ファクトベースで議論する能力を身につけている人は実はめちゃくちゃ少ない

ファクトベースで考えるには、信頼できる科学的、統計的、経験的根拠をもとにすること。
その数字を正しく解釈すること。
それを適正な方法で事実と照らし合わせること。
ちがう視点で考え直すこと。
専門家の見解にも触れること。

こういった技術や知識が必要になる。

「こんなに説明してるのになぜわからないんだ」
「これを見れば一目瞭然じゃないか」
相手に対してこんな不満をもつときはたぶん、相手がこういった根本的な技術や知識をもちあわせていない場合だ。

技術も知識もなければ、どの数値が信用できるのか、それをどう受け取ればいいのか、その事実が現実的にどう意味をもつのか、さっぱりわからない。
話になるわけがない。

日本では「事実とデータで物事を判断する」という作業をまったく求められてこなかったなあ。

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