とりさん

株式会社トリノ 代表取締役 (株)トリノ代表。上場企業含め事業&WEBコンサルの他、オ…

とりさん

株式会社トリノ 代表取締役 (株)トリノ代表。上場企業含め事業&WEBコンサルの他、オウンドメディアやソーシャル企画をさせて頂いています。 https://twitter.com/toriaezutorisan

マガジン

  • メディアが分かるマガジン

    雑誌の出版概況の解説からソーシャルのトレンド、効果的なオウンドメディアの作り方まで。メディア&コンテンツに関する解説マガジンです。

  • マーケティングが分かるマガジン

    マーケティングやプロダクトに開発についての記事を掲載しています。トレンドや具体的なメソッドというよりは、抽象度の高いテーマについて書いています。マーケティングやPR、プロダクト開発に関わる方に役立つ内容になっています。

最近の記事

SNS分散運用のすすめ。顧客との距離を縮める方法

製品やサービスが1つしかなくても顧客の属性は異なる 製品やサービスが1つしかない場合でも、顧客の属性は様々です。つまり、顧客がどんな特性を持っているか、またはどのようなシチュエーションでその製品やサービスを利用するかによって、欲する情報が異なるんですね。 C向けの場合:コンビニやユニクロの例 例えば、一般消費者(C向け)をターゲットにした場合、コンビニエンスストアやユニクロのようなアパレル店があります。 コンビニエンスストアの顧客は多岐にわたります。例えば、急いでいるビ

    • 「変な家」に学ぶYouTubeの型で小説をヒットさせる方法

      YouTube初のホラー小説がシリーズ累計250万部の大ヒット YouTubeを中心に活躍するクリエイター、雨穴さんによる小説『変な家』は、シリーズ発行部数250万部を突破する大ベストセラーです。『変な家』は映画化もされ、 興行収入は50億円を突破し、原作ファンのみならず、多くの人々を魅了しています。 「変な家」シリーズの原点となったのは、雨穴さんのYouTubeチャンネルで公開された動画です。間取り図から謎を読み解くという斬新なアイデアと、雨穴さん独特の語り口が人気を集め

      • 生成AI時代のコンテンツを歴史から予測する

        生成AIを中心に、AIが盛り上がりを見せています。今後、AI時代を迎えるにあたり、コンテンツやクリエイターはどのように変化していくのでしょうか。それを予測するためには、歴史から学ぶことが大切です。パソコンとインターネットの普及がもたらした変化を振り返ることで、生成AI時代のコンテンツとクリエイター、コンテンツプロバイダの在り方を考えてみたいと思います。 この記事が参考になる人 クリエイター メディア運営者 コンテンツプロバイダ 広告・PR担当者 ちなみに、特に歴史

        • 話がうまい人は、ツリー構造で考える

          話がうまい人はツリー構造で情報を整理している 打ち合わせの司会進行をスムーズに行えたり、話がうまい人は、ツリー構造で情報を整理しています。話がうまい人は、どうやって会話を進行しているのか、キャンプを行うケースを例に説明します。 このnoteを読むと、打ち合わせの司会進行をうまく行えたり、プロジェクトマネージャーとしての情報整理と進め方にも役立つ内容になっています。 話がうまくない人たちの話し合い 話の進め方がうまくない3人が、キャンプに行く予定について話し合うと、このよう

        SNS分散運用のすすめ。顧客との距離を縮める方法

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        記事

          コンテンツマーケで集客を最大化するための条件

          集客を最大化するためには、コンテンツの量産が必要 集客を最大化するためには、コンテンツの量産が必要なんですね。コンテンツマーケティングの目的は、YouTube、Instagram、またはオウンドメディアなど、様々なプラットフォーム上で見込み客の興味を引くコンテンツを提供し、その結果として集客を図ることです。ここで言う「オウンドメディア」とは、企業が自ら運営するウェブサイトやブログのことで、独自のコンテンツを通じて顧客と直接的に関わることができるメディアのことを指します。 コ

          コンテンツマーケで集客を最大化するための条件

          キャリアはHPが減っていくRPGの前提で設計する

          現実では年が経つごとにHPが減っていく RPGゲームは、経験値を積んでレベルアップすることでHPの母数が増えます。しかし、現実の世界では、経験値を積んでレベルアップしても、加齢によってHPの母数は減少していくんですね。ラスボスを倒すときのHPが、ゲームスタート時のHPよりも少なくなるのが現実の世界です。だから、キャリアプランを総合的にどう組み立てるか、あらかじめ考える必要があるんです。 長期でのリソースの最適化が必要に例えば、キャリア全般におけるHPの総母数が1000だった

          キャリアはHPが減っていくRPGの前提で設計する

          コンテンツは「何を発信する」より「誰に届けたい」か。~何を発信したら良いか分からない時の対策~

          自分が何を発信したいかよりも、誰かが求めているコンテンツを探す コンテンツのネタが切れて何を発信したらいいか分からない時、よくあるのは「自分は何を発信したいか」って考えすぎちゃうことなんですね。それよりも、誰かが求めているコンテンツを見つけ出して、そのニーズに合わせた発信をすることが重要なんです。 誰に発信するかを決める まずは、何を発信するかという内容を探す前に、誰に届けたいかという「誰」を探すことから始めた方がいいんですね。例えば、20~30代の若手ビジネスパーソンがタ

          コンテンツは「何を発信する」より「誰に届けたい」か。~何を発信したら良いか分からない時の対策~

          資生堂に学ぶ、企業アカウントのSNSマーケティング

          個人アカウント > 企業アカウント の時代 今の時代、企業アカウントよりも個人アカウントの方が非常に影響力が強いです。個人のSNSアカウントで100万フォロワーを超えるものはありますが、企業アカウントではほとんど見かけません。これは、ユーザーが情報の信頼性や親しみやすさを優先しているためです。もっと言うと、 個人アカウント >>>>>>>>>> 企業アカウント くらい個人アカウントの方が有利なのです。 ユーザーは信用できて、親しみやすい個人を探している ユーザーは常に信

