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医療の未来を見据えて「クラウド型電子カルテ」という新たな領域に挑んだ理由

こんにちは、メドレー採用担当の永野です。
テクノロジーを活用した事業やプロジェクトを通じて「納得できる医療」の実現を目指す。そんな理念に賛同して、院内にサーバーを設置して運用するオンプレミス型の電子カルテを扱っている企業から、クラウド型電子カルテを初めとした診療支援システムのSaaS(Software as a Service)を提供しているメドレーにジョインした皆さんに、転職した理由について話してもらいました。

オンプレミス型のシステム構築・運用に従事してきた経験を、クラウド型システムでどのように活かすことができるのか。医療DXを担うメドレーでの働き方が見えてきます。


登場人物

田中さん(左)
CLINICS事業部カスタマーサクセス部カスタマーサポートチーム リーダー
新卒から5年間医療事務として従事、その後オンプレミス型の電子カルテメーカーに転職し導入支援を担当、2022年9月メドレー入社

伊藤さん(中央)
CLINICS事業部カスタマーサクセス部カスタマーサポートチーム
前職は医療事務とオンプレミス型レセプトコンピューターや電子カルテ導入支援に従事、2022年6月メドレー入社

有馬さん(右)
CLINICS事業部カスタマーサクセス部オンボーディングチーム
新卒から5年間、医療機関への電子カルテパッケージの導入・保守に従事、2022年11月メドレー入社

予約〜診察・カルテ・分析と診療体験全体を考慮した総合自社システムに魅了されて

---はじめに、皆さんのご経歴と転職にあたってメドレーを選んだ理由についてお聞かせください。

伊藤:
ファーストキャリアは大学病院での医療事務です。もともと転勤族だったので、どこに行ってもできる仕事がいいなと考えたときに、病院ならどこの地域でもあると思ったのがきっかけでした。その後は、システムを構築する側を経験したいと考え、診療報酬明細書(レセプト)を作成するレセプトコンピューターおよび電子カルテシステムの導入支援を行う会社に転職し、システムの導入からその後のインストラクター業務まで、オンプレミス型運用の業務全般を経験しました。

転職のきっかけは、純粋に「他社のシステムが気になったから」というものでした。様々な会社のシステムを目にすることはありましたが、そのなかでもメドレーの提供するCLINICSカルテの画面がシンプルで美しいと感じていました。実はそれがメドレーを志望した動機のひとつです。

また、選考中に出会った女性の面接官(今の上司です)から、様々なライフイベントが多い女性も職場で活躍しているという話を聞けたことも、決め手になりました。
前職では、子育てと仕事の両立に苦労している人も多かった印象なのですが、メドレーは産休や育休から戻る社員が多いことを知り、子育てをしながら仕事にも打ち込める環境だと確信しました。実際に期待していた通りの職場だと感じています。

田中:
私は、新卒から10年以上医療業界で働いてきたなかで、昨今の医療DXの流れや、クラウド型での運用が浸透しつつあることを肌で感じていました。この時代の変化に合わせて、自分も今後は医療系システムのクラウド運用に携わり、そこで経験を深めていきたいと考えて転職を決意しました。

メドレーのことは、他社の電子カルテが気になり調べていた時に、検索トップに出てきていたので知っていました。
メドレーの魅力は、自前でオンライン診療システムを持ち、薬局向けのシステムも連携させ、さらに、医療機関向けのサービスだけでなく患者向けのアプリも展開していて、診察から処方までサポートできる仕組みを構築できているところです。電子カルテだけでなく、医療全体に携われる仕事をしていきたい、という私の志望にまさに合致する会社でした。

有馬:
私は新卒から5年間、老舗のシステムインテグレーターに勤め、医療システムを取り扱う部署でお客さまの支援をしてきました。100〜300床規模の病院に向けた電子カルテの導入エンジニアとして、契約いただいた医療機関に常駐し、システムの導入および運用保守の支援を行うのが主な業務でした。
メーカーのパッケージを扱う販売店でしたので、自社製品は手掛けておらず、もっと期待に添える支援をしたいけど、できることに限りがあることに限界を感じていました。

そんなときに、職場の大先輩の転職先がメドレーだと知って興味を持ち、関連する記事などは全て読みました。

自社製品を提供している点はもちろん、大切にしている価値観「Our Essentials」に表現されている社風にも惹かれ、ここで働いてみたいと希望するようになったのです。
入社してみると、まさに期待の通りで、チームのみんなが医療ヘルスケア業界を良くしていくためにスピード感をもって動いているところを尊敬しています。

