『毒になる親 一生苦しむ子供 』読了
『ママ、怒らないで』の参考文献のなかに『毒になる親』という本があり、ずっと前から気になっていました。
2017年5月頃に読み終えることが出来ました。
自分にとって、大事なことが述べられている箇所が多くて、読書ノートにメモするのが止まらないほどでしたφ(..)
様々な虐待の種類があるということ。
それに関する詳細が読んでると、感情が激しく揺さぶられて辛い。
苦しくなってくるので、何度も休憩を挟むのを繰り返しながら、かなり時間をかけて読んでいきました。
でも、この本に出会えたことで、これまで自分が把握していた内容が改められることになり、理解をさらに深めることが出来ました。
特に、心理的(精神的)虐待については、
心理的虐待の実態が外側からはものすごく見えにくくて、わかりにくいものであるということ、
身体的虐待によるダメージと大差がないほど、大人になってからも、様々な悪影響を及ぼすということがわかりました。
どうして、こんなに生きづらくてしんどいのか?
わけも分からず、人生につまづいて、悩み苦しんでしまうなんて
本当に恐ろしく感じました。
1番ありがたかったことは、本当の自分を取り戻す方法や、怒りと悲しみの対処方法が書かれていたことです。
親がいかに無責任で、子どもを支配して、
子どもの人生を狂わせてきたかということ。
無理に親を許そうとしなくてもいいんだということ。
知っているかどうかで、だいぶ違います。
図書館で借りて読んだので、個人的にも欲しい1冊となりました。
『不幸にする親』という本も、また読むのを再開したいです。
文庫本が店頭にあったので、購入しようか迷い中です。
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