【医師以外の職業を考えることで見えてきた研修医の幸せ】医師以外の職業を考えたことがありますか[ペアMTG ガチャ×のこのこ]

本記事は「医師以外の職業を考えたことがありますか」というテーマに対して、ガチャとのこのこがペアMTGを行い、それで得た発見や感想をまとめたものです。

のこのこ
地方市中病院研修医1年目 
最近考えていること…
・理不尽なことが嫌い
・地方勢を増やしたい
・自分の行動で世界がよくなっていると感じたい

テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。


医師以外になりたい職業

 シャチショーのお姉さん、パイロット、プログラマーなど意外となりたい職業がポンポンと思いつきました。これらの職業の共通点は何だろうと考えると”自分自身が何かをすることで、何かが動く”ということかなと思います。シャチショーのお姉さんはシャチを自分で操り、パイロットは飛行機を自分で操縦でき、プログラマーは自分でアプリなどを作り上げます。自分の行動の影響が大きいものに興味・関心があるのかもしれません。
 

なりたい職業の共通点

 それらの職業の共通点は医師にも当てはまると思います。医師も自分が決めた診断や治療が直接的に患者さんに影響を与えるからです。医師以外になりたい職業を考えることで今までと違った視点でなぜ医師になりたかったのかを考えることができました。自分のなりたい職業と矛盾しない医師に実際なってみて私は幸せになれるのでしょうか。

職業はとどのつまりなんのため

 なりたい職業にはなれましたが、私たちは最終的になにを目指して生きていくのでしょうか。私は幸せになれることが人生のゴールだと思います。ですが、一般的に医師という職業は多忙で周りの医師を見ていても幸せのイメージとはほど遠い気がしてしまいます。なんでそう感じてしまうのか。目の前の仕事に忙殺されてしまって自分のやりたいことや幸せについて考えることが少なくなってしまっているからではないでしょうか。目の前の患者さんを助けることに一生懸命になることもとても大事なことですが、たまには立ち止まって自分の気持ちを聞いてあげる時間も必要なのかなと思います。目の前のことに集中するのは余計なことを考えなくて楽でもありますが、ときどき自分の立ち位置、将来の夢、何が自分にとって幸せなのかを考えないとただ自分を医療の犠牲にしてしまうのではないでしょうか。業務中はもちろん全力ダッシュ、たまには景色を見ながらランニングのようなバランスでひとまずは2年間の初期研修を乗り越えたいと思います。


ガチャから記事への感想

医師業の面白さとして、「自分の判断が直接患者さんを救うことにつながる」という点は、働き始めてから感じる機会もあり、やりがいを感じますよね。しかし、患者さんたちの安心を叶えられるには、自分が継続的に頑張れる環境が必要です。新生活の中ではなかなか自分を俯瞰する時間を取りづらいですが、自分の幸せを客観的に捉えてあげる時間も大切にしたいと思います。


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