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お肉を食べたくない理由。

2022年1月14日に、インスタグラムでいただいたご質問に、ayaが恥ずかしげもなくバカ正直に答えます。サンプル1の事例として、回答を楽しんでいただき、誰かの参考になればいいな。当コンテンツは「ガールズトーク。」マガジンにまとめています。

「お肉を控えている理由」について
書こうと思いますが
この手の話は
とてもセンシティブだということは
十分にわかっています。

それでも、純粋に「なんで食べないの?」と
思っている人もいると思うので
あえて、赤裸々に記述します。

あくまでも、世界中の中のたった一人の
しかも、たいしたことない一般人の
おばさんの考え方だと思って
読んでいただきたいと思います。

さて、最近は日本でも
お肉を食べない人も多くなってきていて
わたしの近所のスーパーでも
大豆ミートが店頭に並ぶようになりました。
皆さんは、なにをきっかけに
お肉を食べないようになるのかしら?
わたしも知りたいwww

この世は、なんでも分類したがり
人にタグをつけたがる傾向がありますが
わたしは、
ヴィーガンでもベジタリアンでもありません。
分類で言うと「プラントベース」でして
最近では「フレキシタリアン」と
呼ばれるようになっていますが
その名付け、どうでもいい…。
マーケティングの腐敗臭しかしない。

これらの嗜好の分類は
どのくらい動物性のものを食べるか?
によって決まっているのですが
わたしは、
「お肉を食べたくない」
「牛乳を飲みたくない」
と言う姿勢です。

100%「食べない」ではなく
「食べたくない」と言う姿勢。

実際のところ、
本当に時々、お肉を食べます。
ヨーグルトを食べるので
牛乳をとっています。
卵も時折、食べます。

自分が作る自宅の料理では
お肉を食べることは”ほぼ”ないのだけど
うちの人は、やっぱり野菜だけだと
物足りないようなので
しょうがなく、お肉料理が食卓に並ぶ時もあります。
それでも、わたしはほとんど食べないかな。

お友達と食事に行ったりするときには
お肉を食べることもあります。
最近は、わたしの嗜好を
十分に理解している人としか
あまり食事に行かないので
いちいち説明する必要がなくなり
お肉を食べるお店を選ばなくなったから
外食でもお肉を食べることは
ほとんどなくなりました。

お肉を食べないようになったのは
ヨガのマインドに真剣になった時だから
15年くらい前でしょうか。

理由はいくつもあります。
最初のきっかけはヨガで
わたしはアメリカでヨガを知ったので
ヨギーたちの多くはヴィーガンでした。

一緒のスタジオに通う人たちが
レザーの靴もカバンも持たないような
ヴィーガンだったので
かなり影響を受けました。

当時、米国のヨガの多くは
日本のようにポーズだけとらわれず
メディテーションとか
呼吸法とかを用いながら
マインドを鍛える内容も多く含まれていました。

その中で「ヨガ八支則」という
ヨガの基本となる教えがあります。

文字が示す通り、
ヨギーたるものであれば
誰もが守るべき「8つの掟」と言う
イメージでしょうか。
わたしはヨギーの端くれですが
わたしなりに、なるべく意識しています。

8つの教えの中に
アヒンサー(アヒムサ)というのがあり
これは、『非暴力』の行動規範です。

主としては、
生き物を殺したり
害したりしないということ。

加えて、
相手を攻撃する言葉を用いないなど
少し幅広目の暴力を規制する教えです。

とても大事な教えでして
この教えがあるから、ヨギーの多くは
ヴィーガンなのです。

わたしも、この教えをきっかけに
お肉を食べなくなりました。

でも、わたしがお肉を食べない理由は
ヨガの教えだけではありません。

もともと、子供の頃から動物愛が強く
「ムツゴロウ王国」に真剣に憧れるほどで
(↑若い人は知らないかも、ムツゴロウ)
今でも犬を飼っていることもあり
動物が人間と同じように
感情があることを知っています。
「悲しい」とか「嬉しい」とか
「びっくりした」とか
そういう感情がある生き物を
殺害して嗜好品として食べることに
わたしは、抵抗があります。

ましてや、殺害するために「飼う」
食肉の工業化は
理解に苦しみます。
生まれた時から小さな部屋で
ロープで括り付けられたり
十分なスペースを与えられなかったり…。
さらに、薬漬けになったり
子供を産んだ後すぐに引き離され
子供ためのミルクを
機械で搾乳されたり…。

人間は、どういう権利があって
同じ生き物に対して
こんなにも酷い行いができるのだろうか…と。

もし、私たちの身体の構造が
元々、栄養として肉を必要とするのならば
仕方のないことだと思いますが
私たちの身体は、お肉を摂取しなくても
生きていくことができます。
つまり、お肉は嗜好品。
嗜好品として、命を奪い取るとか
過酷な暮らしを虐げるなんて
暴力を超えているんじゃないかと…。

いろんな考え方があると思いますから
一概に全てがこの限りではないと思いますが
わたしが「お肉を食べたくない」という
最大の理由が、この動物虐待に
加担したくないという思いです。

もう一つ、わたしが
「お肉を食べたくない」と思う理由は
たまに食べると
身体がびっくりするんです。

お肉は、消化にパワーがかかります。

当たり前のことで
考えてみてください
わたしという「肉」が
他の「肉」を消化するのですから
雰囲気からして
パワーがかかりそうですよね。

消化にパワーがかかるということは
いつも、わたしの身体が証明します。

先日、とある理由で
よりによって、焼肉を食べてしまったんです。
たくさんは食べなかったのだけど
その夜は入眠に時間がかかりました。

これは、お肉を食べたから
力がみなぎって目が冴えた
と、言うことではありません。
消化に時間がかかって
身体がまだ寝ちゃダメですよ!
っていうサインを出しているんです。

睡眠中は、身体はデトックスをするため
日中忙しく働いている臓器は
ちょっとおやすみモードになります。
でも、夕食にお肉を食べたため
胃が必死で消化をしていて
まだお休みモードに入れないから
眠りにつけない。。。と。

何年かぶりに、この体験をしましたが
お肉を食べることの
身体への負担を強く実感しました。

ちなみに過剰に消化すると
身体は炎症します。
その炎症は、皮膚にももちろん現れます。
炎症していると、免疫力も低下するので
消化の良くないものを食べると言うことは
あらゆる問題の根源になるんですよね。

そんな身体への負担も
「お肉を食べたくない」理由の一つです。

ここまで書くと、
「おい、環境破壊は?」って思う人も
いらっしゃるでしょうね。
もちろん、環境破壊としても
家畜の影響は深刻な問題だと思っています。

でも、わたしの本音は、
「動物愛」と「身体への負担」。

本当は、シューズもバッグなど
レザーアイテムも避けたいところだけど
こればっかりは。
矛盾してますよね、わかってるんだけど。。。
せめて、新しく買わないようにしよう。
今持っているものは、一生使おう。

100%ヴィーガンというのは
まだまだわたしには、難しいのだけど
「動物に対する対等の意識」は
忘れないようにしたいと
いつも思っています。

そんなわけで
わたしが「お肉を控えている理由」でした。

今日、この文章を書くことで
あらためて、思考の見直しができました。
ご質問いただいた方
ありがとうございました。


みなさまのサポートを糧に、本を貪り、誠実なコラムを書きづけたいと思っています。いつもサポート頂いている皆さま、本当にありがとうございます。