詩『平等の先の光』

男子なのに

大学院なんて

燃えさか

研究心。

男性が

多数なら

決定まで

長距離。

違和感に

振り返り

日常では

体験しない

被弾ひだん

視力で

触れたり

鼓膜こまく

かすめていったことのある

似たような

言葉の羅列。

芽生える根源は

生殖機能か

腕力差か。

両性が

存在して

やっと

ありつける

新鮮な

命。

世界に広がる

毛細血管の

隅々にまで

平等が

循環するなら

鮮血で

大地をりたくる世界も

閉塞感へいそくかん

蜷局とぐろを巻いた社会も

また

違う未来と

合流するのかもしれない。



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