          資生堂に学ぶ、企業アカウントのSNSマーケティング

          韓国ドラマのヒット連発に学ぶ、マッサージ型のコンテンツ

          コンテンツはマッサージである マッサージとして機能しているコンテンツがあります。たとえば、ドラマがそうです。マッサージとして機能するドラマは、視聴者に備わった感情を刺激するツボを押すパターンを心得ています。 例を挙げると、『水戸黄門』という時代劇がありますが、最初に身分を隠して旅を続ける黄門様が、態度が横柄な代官に出会います。この時、視聴者はモヤモヤするツボを押されるわけです。ラスト付近で印籠をかざして正体を明かすと、視聴者は爽快感が走るツボを押されます。 『水戸黄門』ではそ

          韓国ドラマのヒット連発に学ぶ、マッサージ型のコンテンツ

          岡本太郎「太陽の塔」に学ぶ究極の集客術

          SNSマーケティングの目的は集客 SNSマーケティングの目的は集客です。集客を図るために、InstagramやYouTubeを活用して自社の製品やサービスを宣伝するわけですが、宣伝に力を入れる以上に重要なことがあります。それは、大阪万博で太陽の塔を作り上げた岡本太郎から学ぶことでができます。 集客成功のためには圧倒的なシンボルが必要 岡本太郎から学べることは、集客成功のためには圧倒的なシンボルが必要だということです。人類の進歩と調和をテーマにした1970年の大阪万博は、18

          岡本太郎「太陽の塔」に学ぶ究極の集客術

          ヒットコンテンツを作るには名もなきブームを探せ

          世の中に存在する名もなきブームを探せ ヒットコンテンツを生み出すには、世の中に存在しているけれども名前が与えられていない現象に名前をつけることからはじまります。名前が与えられて初めて人々に認知されるわけですから、それが一般に普及するスタートラインに立つことになるんです。 まずは、名もなきのブームに名前を与えた結果、ヒットコンテンツになった例をいくつか紹介します。 ソロ活にズボラ飯。名もなきブームがヒットコンテンツに多動力に錯覚資産、ビジネス書のヒットコンテンツ ビジネス書

          ヒットコンテンツを作るには名もなきブームを探せ

          顧客目線のライティング。プロのライターが素人に勝てない理由

          顧客目線のライティングと一般的なライティング プロのライターが素人に勝てないことがあります。それは、顧客目線でのライティングが難しいからなのです。まず、一般的なライティングと顧客目線のライティングを比べてみましょう。 例えば、このユニクロの大ヒットパンツ、タックワイドパンツについての紹介文を書くとします。 一般的なライティング例 春先から夏にかけても活躍しそうな生成りのナチュラルカラー。トレンドライクなワイド感だから、ゆるすぎずキツすぎずでサラリと履きこなせます。スニー

          顧客目線のライティング。プロのライターが素人に勝てない理由

          コンテンツが伸び悩んだ時に最初にやるべきこと

          コンテンツマーケティングにおいてコンテンツの拡散に苦労している場合、その原因の多くが「物量不足」にあることが圧倒的なんです。なので、伸び悩んだときに最初にやるべきことは投稿数を増やすことになります。 コンテンツの量が不足していると、どうして上手くいかないのでしょうか。それには2つの理由があります。 理由その1:コンテンツプラットフォームのアルゴリズムに乗らない 理由その1として挙げられるのは、コンテンツ量が少ないと「コンテンツプラットフォームのアルゴリズムに乗らない」という

          コンテンツが伸び悩んだ時に最初にやるべきこと

          やりたくない仕事との向き合い方

          多くの人はやりたくない仕事を我慢してやっている やりたくない仕事って誰にでもあるというか、けっこうたくさんの人がお金のためにやりたくなかったりつまらないと思う仕事を我慢してやってるところがあると思うんですよね。 私もあまり気乗りがしない、やりたくないけどやらないといけない仕事があったりしたわけですが、最初は気乗りしなかったものの、最終的には仕事を頑張った思い出に切り替わったことがありました。 いかにして「やりたくない仕事」が「頑張ってよかった仕事」に変化するために何が必要だっ

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          「いとをかし」はヤバくてエモくなった

          ヒットコンテンツを作るための方程式ヒットコンテンツを作成するためには、「インパクト × 分かりやすさ」というシンプルな方程式があります。この方程式は、見る人を引きつける力と内容がすぐ理解できるかどうかを組み合わせたものです。 今の時代、たくさんのサービスがフィード型のインターフェースを採用しています。そうした中でユーザーの目を引き、彼らにコンテンツをじっくり見てもらうためには、まずインパクトが必要です。 さらに、ユーザーがコンテンツをすぐに理解できる「分かりやすさ」も非常に

          「いとをかし」はヤバくてエモくなった

          ヒットコンテンツの方程式は、インパクト×分かりやすさ

          ヒットコンテンツを作る方程式 ヒットコンテンツを作る方程式は、インパクトと分かりやすさの掛け算になります。 インパクト × 分かりやすさ インパクトが重要であることは、なんとなく分かるのではないでしょうか。現在ほとんどのサービスはフィード型のインタフェースになっています。通り過ぎるユーザーを引き留めてコンテンツを見てもらうには、インパクトが必要です。 そして、インパクトがあるだけでもダメで、限りなく分かりやすい必要があります。 スマートフォンが普及して動画コンテンツが溢

          ヒットコンテンツの方程式は、インパクト×分かりやすさ