オンプレミスでの経験を活かしての仕事のやりがいや、面白さについて

---メドレーでどんな業務を担当をしていますか。クラウドならではの仕事のやりがいや面白さについても教えてください。

田中:
電子カルテのサポートチームのリーダーをしています。医療機関からの問い合わせ対応のほかに、開発チームなど他部署とのやり取りやチーム運営を担っています。前職で様々な診療科のクリニックに関わっていたため、その経験が今とても活かされていると感じています。

例えば、医療機関からの問い合わせに対して、本質的には何に困っているのかを素早く把握して、解決に向けて提案ができていると感じています。
「自分の案内で問題が解決して感謝の言葉をいただいたり、「非常にわかりやすい説明でした」などとクリニックの先生や事務の担当者に言ってもらったりすると、やはり嬉しく、思わずガッツポーズしてしまいそうになりますね(笑)。

伊藤:
私もサポートチームに所属しています。通常の問い合わせ対応に加えて、新しいプロジェクトにも関わっており、今までとは異なる挑戦ができていると感じます。
そのプロジェクトではレセコンの導入を主に進めているのですが、医療機関とのオンライン面談でお客さまと話していると、メドレーのシステムに期待してくださる方が多いことに気づきますし、そういう意味でも本当にやりがいがありますね。
また、私も田中と同様にオンプレミス型運用の経験や、フィールドエンジニアチームの仕事についての知識があるため、医療機関からの質問に対しても焦ることなく答えられていて、それは、前職の経験がしっかり活かせているからだと思います。

有馬:
私は、カスタマーサクセスチームで、ご契約いただいた医療機関に向けて電子カルテの操作を案内し、運用を一緒に考えるところまでを担当しています。オンプレミス時代に担当していた規模の病院には、システム担当部門があることがほとんどで、先生と直接やり取りすることは、ほぼありませんでした。今は、オンライン面談ではあるものの、クリニックの院長先生と直接やり取りする機会が頻繁にあり、そこに面白さを感じています。

先生たちも元々はオンプレミスのカルテを使われていたケースが多いので、メドレーのクラウド型システムに触れたときに先生が何に困っているのかを想像することができます。先生に寄り添った提案をすることで、今までの経験を活かすことができていると感じています。

---「クラウド型電子カルテCLINICS」だからこそ提供できる強みとは、どういったものでしょうか?

田中:
システムの管理のしやすさと、問題解決のスピード感はクラウド型の強みだと思います。
以前携わっていた製品では医療機関ごとに更新作業を行う必要があり、システムのアップデートに差が出てしまっていました。CLINICSの場合、更新もサーバー側で一斉に行うことができるので、管理の手間が格段に軽減されます。バックアップについても、診察時間終了後に医療機関ごとに行っていましたが、CLINICSならサーバー側でバックアップをその都度行っているので医療機関に負担がかかることはありません。

また、サポートデスクに相談や質問が寄せられた場合、CLINICSであれば、その医療機関のカルテにログインし、状況をその場で確認できます。
その分問題把握も解決もより早く行えるのがメリットです。

伊藤:
インターネットに繋がれば、どこにいてもカルテにアクセスでき、訪問診療などに適用できるのもCLINICSの強みですね。

有馬:
CLINICSは僻地医療にも力を発揮できます。以前携わっていた製品だとCPUやメモリなどPCスペックを気にして専用のパソコンを用意しないといけないですが、CLINICSだとパソコンとネット環境さえあれば、ブラウザで動くので、利用にあたってのハードルが非常に低いですね。

一緒に働く仲間を募集中です!

---みなさんオンプレミスでの経験を活かして活躍していらっしゃいますが、メドレーはどんな人に向いていると思いますか。

有馬:
純粋に、医療に興味がある人や医療ヘルスケア業界での仕事が好きな人に向いています。
私自身、医療に関わる仕事が好きで、メドレーへの転職を決めました。これからも益々成長していく会社なので、その中の1人としてやっていきたい人にとっては、やりがいがあると思います。

田中:
メドレーは保守的というよりは革新的で、医療の世界をどんどん良くしていこう、という組織風土が強いです。新しいものを取り入れてみよう、変化させてみよう、というように、未知の分野や不確定なものもどんどん取り入れていける人には、とても良い環境だと思います。

伊藤:
そうですね。新たなリリースなども頻繁に行われるので、好奇心旺盛な人に向いていると思います。また、メドレーは「チームで働いている」感がすごく強いんです。みんなで何かを成し遂げよう、みんなで頑張ろう、というようにチームで働くのが好きな人にとっては、働きやすい職場です。


少しでもご関心をお持ち頂ければ、まずはカジュアル面談でも差し支えありません。是非一度お会いしてお話しましょう。
ご応募お待ちしております!


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