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ポーロと予習~アートと暮らし~

こんにちは、medien-lienライターのちひろです!

連日嘘のような暑さが続きますが、蜃気楼ゆらめくアスファルトを睨むことしかできない自分に無力感を覚えます。誰か地球温暖化を止めてください…

エアコンが壊れることは、もはや文字通り死活問題。エアコンが壊れずに、この夏を乗り越えることができるよう、祈るのみです。

ただ、そんなエアコンの長時間使用によって、電気代がかさみまくっていることも気になる点ではあります。

そんなときは、電気代を浮かせるために、どこか涼しい場所へ行きたいですよね。
図書館、近くの商業施設、公民館…そして美術館

夏のお出かけスポットとして、美術館はおすすめのスポットです。
壁にかけられた1枚の絵と対峙し、画家に思いを巡らせたり、「自分がその絵を観てどう感じるか」に向き合ったり…
純粋に、「自分の好きな絵」を探しながら美術館を歩きまわることも、また楽しい点です。(私は大の美術鑑賞好きです。)

しかし、美術、すなわちアートというものは、美術館の専売特許ではありません
近年では、「私たちの暮らし」と「アート」が、密接にかかわる場面が多くあることをご存じでしょうか?

ケロケロ見聞録8月放送では、そのようなアートの新たな側面に着目し、「アートと暮らし」をテーマにお送りいたします!

放送を聴いて、アートの可能性について考えてみませんか?

この記事は、九州大学の現役学生が制作するラジオ番組「ケロケロ見聞録」(ラブエフエム国際放送、毎月第1日曜よる10時から)をより深く楽しめる情報を提供するものです。
この記事に興味をもって下さった方は、ぜひ各種サービスでケロケロ見聞録をお楽しみください!

1.Fukuoka Art Next って何!?

今回は、放送内でも度々言及される「Fukuoka Art Next」について、その目指す姿や取り組みについて紹介したいと思います。

福岡にお住まいの方は、工事現場の仮囲い等に、鮮やかな絵が印刷されている光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

これは「Fukuoka Wall Art Project」と言って、Fukuoka Art Nextの取り組みのうちの1つです。

仮囲い等のスペースを活用して展示される絵は、全てアーティストから募集した作品です。このことにより、アーティストのさらなる活躍の場を生み出すことができると同時に、「アートによるまちの賑わい」が生まれるという点で、市民にとってもプラスとなる事業なのです。
無機質な仮囲いより、アート作品の彩りが加えられたものの方が、街が一気に色づく感じがします。


https://www.instagram.com/p/Ciz6Xrmrtzv/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA== Fukuoka Wall Art Project Instagram より

このように、Fukuoka Art Nextは、その事業コンセプトとして、
「アートのある暮らし」「アートスタートアップ」の2つの軸を掲げています。

「アートのある暮らし」は、市民がアートに触れる機会を増やし、その価値や魅力をより知ってもらうことを目指す姿としています。また、そのことを通じて、市民のWell-beingを向上させることも理想です。

一方の「アートスタートアップ」は少し聞きなれない言葉かもしれません。
これは、簡単に言えば「アーティストの創造活動・交流を促進すること」。
このことを通して、福岡を「アーティストが成長するまち」にすることを目指しています。

この2軸の推進により、アートの力による都市の成長と生活の質の向上の好循環を創り出し、「人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市」へとつなげることを目的としています。

なんだか壮大な感じがするかもしれませんが、それもそのはず。
このFukuoka Art Next事業は、福岡市がおこなっている取り組みで、「まちづくり」、ひいては「福岡の都市としての成長」という視点を強く意識して設計された事業なのです。

まさに、「アートが私たちの暮らしとどうかかわるか」という点に深く関係する事業というわけです。

また、Fukuoka Art Nextの取り組みとしては、先にあげた「Fukuoka Wall Art Project」だけでなく、以下のものがあげられます。

・期間中、福岡市内の様々な場所でアートイベントが実施される”Fukuoka Art Next” Week - FaN Week - の開催
・アジアをコンセプトとした日本唯一のアートフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA」
・旧舞鶴中学校南校舎1階を、アーテイストの成長・交流拠点として活用した「Artist Cafe Fukuoka」
・国内外から現代アートのアーティストを公募し、活動を支援する「レジデンス事業」
・過去1年に福岡市内で目覚ましい活動をおこない、今後も飛躍が期待できるアーティストを買い上げをもって贈賞する「福岡アートアワード」

取り組みの多さからも、福岡市がこの「Fukuoka Art Next」事業に力を注いでいることがうかがえます。

これらの詳細については、ぜひFukuoka Art Nextのホームページをチェックしてみてください♪

なかでも、”Fukuoka Art Next” Week - FaN Week - は、2024年9月14日(土)~9月29日(日)まで開催予定です!様々な展示やイベントが行われるので、週末のお出かけ先にぜひ!

(参考サイト:https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/art/shisei/FukuokaArtNext/FukuokaArtNext.html)


2.今月の聴きドコロ!

ケロケロ見聞録8月放送は「あーっと驚くアート?!〜暮らしの中を生きる芸術〜」と題してお送りいたします!
出演者は、medien-lienより めいハルの2人。

収録前の確認をするめい(右)とハル(左)。
毎回、事前準備を念入りにして収録に挑んでいます!

ハルは今年度から新しく加入したメンバーで、番組初出演!初出演とは思えない安定感と、聞き取りやすい声に注目してみてください♪

Fukuoka Art Next の担当者さんにインタビュー!

福岡市経済観光文化局 文化まつり振興部 アートのまちづくり推進担当 梶原慶子さまをゲストにお迎えし、本記事でも紹介した「Fukuoka Art Next」についてのお話を伺いました!
「Fukuoka Art Next」に対する思いを知ることができるインタビューとなっています♪

ゲストの梶原さま(右)と、めい(左)

私もインタビュー音源を聴いたのですが、アートや、アートを扱う事業に対する深いお考えを知ることができ、とても興味深い内容でした。

「暮らしの中での、アートの新しい価値」って何だろう

インタビューを踏まえて、めいとハルは「アート × 暮らし・まちづくり」の可能性について話を広げます。

美術館に置かれる場合とも異なる、「暮らしの中」という文脈にアートが置かれるからこその、アートの価値・可能性にはどんなものがあるのか。
めいとハル、それぞれの意見を発表します!

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ケロケロ見聞録8月放送は、8月4日よる10時から、LOVE FMにて放送されます!radikoでは、1週間のタイムシフトもお楽しみいただけます。
(福岡にお住みでない方も、radikoプレミアム会員であれば、リアルタイム放送と1週間のタイムシフトをお楽しみいただけます。
ケロケロ見聞録8月放送を聴いて、アートの意外な側面に触れてみませんか?

2024年7月7日(日)22:00~23:00 | ケロケロ見聞録 | LOVE FM | radikoDJ : 奥野萌衣INFO:ラジオ番組「ケロケロ見聞録」は、LOVE FMが、九州大学生によって結成されたメディアクリエイ


 3.SNS展開

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