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パラレルワーカーで良かった5つのことと残念な2つのこと|私なりの解決策

今回は、パラレルワーカーである私の仕事内容を紹介しつつ、個人的メリットとデメリット、解決策を提示します。

ますはじめに「パラレルワーク」についての概要を簡潔に。また、副業とパラレルワークのちがいについて混乱される前に、私なりの解釈もまとめてみたので、参考までにご覧ください。

パラレルワークとは、複数の収入源を持ちひとつのビジネスに依存しない働き方のこと。

引用元:ジョイキャリア

副業とパラレルワークのちがいについて

これはあくまでも個人的な解釈ですが、副業はサブ収入が目的であり、パラレルワークは自己投資。つまり、報酬が目的ではなく将来のスキルアップや、キャリアアップにつながることが目的だと捉えています。

実際、私も新卒で入社した会社員時代より、今の方が収入ダウンしています。それでも今の方が全然幸せですし、毎日が楽しいです。(強がりではありません)これから紹介するパラレルワークのメリットを見てもらえれば、納得できるのではないでしょうか。

私のパラレルワークについて

現在、私の活動内容は以下の通りです。

タイマッサージセラピスト

登録販売者(研修中)

Webライター

あまり偏りはありませんが、比重としては登録販売者>タイマッサージ>Webライターとなります。どれもスキル、キャリアがものをいいます。なのであまり偏ってしまうと、ひとつのキャリアがおざなりになるので何が何でも並行します。

パラレルワークのメリット

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・リスクヘッジができる

仮に、ひとつのビジネスで失敗してしまった時や、やむを得ず休業や退職しても、収入がゼロになることはありません。他のビジネスでカバーし、収入を増やすことができるからです。何かあっても個人で稼げる力があるだけで、柔軟に働けます。

・スキルアップやモチベーションアップにつながる

ひとつの環境で集中しすぎると、どうしても煮詰まったり、視野が狭くなったりしませんか?パラレルワークは、さまざまな環境に身をおけるので、良い気分転換になりますし、思わぬアイデアが閃きます。また、ひとつのビジネスでは得られないスキルや能力を培うチャンスがありますよ。

・各キャリアのスキルで相乗効果が生まれる

複数の要素が合わさると、ビジネスに良い影響をもたらす場合があります。

例えば私の場合だと、タイマッサージスキルに登録販売者の知識を活かしてゲストの健康をサポートし、指名率が上がりました

タイマッサージの施術を受けに来たゲストには、付加価値として養生法やホームケアを提供しています。疲れの対症療法ではなく、ゲストの健康を長期的にサポートできるのが強みです。

ひとつのスキルを磨くことももちろん大切ですが、そこに何かプラスαできる新しい価値を生み出すことが相乗効果への道です。

・出会いの輪が広がる

複数の環境にいると、それだけでたくさんの人との出会いがあります。「そんな考え方があったのか」とか「この人の生き方参考になるな」とか、そういう新しい気付きを与えてくれる人の存在はとても貴重です。もしかしたら、メンターに出会えるチャンスも転がっているかもしれません。

・人間関係が楽になる

一か所に人が集まれば、派閥は起こりやすいもの。職場でできる派閥ほどめんどうなものはありません。パラレルワーカーは「仲良しごっこ」をしている暇がないので、めんどうな派閥争いからエスケープできますよ。本当に個人的なメリットですが、どの派閥にも属さず、職場の人と適切な距離が取りやすいのもパラレルワークの魅力だと感じます。

パラレルワークのデメリット

・キャリアが「浅く広い」傾向に

懸念するのは、それぞれのキャリアが中途半端になること。パラレルワークを無計画でやると、どれも宙ぶらりんになってしまいます。結局、ビジネスに費やす時間が分散するのは避けて通れません。

・スケジュール管理が難しい

複数の仕事をこなすとなると、大変なのがスケジュール管理。私の場合1日に3つの仕事をこなす時もあります。昼はあっちに行って~夜はあっちに行って~の時もあれば、自宅で同時進行することも。稼ぎたいなら別ですが、複業だけあって仕事を優先するとプライベートの時間がほとんどないのが現実。無理しない範囲で、その日その日の仕事の取り組み方を考える力が必要です。

私なりの解決策

課題→キャリアが浅く広くなる

解決策→複数のスキルを合わせて相乗効果のあるビジネスを選択する

パラレルワークは各々のビジネスにかける時間が分散されるので、どうしてもキャリアが浅くなりがち。逆転の発想で、その弱点を強みに転換できれば問題ありません。役立つスキルを持てば、それぞれのビジネスを深めることができます。また、同時並行でいろんな経験ができるのもパラレルワークの魅力です。毎日が、新しい発見の連続ですよ。

課題→スケジュール管理が難しい

解決策→セルフマネジメントをしっかり保つ

過労で倒れてしまわないよう常に体調管理に気を配る必要があります。また、仕事をダブルブッキングさせないようスケジュールは徹底しなければいけません。私はいつもandroid版のGoogleカレンダーを使用しています。PC・スマホなど、どのデバイスでも共有できるので便利です。

パラレルワークに向いてる人

普段はとことん出不精の私ですが「思い立ったが吉日」の精神を持っていて、興味があること、おもしろそうなところにはすぐ乗っかりますし、飛んでいくフットワークの軽さがあります。おそらく、そんな人がパラレルワークに向いている気がします。これまで私が出会ってきた同志たちも、世間や家庭の常識にとらわれず、自分なりの宇宙を持っている人が多いです。

私の働き方について

今の働き方は毎日が刺激的で、とても充実した過ごし方だと実感しています。ただ「この先何年も続けて行こう!」という気はありません。最低でも2年は続ける必要があるので今はパラレルワークですが、ゆくゆくはタイ留学や教材を作って自分なりのビジネススタイルを確立していく予定です。私の場合、目標や期間(ガチガチではなくゆるめの)を予め決めておいた方がモチベーションが維持できます。

大げさですがパラレルワークは人生の坂道だと思っていて、決して楽ではありません。それでも目標というゴールを目指し、そこから見る景色は今よりももっと綺麗だと信じて登っています。もちろんそのゴールにたどり着いたから終わりではなく、坂道を登ったからこそ行ける新しい道へ進みたいです。


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