詩『人類がまだ温存している選択肢』
気合の入った血液を
贈り合い
戦場。
頂上から
状況を
掌握する
男性。
あの国も
あの組織も
全ての頂上に
女性が
座っても
現状を
スクショしたような
戦場を
貼り付けるだろうか。
無言にも
愛されながら
未来への
期待を残す
完成した仮定。
どれだけ歩いても
辿り着かなそうな
蜃気楼。
また
別の問題が
揺らめくかもしれない
未知で満たされた
陽炎。
自分勝手な
流れ星にでも
手を合わせて
どうなるのかを
眺めてみたい。
無戦で
浮いた分で
平和の見本市にも
行ってみたい。
初めての絶命を
きっかけに
返却する、
体温と
それから。
戦いに
火を灯すなら
その人から
戦場の先頭を
歩いて
最低限。
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