【大学生必見】レコードに詳しくない世代へのレコードのススメ
毎度おなじみ流浪のnote、ジャガー渡辺でございます。
突然ですが、皆さんはレコードで音楽を聞くことってありますか?
「大学生がレコード⁈今の時代サブスクだろ!」と思っている方も多いと思います。
ご多分に漏れず、私もつい最近までレコードに興味なんてありませんでした。
今回の記事では、そんな私がレコードに興味を持ち始めたきっかけについての話、
そしてレコードを約170枚所持している強者大学生へのインタビューをお届けします!
レコードなんて全く興味ないという方は、とりあえずこの記事を読んでみてください。ほんの少しだけレコードが欲しくなるかもしれません。
今、レコードが熱い!
まず皆さん、レコードついてどんなイメージをお持ちですか?
・おじいちゃん、おばあちゃんの家に置いてあるアレ
・アンティークなインテリアが好きな人の家に置いてあるアレ
・音楽好きのマスターが経営するバーに置いてあるアレ
・「びっくりドンキー」の上の方に飾ってあるアレ
多分、大半の方のイメージはこんな感じだと思います。
「古い音楽なんて聞かないし、レコードなんて必要ない!」と、思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし!!!レコードを出してるのは古い音楽だけではない!
実は、最近流行りのアーティストも、レコードをリリースしてる人が多いんです!
例えば、
King Gnuさん
Vaundyさん
宇多田ヒカルさん
さらには「鬼滅の刃」のレコードまで!
そう、こんな感じで実は今レコードが来てるんです!
レコード好きの話を聞こうや!
「いや、お前の説明読んでても買う気にならねえよ!」
と思ったそこのあなた!
確かにここ最近レコードに興味を持ち始めたにわか者の私が、他人にレコードをススめたところで、説得力も何もありません。
それならばレコードがちゃんと好きな、レコードに詳しい大学生に話を聞いてみましょう!!
その正体は…
皆さん、この顔に見覚えはないでしょうか?
そう、「Yellow!」史上最狂のカオス記事「『JAGUARさんの歌をカラオケで100点取るの不可能説』検証!」でカラオケに挑戦してくれた
日村たけしくん(仮称)です!!!
彼は歌が上手いだけでなく、音楽にも詳しいんです!!
※日村くんが血眼になった決死の挑戦はココから読めます!
今回は久々の登場になった日村くんに、レコードのアレコレについてインタビューしてみました!
―まず、日村くんはレコードを何枚くらい持ってるんですか?
日村「この前、数えた時は160~170枚くらいあったよ!」
―170!凄いですね!
そんな日村くんがレコードに興味を持ったきっかけは何ですか?
日村「まず、自分の好きなアーティストがレコードを出していた時代に活動していた人が多かったから、自然な流れでハマっていったかな。それと、70~80年代の音楽だけじゃなくカルチャー全般に興味があるから、そういったノスタルジックな物が好きっていうのもあるかも。後は山下達郎さんとかコブクロの2人とか、自分の好きなアーティストがレコードを聞いてたり、レコードの良さを語ってたりするのもあるかな。」
―初めてレコードを買ったのはいつですか?
日村「記憶が曖昧なんだけど…確か中1だった気がする。母親と初めて渋谷に行った時に、『ヨシモト∞ホール』の上にある『RECOfan』っていう今は潰れちゃった店に行って、その時はレコードには全く興味が無かったんだけど、値段が3~400円って思ったより安かったから、ポスター代わりとしてジャケットが好きだったポール・マッカートニーの「ダッグ・オブ・ウォー」と、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」を買った。今はもう慣れちゃったけど、中古のレコードって割と汚いから当時は触りたくなかったし、臭いもキツイから開ける度にマスクしてたんだよね(笑)。」
ポール・マッカートニー「ダッグ・オブ・ウォー」(撮影:日村くん)
ビリー・ジョエル「ストレンジャー」(撮影:日村くん)
―レコードを先に買ったんですね!
じゃあ、レコードプレーヤーを始めて買ったのはいつですか?
