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こんなブログ始めた理由が少し見えてきた?

今朝ハワイの波の音という
Yutubeビデオを流しながら瞑想していたら
ふと、ロサンゼルスに来た頃のことを思い出しました

1980年代、まだ20代だった私は
ロングビーチのオーシャンアベニューという
本当に道を渡ったら砂浜という絶好の立地の
小さなアパートを見つけて
日本から持ってきた本を手に
毎日ビーチに行ってはボーっと海を眺めていました
ついにはカリフォルニアの強い日光に曝され過ぎて肌がかぶれてしまい
その後はあまり何時間も砂の上で過ごすことは無くなりましたが(苦笑)

スーツケースに詰め込んできた本の中には
20歳の脳みそをぶち壊された
岸田秀、バシャール、エドガー・ケイシー
シャーリー・マクレーン、
当時は訳も分からなかったカルロス・カスタネダや
瞑想の手ほどき本、幽体離脱の本などもあったと思います

ある意味何の目的もない渡米でしたが
自分の中には何か突き動かされるものがあり
今思うととにかくLAに行かないとという感じでした

住む環境を変え、広い世界に出て
本を読んだりして探求していれば
何が自分のやりたいことなのか
自分の人生って何なのか答えが見つかるのではないかと
強い期待とも切望とも言えるような思いがあったことや
後にアメリカにきた理由は?と聞かれた時に
「自分探し」と答えていたのも思い出しました

高校を卒業する時には
ピアノの調律師になるつもりで
将来を何となく思い描いていたものの
音大在学中にはアルバイトで始めた
ピアノの弾き語り演奏の方が面白くなってしまい
渡米前にはある音楽事務所の方から
契約のオファーを頂いていて
そちらにも夢や期待があったけれど
何故かその時は
先ずはアメリカに行かなくては!という思いで
「帰国したら必ず連絡するのでお願いします」とお返事したきり
そのままロサンゼルスに住み着いてしまうことになりました(笑)

音楽を仕事にしようという決心もないまま
やってきた南カリフォルニアで
ビーチとELSクラスに通いながら夏を過ごした後
大人達がみんな苦労しているように見える人生
どうせ生きるのが大変なら
好きなこと、楽しいことで苦労しようという発想で
音楽学校に行き始め
その後の紆余曲折の末、今の暮らしがある訳ですが
実は2019年に人生の中で最も衝撃的といえる
自分との信頼関係が崩れるようなある出来事がありました

それまで大きな志を持つわけでもなく
何となく楽しいことを求めて生きてきて
フワフワと人生を過ごしてしまったので
本当は40歳や50歳で通り抜けるはずだった
「不惑」や「知命」の年をサボったツケが回って来ているのかもしれない
この生き方でよかったんだろうかと
自分を見失って迷い続けている私が
今朝波音に誘われて辿り着いたのが
20歳の自分探しをしている自分自身でした

毎日の暮らしや恋愛に振り回されて
あの時、あのビーチに置き去りにしてしまった自分が
そこに未だ残っているような気がしたのです
40年近くの時を超えて
あの真っ黒に日焼けした少女を抱きしめた時
焦らずにまたあの場所に戻って
自分探しの旅を続ければいいのかなとも思うことができました
人間て何十年生きてもそんなに成長するものでもないのかも(笑)

これも自分にとっての癒しなのかと思うと
謎に「自己開示」などど称して
このブログを始めた意味が少し見えてきたような気もします

ハワイの波音ありがとう!
そして自分探しの旅はつづく...


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