自己分析で目指すのは、自分の意志で”輝ける場所”を決めること【User's Voice M.K.さん】
「これまで一社経験しかなく、自分のキャリアを考える機会なんてなかった」というM.K.さん。管理職への打診や、転職を考えたことをきっかけに、自己分析は大事だと気付き、意識的に自分に向き合う機会を作ってこられたそうです。そして、いま、自分が本当に望む仕事・働き方を手に入れるために、キャリアプログラムを受講されています。M.K.さんに受講前後の様子をお聞きしました。
キャリアに迷って気付く”自己分析”の大切さ
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
M.K.です。ユーザー系SlerでSEをしています。文系出身ですが、手に職をつけたい、女性も活躍できそう、職場の雰囲気が良いという理由から新卒で今の会社にSEとして入社し、そのまま20年ほど勤務しています。
これまで産休育休を2回取得しており、大きな異動はないものの、いまは管理職として勤務しています。2023年春に下の子どもが小1になったのを機に、時短勤務の管理職になりました。
ーーミートキャリアとの出会いを教えてください。
きっかけは、2020年頃に「管理職にならないか」という打診を受けて迷っていたとき、いろいろ調べるなかでミートキャリアを知りました。
自分のキャリアを意識したことで「そういえば自己分析ちゃんとやったことないな」って思って、『大人の自己分析プログラム』を受講しました。(※現在はサービス終了)
ーー自己分析をきっかけに「管理職を受けるか受けないか」は判断できましたか?
そうですね。この自己分析の後に、続けてオンラインで話すキャリアカウンセリングも受けたことで(※現在はサービス終了)、「管理職やってみよう」と決心することができました。
自己分析だけでは決められなかったと思いますが、まずテキストで経験・実績・強みの棚卸しと言語化をしたことによって、その後のカウンセリングで「管理職になった自分と、このまま担当者として経験を積む自分」を客観的に比較できたので、前に進めることができました。
ーーこれまで自分を振り返る機会はありませんでしたか?
なかったですね。最初の10年なんて、ただ目の前の仕事をこなすのに一生懸命でしたし、会社で自分のキャリアを話すこともなかったですし。上司との面談でも業務や成果の話ばかりで、スキルといっても「業務上〇〇が足らないから、いつまでに△△を習得しよう」という話ばかりだったな、と。
2013年、1回目の育休から復帰した時に以前希望した海外向けの仕事を担当する部署に異動しましたが、その時も、新しい働き方に慣れるのに精一杯で。以降も、大きな変化も無かったので「今後のキャリアをどうしよう」って考えた記憶がないです。
ーー管理職になった後はどうでしたか?
もう激務で(涙)1年くらいやりましたが「これ以上続けられない」って思って転職を考えました。でも、「本当にこのまま転職に進んでいいのかな?」って自分で決められなくて…。まずは、転職すべきかどうかをフラットな視点で考えられるサービスを利用しようと、他社の自己理解プログラムを受講して、一応「転職する」という方向性までは決めました。
ーーその後に、キャリアプログラムの受講を始められたのですね。すぐに転職活動はしなかったのですか?
転職を決めたのは2022年冬なんですが、翌年小1になる子どもがいて、「いま自分が新しい仕事に飛び込むのは適切ではない」と、2023年冬までは現職を続けることにしたんです。それで、時間的に余裕ができたので、キャリアプログラムの受講を決めました。
すでに自己分析はやっているので、職務経歴書だけなら自分で書けたかもしれません。でも、まだ自分のやりたいことを言語化できなかったので、キャリアプログラムの”自分が輝ける場所を見つける”という点と、私は人に「やります!」って宣言した方がやれるタイプという点から、プログラムの受講期間とスタイルが合致したので受講しました。
いろんな角度から自分のことを考えられる面白さ
ーーキャリアプログラムを受講されて、率直にどうですか?M.K.さんにとっては、自分を振り返るのは3回目くらいになると思いますが…。
自己分析って、一言でいっても「こんなにいろんな角度から考えられるのか」ってことがわかってとても面白いです。
「強み」や「特性」を考えるだけでも、原体験から振り返ったり、クリフトンストレングスで診断したり、興味関心から深掘りしたりしますよね。これだけさまざまな角度から見るんだから、まちがいなく「これが私の特性だわ」って思えて、納得感が高いです。
ーー納得感が高い!嬉しいです。自分を振り返る過程で、同じことをまたしているなって感覚はありませんか?