日村「いつなんだろうなぁ?全然覚えてないんだよね(笑)。買いたいって思いつつ、だいぶ買ってなかったんだよね。多分…高3?くらいかな。Amazonで安い新品のプレーヤーを買った。その後、去年の5月くらいにアンプとかスピーカーとか本格的なやつに一式買い直した。」
現在の日村くんのレコードプレーヤー
―やっぱ本格的なやつは違いますか?
日村「ああ、全然違うよ(笑)。もう別物だね!俺が最初に買ったやつなら安いし、始めるきっかけとしてはいいと思うけど、本格的なやつは音が全然違うよね。」
―最近買ったレコードだと、何が良かったですか?
日村「最近だとメルカリで、アメリカの原盤のシングル盤20枚くらいのまとめ売りを買ったんだけど、それがすごい良かったな。曲でいうとプレイヤーの「ベイビー・カム・バック」とか、ドナ・サマーの「ヘヴン・ノウズ」とか。まあ、アメリカの原盤とかに手を出し始めたら沼だけどね(笑)。」
ドナ・サマー「ヘヴン・ノウズ」(撮影:日村くん)
プレイヤー「ベイビー・カム・バック」(撮影:日村くん)
―日村くんが思うレコードの良さって何ですか?
日村「CDよりも音圧があってガッツがある音、グルーブ感みたいなものが優れてるよね。あとは単純にCDよりジャケットがデカいから持ってることによって物欲が満たされる感じがしてお得感があるし、ポスター代わりに飾れるのもいいよね。」
―ちなみに、周りの大学生でレコード聞いてる人っていますか?
日村「いるね。千葉商にもレコード聞いてる人は2人知ってる。あとは興味あるって言ってる人もちょこちょこいるよね。やっぱり最近の人気アーティストでもレコード出してる人結構いるし、ここ数年レコードが再評価されてる印象があるな。まあ俺もそれに乗っかった一人なんだけど(笑)。」
―最後にレコードに興味がある大学生たちに何か一言!
日村「そんなに敷居が高いものだと思わないでほしくて、1万円以下でもプレーヤー買えるし。プレーヤー持ってなくても渋谷にいっぱいレコード屋さんがあるから、100円、200円くらいでジャケ買いして、ポスター代わりに飾るのもいいと思うし。色んな楽しみ方があるから、興味があるんだったら気軽に始めてほしいよね。」
中学生時代、日村くんがレコードをポスター代わりに飾っていた様子
俺のレコードの話
そんな日村くんから私に、あるプレゼントが…!
あーありがとうございますー。ねっ、今、日村くんが以前使っていたレコードプレーヤーを頂きましたけどもね。こんなん、なんぼあってもいいですからね。
「おいおいコイツ、レコード持ってないのに、何いっちょ前にプレーヤー貰ってんだよ。」
と思ったそこのあなた!
実は私、1枚だけレコードを持ってるんです!
それは星野源さんのアルバム「POP VIRUS」の、レコード盤!
※隣に見切れてるのは嵐さんのシングル「カイト」初回限定版のLPサイズのジャケットで、レコードではありません。
このレコードを買ったきっかけは、星野源さんが自身のオールナイトニッポンで「レコードプレーヤーを持ってないチェリーボーイも、これを買えば女の子を家に呼べるよ!」的なことを言っていたことです。
「POP VIRUS」のCD版は購入済みで、自分が死んだら墓に埋葬してほしいくらい、大好きな名盤だったことも相まって、私の購買欲を刺激し、衝動買いしてしまいました。
それから約半年、吉田ユニさんデザインの最高のジャケットがインテリアとして活躍していたのですが、肝心の中のレコードは使われないまま…ついでに女の子を家に呼ぶこともありません…
そんな、レコードについに針を通す時が来ました!
というわけで次回は、日村くんと一緒に買った大量の中古レコードと共に、ついに「POP VIRUS」に針を通します!!!!
後編も、絶対に読んでくれよな!!!!
文・渡辺慧理矢
取材協力・日村たけし(仮称)
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