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あなたにとってのコーチングとは?を聞いてみました

コーチングは一言で伝わりづらいもの。
個人の目標や生き方、人生の局面によって、コーチングをどう活用するのかは多岐に渡ります。
これまで1400時間を行ってきて、改めて長く続けてくださっているクライアントの方に「コーチングとはあなたにとってどんなものですか?」と聞いてみました。
コーチングを受けるのか迷っている方、コーチングってどう使えばいいのか考えている方のお役に立てればと思い、生の声を共有することにしました。
私にとっては宝物のような言葉の数々です。編集を加えずそのまま記載することを決めました。

*掲載可能とご連絡いただいた方のコメントです
*個人の方の言葉をそのまま載せているので、言葉遣いや書き方はバラバラです
*一般的なコーチングの定義で語られるものだけではありません

2024年4月

「自分の心の輪郭を捉えるもの」です
最初はキャリアをどうしていくか?などわかりやすく具体的・実用的なものだと思っていました(だからこそ、体験の時はまだ具体的な悩みがなく、結果的に本申し込みをしたのが転職に悩んだタイミングでした)
今は「自分の生活を直接的に変える」というよりは「自分の内面を解像度高く捉える」という側面が大きく感じています。自分の内面を知ることで、結果的に行動全てが変わって変化が生まれるような印象です。短期的・スポットでというよりは、継続的に行うことで効果を実感できるものだと強く感じました。

これは自分が穿ったものの見方をするタイプだからなのですが、コーチングというものを初めて知ったときは、正直なところあんまり積極的に利用したいとは思ってませんでした。「自分のことは自分で考えるもんでしょ?それかせめてもっと身近な人に先に相談すべきでは?」という気持ちが大きかったです。また、自分の会社のなかで扱われている「コーチング」が、あまり手の込んだものではないこともいまいち信用できない理由の一つでした。あるいは料金体系に関しても「高いな」というのが第一印象でした。 ただ、自分が自分ではどうしようもないほど追い込まれた時、また、親しい人だからこそ相談しにくいのでは?という気持ちが芽生えた時、思い切って始めてみてからは、今の世の中これだけコーチングというものが流行っている理由が分かった気がしました。 今の自分にとって、コーチングは「自分のありたい自分を再認識させてくれるもの」だと思ってます。 だからこそ、定期的に行うべきだし、だからこそ受け身ではダメですし、だからこそ汗水垂らして稼いだお金を思い切ってかけるべきだと感じてます。

・自分の目標達成の確率や成長の速度を高めるもの ・自分の目標や当たり前の基準を引き上げてくれるもの

コーチとの会話によって、思考を整理。 また、その思考を転換できないか、別の視点から捉えられないかを会話により探るもの。 思考の転換をすることで、ポジティブになったり、自分をプラスの状態に持っていくことができる。

最初は、内面を話すことや、深く考えることに慣れてないので、何をどう言語化したらいいのかが、難しく恥ずかしかった。それでも、ゆっくりと私のペースに合わせて、聞いてくれたので、当初よりは慣れてきたようにも感じる。最初は、この時間に何をすべきか、何かアウトプットが必要なんじゃないかと悩んでいたが、いまは自分の現在地が整理できる感覚がある。月に1回の自分を見つめる機会としてアウトプットが必要であれば、それをしたらいいし、自分のメンテナンスが必要であれば、それをしたらいい場だと感じるようになった。

美容室やエステに行くように、自分のメンテナンスをする場所がコーチングだと思っています。最近はコーチングの認知も上がっていますが、「心が弱い人が受けるもの」と考えていらっしゃるかたもいるようです。私自身は、どんなかたにも力になる内省の時間なのではないかと思っています。

目標に向かっていくため、あるいはどんどん自分を深堀りするのがコーチングだと思っていましたが、自分は日々の中で一人で抱えきれない感情やちょっとした、でも自分には大事なもやもやを話せる場があることの有り難さを強く感じています。

主に自分の考えていることを言語化することにセッションの時間を使ってきました。自分でも言葉になっていないモヤモヤを言語化するのを助けてくれるものだと考えています。


みなさんが自身の言葉で記載してくれているのがとても嬉しい。個人差はあるものの、誰かから聞いたり学んだりした受け売りではなくて、自分が体験して感じている声には熱量まで届いてくるような。感謝しています。


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