それほど感じないですね。確かに、ワークによっては、過去に考えたことをもう一度考える内容はありますが、自分でさらに深掘りできるようになったり、いまだから思い出せること、気付けることもあります。
「やっぱり、そうなんだ!」というのは納得感に繋がりますし、「そうだったんだ!」という新たな気付きもたくさんありました。半々くらいな気がします。
ーー自分を見つめた分だけ「新しい自分」を知れるワクワク感がありそうですね。でも、自己分析に再びお金をかけることに迷いはありませんでしたか?
確かに、そこは悩みましたね。私も、最初は「自己分析ってお金払ってまでやることなの?」って迷いました。でも、実際やってみたら、自分が「過去にどれだけのことをやってきたか」をちゃんと知ることができて、自己肯定感をあげられたし、満足感も得られたし、いまは「自己分析はお金をかける価値がある」と実感してます。
今回も、一括払いだったら迷ったかもしれませんが、月払いならいけるな、と。「今月洋服買おうと思っていたけど、自分のキャリアに充てよう」という感じですかね(笑)
ーー”内面を磨く投資”という見方もできそうですね!決め手の1つにもなったキャリアプランナーの伴走はいかがですか?
ありがたいです。自分1人だと、ここまで自分のことを振り返るなんてできないでしょうし、誰かにいつまでに見せなきゃいけないって思うから書こうって思えます。こういうのは近い友人ではなかなかできません。キャリア支援のプロが見てくれるからこそ自分を客観視できたり、新しい気付きをもらえたり。「どんなコメントもらえるかな」「次はどんなワークが来るのかな」っていうのも、今では楽しみにになってます。
自分の意志で、自分が輝ける場所を見つけたい
ーーいま3ヶ月を終えた頃ですが、なにか変わったことはありますか?
去年までは仕事中心の生活で慢性的に疲れていたのですが、今はわりと元気に過ごせています(笑) 子供の話を聞く余裕もできて、メリハリがつきました。特に、3ヶ月目にやった『特性7days』や『能力7days』で、毎日日記を書き、そこで活かした特性や能力を振り返ってみると、わりと自分の時間も取れていることに気付けたのが大きかったですね。
やっぱり、自分が「少しでもやりたいことに向かっている」って自覚できると、日々の生活に潤いが出ることを実感します。
ーー少し先の転職活動に向けてはどうですか?
プログラムを終えたら、「自分が輝ける場所を、自分で見つけられそう」という期待でいっぱいです。
過去に、エージェントから出された求人はこれまでのキャリアから選ばれたものばかりで、自分の望むものと何か違うって違和感があったんですね。それが何なのか、先日ウェビナーに参加して腑に落ちました。喜多村さんが「転職活動では、いまの仕事で満足していることを見落としがち、不足しているものだけ求めがち。」と仰ってて、まさにそうだな、と。
今度は「自分が欲しいものを包含して仕事を考えよう」と思っているので、そのためにも、自分で意志をもって仕事を考えたり、求人を選んだりできるようになりたいです。
どんな人におすすめしたいですか?
ーーキャリアプログラムをおすすめするとしたら、どのような人に受けてもらいたいですか?
まわりで仕事に悩んでいる人はたくさんいますが、だいたいは勤務時間やリモートといった「働き方」の話ばかりなんですよね。「なにがしたい」という話はあまり出ない。それって、考える機会が無いんだと思います。自分も無かったからそれはわかります。
だからこそ、まずは自分のキャリアを考える時間を設けて欲しいですね。特に「このまま仕事続けていいのかな」「新しい仕事はじめたいな」って転機を迎えたい人にはぜひ受けてほしいなと思います。
ーーM.K.さん、素敵なお話をありがとうございました!
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