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【ウクライナ支援】本当に有効な支援団体に寄付する方法

ロシアによるウクライナ侵攻を遠くから眺めながら何かできることはないかと探しているあなたに、個人でウクライナを支援する最適な方法として寄付(寄附)を本当に有効活用してくれる現地で活動する人道支援団体をリストアップしました。

私自身が「救急医療ドローンプラットフォーム」プロジェクトに取り組んでいるということもあり、医療支援、難民支援、子供ケア・サポートを行っている団体に絞り、海外の主流メディア『The Washington Post』『The New York Times』『Fortune』『WIRED』が推薦する団体の中から3つの支援団体をピックアップしています。

ウクライナ大使館への直接寄付という選択肢もありますが、寄付金の使用用途に兵器(武器)購入が含まれる可能性があります。後にウクライナ軍への寄付専用特別口座がウクライナ中央銀行に開設されましたが、人道支援という名目の在日ウクライナ大使館宛の寄付も「ウクライナに対して人道支援物資を提供している慈善基金に送金手続きを行いました」と結局は外部機関への仲介に入っているだけです。従って、今回はリストに含めませんでした。

また、国連関連組織もありますが、機能しない国際連合の姿にうんざりしている方々も多いと思われます。実際、国連関連組織の活動にしても現地で実行しているのはサポーターと呼ばれるこれらの支援団体であることも多々あります。

もしあなたがウクライナへの支援を考えている場合、これから紹介する支援団体を選択肢として加えていただけるとウクライナの希望が膨らむと信じたいと思います。尚、本稿では敬称などを省略することとします。(株式投資などと同様、寄付は自己の責任において判断し、実施してください。)

Project HOPE

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Project HOPE』(プロジェクト・ホープ)は1958年に設立された国際的な医療支援組織(NGO)です。医療従事者と連携し、危機的状況にある国々に現場での医療支援を行なっています。プロジェクト・ホープは現在、医薬品などの医療物資をウクライナに送り届け、ウクライナ国内での医療支援、モルドバ、ポーランド、ルーマニアでのウクライナ難民の人々に対する医療提供を実行しています。詳しくは下の「Crisis in Ukraine: How To Help」ページをご覧ください。寄付はページ内の[GIVE NOW]からクレジットカード、PayPal、銀行振込で行えます。また、HPの「Donate your Cryptocurrency to Project HOPE」からは暗号資産での寄付も可能です。

World Central Kitchen

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World Central Kitchen』(ワールド・セントラル・キッチン)はスペインのシェフであるホセ・アンドレス(José Andrés)により、2010年ハイチ大地震の炊き出しをきっかけに誕生した非営利団体(NPO)です。これまでも戦争・紛争・災害等で危機に瀕した世界中の人々に数百万食の食事を提供してきました。ワールド・セントラル・キッチン(WCK)はウクライナ国内と国境を越えたポーランドでウクライナ難民の人々に温かい食事を提供しています。詳しくは下の「Fearing for their safety, thousands of families flee Ukraine」ページをご覧ください。寄付はページ内の[Support our efforts]からクレジットカード、PayPal、銀行振込で行えます。

Voices of Children

Voices of Children』(ボイス・オブ・チルドレン)は心理学者と協力し、戦争で心に傷を負った子どもたちの支援に取り組む2015年にウクライナで誕生した非営利団体です。ボイス・オブ・チルドレンのアートセラピープログラムは、子供たちが複雑な感情を克服し、支えられていると感じられる安全な空間として設計されています。詳しくは下の「Help children of war in Ukraine」ページをご覧ください。寄付はページ内の[Help children]または[Help]からPayPal、Patreon、暗号資産、クレジットカード、銀行振込で行えます。ただし、ウクライナ国内に拠点を置く団体なので、今後の状況によっては活動できなくなる恐れ(リスク)も存在します。

ささやかだけれど役に立つこと

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ささやかであったとしても、きっとあなたの寄付がウクライナの希望と世界の支えになることでしょう。もちろん、余裕のある方はどかっと寄付されることに賛同します。ひとりでも多くの人が救われることを願って

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