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年度末の「ジャーナリング」

もうすぐ3月も終わり
新学期がスタートしますね。

…だなんて、
いかにも、それっぽい
もっともらしい書き出しが
実に、小っ恥ずかしい。

ひねくれ者なんです、わたしは。


でも、実際にわたしにとって
「新学期」というのは
遠い昔の響きなんです。

わたしには子供がいないので
学校運営の「区切り」というものに
縁遠いというのもありますし
加えて、
わたしの社会人生活は
ずっと外資系企業。
スタートは1月という
ルーティンだったので
「4月はスタートの月」という
感覚がすっかり薄れてしまっています。

しかし、コロナを機に
ずっと日本にいる生活を送るようになり
街の至る場所に掲げられてるポップや
各種メディアから発せられる言葉
そして、何より
「桜」の咲いていく様子を
定点観測していくうちに
「4月」が特別な月であることを思い出し
なんとなくフレッシュな気持ちに。

意図せずとも、小さな頃から
脳と身体に刷り込まれてきた
「4月、新生活」という感覚を
思い出しております。

しばらく眠っていた
この感覚が
わたしの中でムクムクと
起き上がっているのは
間違いなく「桜」効果。

毎日、桜が咲く過程を
つぶさに観察し続けているため
「桜」が記憶を掘り起こし
「新生活」の気持ちが
盛り上がっているのだろうと。

吸収力が極めて高い幼少の頃の
「新生活」と「桜」の刷り込みは
オトナになっても抜けないもので
当たり前ですが
自分が「日本人」であることを
あらためて感じております。

かといって
わたしに何か特別な新しい生活が
始まるわけではないのです。

とはいえ
せっかく桜咲く4月を迎えるんだし
いつものように淡々と
時を流してしまうのは
もったいない!と
ケチ根性がモゾモゾ。

そんなわけで
マインドフルネス的な
「区切りのジャーナリング」をしました。

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1,879字
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