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コンテンツのネタが尽きたときの救世主「セルフまとめ」

コンテンツのネタ切れは起こりやすい

SNSマーケティングやコンテンツ運用において、ネタ切れというのは割と頻繁に起こる問題です。たとえば、YouTubeやインスタグラムなどのプラットフォームでは、ユーザーが「いいね」などのエンゲージメントをした投稿を優先的に表示するアルゴリズムがあるんですね。

しかし、このエンゲージメントの効果には賞味期限があるため、常に新しいコンテンツを提供し続け、ユーザーから「いいね」を獲得し続ける必要があります。オウンドメディアを運営する場合も同じで、SEOで一定以上の効果を得るためには、大量のコンテンツを投稿する必要があります。

一定の投稿量が求められるコンテンツマーケティングでは、ネタ切れが起こりやすくなります。投稿するネタが尽きるだけでなく、モチベーションが上がらなかったり、体調が優れない日もあるかと思うんですよね。そんな時にどう対応するか、具体的な方法をお話しします。

コンテンツのネタが切れたときは「セルフまとめ」で乗り切ろう

テレビ番組では、改変期や年末に総集編が放送されますよね。総集編は新たなコンテンツを作る必要がなく、既存のコンテンツを再編集するだけなので、イチからコンテンツを作るよりも楽なのです。このアプローチをSNSマーケティングに応用することで、ネタ切れを上手く乗り越えることができます。

「セルフまとめ」とは、これまでに自分が投稿してきたコンテンツから、特定のテーマに沿ってピックアップし、新たなまとめ記事や投稿として再構築することです。

例えば、コスメアカウントであれば、「夏に必須の基礎化粧品5選」や「ブルベさん向きのアイメイク5選」といったテーマでまとめを作ることができます。

また、グルメアカウントの場合、「清澄白河のくつろげるカフェ5選」や「都内の韓国風カフェ5選」といった地域やジャンルで区切ってまとめを作ることも効果的です。

ビジネス向けのコンテンツ、例えば営業支援ツールのSaaSを販売している場合にも、「商談成約までの5つのステップ:総まとめ」といった形で、これまでの解説記事をまとめることが可能です。

この「セルフまとめ」は、新しいコンテンツを一から考えるよりも労力が少なくて済み、フォロワーにとってもこれまでのコンテンツを再確認する良い機会となります。加えて、労力が少なく済む以上のメリットもあるんです。

「セルフまとめ」のメリット ー集客がしやすい


実は、セルフまとめコンテンツは、通常のコンテンツよりも集客しやすかったりします。通常のコンテンツと比較して、セルフまとめ記事は表示回数(インプレッション)が多くなる傾向にあるのです。
インスタグラムでは「保存数」、YouTubeでは「視聴維持率」など、ユーザーのエンゲージメントを示す指標が重視されます。これらの指標が一定量を超えると、プラットフォームのアルゴリズムによってレコメンドされるようになり、表示回数(インプレッション)が増えるんですね。

セルフまとめコンテンツは、通常のコンテンツよりも情報量が多いため、これらのエンゲージメント指標を上げやすいという特徴があります。その結果、レコメンドされる確率が高まり、新たな視聴者やフォロワーに届きやすくなるんです。
さらに、情報量の密度が濃いのでユーザーはそのアカウントを役立つと感じ、フォローする確率も高くなるわけです。

to Bの領域、例えば営業支援ツールのSaaSを提供している場合のオウンドメディアも、まとめ記事がSEOに対して有効に働くのです。
まとめ記事を作成することにより、関連する記事への内部リンクを施策として利用できます

ただし、まとめ記事と個別の記事が内容で重複しないように配慮が必要です。まとめ記事から関連記事へリンクを設定することで、コンテンツ間の関連性を明示し、検索エンジンによる類似コンテンツの判断を避けることが大切になってきます。

まとめ:一度で二度美味しい「セルフまとめ」コンテンツ

セルフまとめコンテンツの活用は、コンテンツクリエーターにとって、ネタ切れの問題を解決するだけでなく、集客効率を向上させる有効な手段となります。既存のコンテンツを再構成し、新たな視点を加えることで、フォロワーに新鮮な体験を提供し、プラットフォームのエンゲージメント指標を高めることが可能です。
これにより、一度の労力でネタ切れの解消と集客の拡大という2つのメリットを得られるので、コンテンツ運用には欠かせない戦略の一つになります。

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https://note.com/media_labo/n/nc28e3b09f5ee

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