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若返りの水

ハンガリーウォーターを紹介したいと思います。

ハンガリーウォーターは若返りの水と呼ばれているもので14世紀ごろハンガリーの女王、エリザベスの難病(リュウマチという説ですが…)を治すために修道僧が考え出したものだと伝えられています。

これを使うことによって女王の病は癒え、そのうえ若さも取り戻したそうです。彼女が70歳の時にポーランドの若き国王から求婚されるほどの美しさであったようです。

しかしこれが真実かどうかの根拠はなく、フィクションだった可能性がありハンガリーウォーターを売りたい人々の宣伝文句だったのでは?という説もあります。

ハンガリーウォーターの中身はといいますと、これについては様々な説があります。しかし、ぜったいに欠かせないのがローズマリーです。

ローズマリーは、心身に活力を与え、脳の活性化にも良いといわれています。認知症防止、集中力を高めたい時にも有効です。

認知症予防の精油としてテレビで紹介され、オレンジ、レモン、ラベンダーなどと共に話題になりました。

抗酸化作用・抗菌作用にもすぐれていて化粧品原料としてもよく使用されていますので、若返りの水の原料であることにうなずけます。これにペパーミント、オレンジ、レモン、クローブなどを加え作られたものがハンガリーウォーターです。

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セミナーでこの話をしたところ、皆さんが若返りを夢見てハンガリーウォーターの原液を作って帰られました。その時のレシピを皆さんにも紹介しますね。

●レシピ●
材料
ガラスの密閉容器、ウォッカ(40℃)100cc程度
乾燥ハーブ:ローズマリー、オレンジピール、レモンピール 各大さじ1

作り方
きれいに洗ったビンにハーブを入れ、ウォッカを注ぎます(必ずハーブより上まで)。
ふたを閉めてよく振ります。これを1~2ヶ月熟成します。この間はできるだけ毎日振るのを忘れないように。
②をガーゼ等でろ過し、遮光ビンに入れてできあがり(これをチンキといいます)。
③でできたものを好みのハーブウォーターや精製水で3倍程度に薄め(敏感肌の方は濃度を低くしてください)、化粧水やボディーローション、ヘアトニックなどに使用します。

ただし柑橘類は紫外線にあたるとシミになる成分を含んでいるので、夜用として使用してください。また、使用前には必ずパッチテストを行い、肌に合わないときは使用しないようにしてください。

数百年も前から伝えてこられた自然の恵みを試してみませんか?

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