応募まわりの新しい機能開発や修正などを担当してました。あとはメール送信まわりや、依頼者まわりの機能開発ですね。

ー自動応募などの開発を担当してみてどうでしたか?

宮内:前の会社は受託開発だったので、クライアントから「こういうソフトがほしい」と依頼を受けてから開発を進めていく流れでした。ミツモアは「開発するに当たって、こういう背景があったから、こういうことがしたいんだよね」「だったらこれも変えた方が良くない?」と、わりと初期の段階からエンジニアが考えることができる。そのあたりが全然違いました。

ー主体性を持つことが必要だったのですね。それは切り替えが必要でしたね。

宮内:そうですね。背景を知ることで、自然と主体性が引き出される機会が与えられたと思います。

ミツモアに入社当時は新規ユーザー的な視点でミツモアを見ることができたので「この写真の置き場所と導線かなりわかりにくくないですか?」というつぶやきをslackにしました。そこを先輩エンジニアの坂本が拾ってくれました。「ここに導線のリンク置けばわかりやすいと思います」と提案したら「それいいね」と採用され、「じゃあやっといて」といわれ、自分で実装してみました。そういう時に、前職と違う主体性を実感しますね。

ー現在は、どういった業務をしているんですか?

宮内:今は、立ち上がって間もないマーケティングプラットフォームというサービスの開発リードを担当しています!その開発を担当する開発4チームのリーダーも担当しているんです。業務内容は、コンバージョンを上げるためにはどうしたらいいのか、まだユーザーが少ない状態で、どうしたら依頼者体験を向上できるかなどに対するソリューションを考えているんです。日々、難しさを感じていますね。

ーリーダーをするようになって、工夫していることはありますか?

宮内:いろんなメンバーがいて、モチベーションの上がり方は人それぞれだと思うので、一人ひとり、違うコミュニケーションをとるようにしています。ただ感謝の気持ちは必ずいつも伝えるようにしています。私がお願いしたタスクをやってくれて、それが当たり前ではなくて「いつもやってくれてありがとう」という気持ちをダイレクトに伝えるようにはしています。

ミツモアで働くことと、エンジニアとしての未来像について

ーミツモアに入社して良かったと感じることは?

宮内:入社直後のことを思い出すと、わからなかったところが理解できて、実際のタスクに達成感があるところでしょうか。「私にもこれできるんだ!」と、成功体験が何回にも積み重なっていくので、そこが一番楽しい。

チームとしては、何人かでタスクを分割して、アサインして一緒に進ながら大きめのタスクをやり遂げた感は楽しいですね。

ーミツモアに入社したことで、何か変化を感じていることはありますか?

宮内:ミツモアには、一つの仕事に対して「これどうしよう」と自分で考えなければいけない時がどのエンジニアにもあります。主体的に動くことの大事さを入社した時に感じていたんですけど、それが今では当たり前になってきています。気づいたら自分で色々動いているようになっていました。自然に主体的に動ける人材になっているのだろうなと実感しています。

ー今後やりたいこととか、こんなことやれるようになればいいなと思っていることはありますか?

宮内:最初の頃、1on1の面談で、将来的なエンジニアキャリアとして、スペシャリストか、マネージメントかどちらを目指しているか聞かれたことがありました。

もともと、何か人の役に立ちたい、社会の役に立ちたいという気持ちを持っていましたし、人の役に立つ仕事は好きでした。ですから、スペシャリストとして技術を追い求めていくよりはプロジェクトマネージャーやチームマネージャーなど、幅広いところに貢献できるポジションにつきたかった。そういった自分の挑戦心をすくってもらい、今は開発4チームのリーダーを任せてもらうことになりました。ただ、やっぱりリーダーとして、テクニカルな知識がないとメンバーをサポートできません。引き続き、どんどん新しい技術に興味を持ち続けてITトレンドにキャッチアップし続けられるエンジニアでありたいと思っています。

ーミツモアの良さを宮内さんだったらどう表現しますか? 

宮内:チャンスが平等に与えられる会社だと思います。挑戦したいと思ったら「ノー」という人はいない。大きな仕事でもその人にモチベーションがあれば信頼して与えてくれるので、本当に成長するチャンスがとてもたくさんあると思います。

ーありがとうございました!

(インタビュー・編集:福岡夏樹 ライティング:吉田千枝子)

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