詩『研究の先端で暗転する魂』

探索を

制圧して

空と

自由を

謳歌おうかする

翼。

爛々らんらんとした目を

盗んでは

標的までの

旅を楽しむ

火の

救命に

身をささげるのも

絶命に

心血しんけつそそぐのも

愛すべき

人間のため。

光と闇に

片方ずつ

足を置く

研究者。

攻めも

守りも

増えるばかりの

祈り。

異彩いさいはな

青い球体。

赤いインクを

こぼしたのは

研究者か

権力者か

全人類か。


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