メディカアロマ

奈良のアロマスクール「メディカアロマ」です。ナード・アロマテラピー協会認定校。noteではアロマに関連するコラム・レシピを掲載していきます。 https://medica-aroma.jp/

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マガジン

  • 香りにまつわるお話

    香りの歴史はとても古く、香りの歴史は人間の歴史といえます。 このマガジンでは香りにまつわるお話を紹介しています。

最近の記事

季節のレシピ:冷え性にさようなら

今年は12月に入っても11月ぐらいの気温で、このまま暖冬かと思いきや、最近グンと寒くなりました。モコモコのあったかそうなスリッパを購入し、その履き心地に満足しています。 私はここ数年、手足の冷えを感じるようになりました。若いときはそれほど感じなかったのに…。しかし最近、生徒さんを見て思うのですが、若いのに冷え性の方が多いこと!分厚い靴下を重ね履きしている人もいるようです。 もともと人の身体は、冷環境にいると、身体の表面の毛細血管を収縮させて体温が奪われるのを防ぎます。そし

    • 幸せバスタイムと精油の活用法

      シャワーで済ませていたお風呂もこの季節になると、ゆっくりとお湯につかりたくなったりしますよね。 そこで最近の私のお気に入りの精油(エッセンシャルオイル)と活用法をご紹介しますので是非参考にしてくださいね! 秋と言えば夜が長い。 季節の移り変わりを感じながら、ゆったりと過ごしたくなりますよね。 心地良すぎて、なんだか眠ってしまうのがもったいない気分にも。 そんな時は、まずゆっくりとお風呂に入ります。 季節の変わり目のせいか何となく体の調子がしっくりといかないので、 自律神経

      • 新型コロナウイルスにユーカリレモンが効く!?

        先日、虫よけスプレーに含まれるユーカリレモンから抽出された有効成分シトリオジオールが新型コロナウイルスに有効だとする予備研究結果が、英国防省の研究機関によって発表されました。 英国防科学技術研究所(DSTL)のチームは、シトリオジオールを含む虫よけスプレーを用いて実験を行い、シトリオジオールが液体中で新型ウイルスと混ざると抗ウイルス作用を発揮することを発見。また、物体表面上でも消毒効果が確認されたとか。  じゃあ、ユーカリレモンの虫よけスプレーは手の消毒にも使えるんだ!

        • afterマスク

          withコロナの新時代、マスクの着用が必須です。分かっていても暑さのあまり外したくなってしまうこともあります。 先日もレッスンの途中で、苦しくなって無意識に外してしまったことがありました。その時に今まで蒸れていたはずの口回りや頬骨のあたりが突っ張るような感覚があり、そっとさわってみると大変なかさつき。 マスクを外したことで肌の湿度(水分)が一気に熱と共に蒸発してしまったせいでしょう。 それでなくとも話をするたびに口回りの筋肉が動き、マスクと皮膚が摩擦を繰り返すことで皮膚刺激

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        • 香りにまつわるお話
          10本

        記事

          若返りの水

          ハンガリーウォーターを紹介したいと思います。 ハンガリーウォーターは若返りの水と呼ばれているもので14世紀ごろハンガリーの女王、エリザベスの難病(リュウマチという説ですが…)を治すために修道僧が考え出したものだと伝えられています。 これを使うことによって女王の病は癒え、そのうえ若さも取り戻したそうです。彼女が70歳の時にポーランドの若き国王から求婚されるほどの美しさであったようです。 しかしこれが真実かどうかの根拠はなく、フィクションだった可能性がありハンガリーウォータ

          精油で感染予防

          一部で緊急事態宣言が解除されましたね。 しかし以前と同じ生活が戻ってくるにはまだまだ時間がかかりそうです。 アロマでしっかり感染予防をしたいと思います。 ●アロマスプレー室内の浄化に使用します。ティートゥリー、レモン、ユーカリラディアタのブレンド。基材は無水エタノールと精製水。濃度は1%。 これはマスク着用の際にも使用します。あらかじめマスクの外側にスプレーしておきます。 ●除菌ジェル水溶性ジェルにシナモンカッシア、スイートオレンジ、レモングラスの精油をブレンド。ティート

          精油で感染予防

          香りの女王ローズ

          私が数多くの精油の中で大切に、大切につかっているもの…それがローズです。甘く優雅な香りは、心を癒し豊かな気持ちにさせてくれます。沢山の種類の中でdamascena(ダマスク)種のバラが最高の香りだとされています。 ローズの精油は大変高価です。ひとつひとつ手で摘まれたバラの花を水蒸気蒸留で抽出するのですが、1kgの精油を抽出するのに4~5tもの花が必要になるためコストが高くなるのです。手ごろな値段の、石油系溶剤で抽出された(アブソリュート)も出回っていますがアロマテラピーで使

