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カラー戦略マガジン 022号「青二才 ~スイスイスムーズに進むプレゼン~」

本日のお題


青二才

(あおにさい)


こちらのことわざの意味は・・・

若くて未熟な男性のこと。
「青」は未熟なこと。
「二才」は「新背」が音変化した語、転じて若者のこと。
 
(出典:「kotopawa」)

だそうです。
 
若者全般を指す言葉なのかと思っていましたが、特に、若い「男性」のことを指すんですね!



本日の内容を画像でダイジェスト




毎年送り込まれた「青二才」


私は会社員の時、とある企業の宣伝部に在籍しておりまして、ディレクターだったので、広告媒体社や広告代理店と取引する窓口だったのですが、ある企業の担当営業マンが、いっつも、いっつも、大学出たての22、23の若い男性でした。
 
その企業の文化なのか、自信満々のイマドキの若い男性ばかりで、私に
 
「じゃあ、目黒さん、そろそろドライブかけていきますか~」
 
などと若者言葉で言ってくるので、
 
「あ? ドライブ? なんじゃそりゃ」
 
と思ったりしていました。
 
(後で聞いたところによると、ドライブかける=本気出す、つまり、そろそろ広告費かけていきますか、みたいな意味で言ったらしいです)
 
しかも、その若い男性たちは、毎年替わるんです。
 
1年間一緒にやって、うちのやり方を覚えてもらい、やっとツーカーの仲になれたと思っても、春になったらまた担当が替わる。
 
若い男性なのでやる気マンマンで、フットワークは軽いし、ガッツはあるのですが、別に母性本能がくすぐられるわけじゃなし、「可愛い♪」とも思わないし、毎年毎年、うちのやり方を教えなくちゃいけないのは手間だなーと思っておりました。
 
毎年担当が替わるのは、企業同士の癒着防止なのかと思っていましたが、私が退職する時の送別会の場で、真の理由が分かりました!
 
昔は、私は本当によく怒っていました。
 
あまりに怒り過ぎて、その怒られ対象の若い男性から、謝罪のハガキ(封書ではないところがミソ。笑)が届いたり、自主的に「気合を入れるため」と称して、坊主頭になった若い男性もいたくらいでした。
 
そんな私に対して、大学を出たばかりの若い男性ばかりを担当に据えたのは、
 
●1つは、私から母性本能を湧き出させるため。←湧きませんでした。
 
●もう1つは、私に大学出たての新人を鍛えさせるため。←私はめちゃくちゃ怒る人だったので。
 
との真の理由を、担当の若い男性たちを束ねていらっしゃった、彼らの上司である40代男性から伺いました。
 
送別会では、歴代の担当の若い男性が10名ぐらい出席してくれたのですが、その上司から
 
「ホストクラブみたいでしょ。俺から目黒さんへの餞別」
 
と言われました。
 
おいおい。
 
「若い男性」ってだけで、私が喜ぶと思うなよ。
私の好みのタイプは、小林稔侍だぞ。笑
 
そして「教える」とか「怒る」って、体力も時間も使うことなので、その上司の言葉を聞いた時、はぁ~っと一気に疲れが出たことを覚えています。



プレゼン資料の色で迷ったら「青」


オンラインでのミーティングが当たり前になり「画面共有」で、プレゼン資料を間近で見てもらえる機会が増えましたね。
 
是非、プレゼン資料の内容だけでなく、色も戦略的に組み立てて、欲しい結果を手に入れていただけたらと思いますが、色に迷ったら「青」をおススメします!
 
理由は、2つございます。
 
まず1つめに、「青」って、空の色でもあり、海の色でもありますので、誰もが見慣れている色なんですね。
 
なので人は「青」を見ると安心感を覚えます。
 
プレゼンの場で「青」を使うということは、見た人に安心感を与える、即ち、プレゼンがスムーズに進むことを意味します。
 
「青」は「ん?」と引っかかるような違和感は、間違っても与えません(逆にそういう引っかかりが欲しい時には、別の色をおススメします)
 
「青」は、滞りなく、プレゼンを進めたい時におススメの色です!



「青」はメッセージ性が高い!


日本人男性の20人に1人が、色弱や色盲です。
 
決して少なくない数字ですね。
 
色弱や色盲の方々は、赤が焦げ茶に見えたりしますので、黒い文字を羅列した文章の中で、大事な部分だけを赤に変えても、その部分が目立って見えるということはございません(個人差はございます)
 
でも「青」って、色弱や色盲の方でも、識別しやすい色なんです!
 
なので万人に対して、ここは大事ですよー!という主張をお届けすることができる色なのです!
 
こんなにメッセージ性が高い「青」なので、是非、プレゼン資料の大事な部分に使っていただけたらと思います!
 
それに、色弱や色盲の方々の見え方にも配慮する、つまり「カラーユニバーサルデザイン」を取り入れているということが、SDGsもそうですが、これからの時代、企業評価を上げることにも繋がっていきますので、是非是非「青」の力を再認識していただけたらと思います!



本日のカラー戦略的結論


青天才



最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

色彩設計師® 目黒潤



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