          香りの女王ローズ

          梅雨のカビ・ニオイ対策

          そろそろ梅雨の到来ですね。 かなり老朽化が目立つ我が家本当は大々的なリフォームや建て替えをしなければならないのですが残念ながらそんな余裕は無し・・・ 外壁から染み込んだ雨のせいか、とってもカビ臭い箇所が・・・アロマで戦うしかない!!と先ずは抗菌ルームスプレーを作ることに。台所周りにも使いたいので精油はペパーミントとグレープフルーツを使います。 無水エタノール20mlにそれぞれ20滴ずつ加え、よく混ぜてから精製水100mlを加えます。このエタノールの割合では分離してしまう

          梅雨のカビ・ニオイ対策

          ツリーのおはなし

          イルミネーションの輝きに心が華やぐ季節。クリスマスに欠かせないものといえば、 「ツリー」ですね。 「ツリー」はモミの木などの針葉樹に様々な飾り付けをしたもの です。 常緑の針葉樹は枯れることなく一年中美しい緑であることから永遠の命(健康)を願って用いられてきたそうです。 日本のお正月に飾る松も同じですね。 アロマの精油の中にはマツ科やヒノキ科の植物から抽出されたものが沢山あります。 その中でお勧めの香りはアカマツヨーロッパとジュニパー。 どちらも常緑の針葉樹の枝や葉から蒸留

          ツリーのおはなし

          睡眠とアロマ

          秋の夜長。 眠るのが何だか勿体ないような気がして、 ついつい夜更かししてしまうことありませんか。 でも、睡眠は人生の3分の1を費やすほど とても大切なものです。 美容と健康のために、 しっかりと睡眠をとりたいですね。 私達は脳の松果体から「メラトニン」 という睡眠ホルモンが分泌されるこ とによって眠くなります。 このメラトニンはセロトニンという 神経伝達物質から作られます。 セロトニンは心の安定や安らぎを与えて くれる重要なもので、セロトニンが不足すると 心が不安定になるだ

          夏の終わりのケア

          近年の夏は猛暑です。エアコンや、冷たい物の取り過ぎで 体調が優れない方も多いのではないでしょうか。 胃腸の調子がずっと思わしくない 疲れが取れずに倦怠感を感じる・・ バランスを崩したまま秋を迎えたく ないですよね。 さあ、アロマテラピーでお手当しましょう。 身体を温めて自律神経を調整し免疫力をアップ! アロマバスで半身浴 天然塩のミネラルと精油の力で血行を 促進しデトックスしましょう。 ぬるめのお湯でゆっくりと半身浴をする ことで自律神経のバランスを整え、 免疫力もアップ

          夏の終わりのケア

          アロマで夏を涼しく!

          アロマで夏を涼しく!

          「アロマで蚊よけ」

          蚊連草・・蚊嫌草とも呼ばれる ゼラニュウム。 ローズ・ゼラニュウムといわれる種類のもので、バラに似た甘い香りがします。 縮れたような特徴のある葉で、手 でこすると少し酸味のある青臭い 香りがします。 ローズ・ゼラニュウムは、葉の部 分に「シトロネロール」という成 分を含み、その香りが蚊を寄せ付 けないことから、最近は、蚊嫌草 と呼ばれているようです。 ローズ・ゼラニュウムには、もともとの生息地の違いによって、エジ プト・チャイナ・コルシカ・ブルボンなどの種類があり、それぞれ

          「アロマで蚊よけ」

          4月は女神の月

          4月。英語では「April」。 「愛と美の女神ヴィーナスに捧げられた月」といわれています。 (ヴィーナスのエトルリア名「Aprus」が由来)そのヴィーナスの象徴とされているのがローズです。 ギリシャ神話ではヴィ ーナスが海から誕生した際に地母神ガイヤによって創られたといわれていま す。 その芳しい香りは一瞬にして心身をストレスから解放し、安心感をもたらし ます。そして自律神経の安定は、お肌にもとても良い影響を与えてくれるの で、やはり女性にとっては欠かせない香りといえるでし

          4月は女神の月

          5月の第2日曜は 母の日

          「母の日」は日頃の苦労を労い 感謝し、健康を願う日1097年アメリカのアンナ・ジャ ーピスという少女が亡き母を偲 ぶ記念の会を催し、霊前に白い カーネーションを手向けたことに始まったといわれています。 この少女の働きかけがきっかけ となり、1914年のアメリカ議会 で母の日が制定されました。 全ての国で母の日が同じではありませんが、アメリカ、日本、カナダ、中国、香港、台湾、ドイツ、イタリアなど多くの国が 5月の第2日曜日を母の日と定めています。 しかし、偉大な母に感謝し思いや

          5月の第2日曜は 母の日

          ”ひなまつり”は女の子の祭りじゃない?

          春の行事といえば「ひな祭り」 しかし元々は「邪気を払う儀式」でした。 中国では「季節の変わり目には災いをもたらす邪気が入ってくる」というところから禊をしたそうです。 「菱餅」にも意味があり、「桃色(クチナシ)」で解毒、「白色(ひしの実)」で血圧を下げ、「緑色(よもぎ)」で厄除けなのだそう。 実際に春・秋は体調を崩しやすく、冬に溜め込んでいた毒素が排出される時期のため、解毒するには絶好の時期なのです。この機会にあなたもアロマで「解毒」してみませんか? 春期療法 ドイツでは「

          ”ひなまつり”は女の子の祭りじゃない?