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眠り癖と、台湾カステラ

派遣社員として働いていた頃、会社に行きたくなさ過ぎて起きられない、帰ってきても睡眠ばかり取ってしまうというやや過眠症気味なところがあった。しんどいと、とにかく眠ってしまう。この2週間は、そんな眠り癖がやや復活してしまった日々だった。特にこの水曜木曜の夜の記憶などはあまりない。

当たり前だが、眠ってしまうと時間が猛スピードで進む。気づけば朝、新しい日が始まる。そして、目を逸らしたかったものが、猛然と目の前に現れる。しんどい。また、寝てしまう。

とにかく、この2週間はそんな感じであった。新たに任された仕事が思いのほか重く、風当たりも強く、仕事の交渉ごとがうまい具合に進まなかった結果、相手から「不誠実」だなんて強い言葉を吐かれたりもした。(厳密には、それはわたし自身に向けられたものではないのだけど)

誠実に仕事をするってナンジャラホイと思いながら、自分が思う真面目さを信じて仕事をしているとすっかり夜になってしまって…きっと周りから見れば非効率極まりないに違いないのだけど、それしかやりようがないのだから困ってしまう。

昇降デスクを導入しており、未だ腰痛を抱えているわたしは基本立って仕事をしているが、時間が差し迫った業務や、資料作りをするときなどは椅子に座らないと集中きない。そして今週は座る時間が段違いに増えた。その結果、信じられんほど腰痛が悪化し、冗談ではなくこのままでは歩けなくなると思うほどの酷い状況になった。来週外科にてリハビリと診療を受けるので、副作用覚悟の痛み止め処方を検討している。


……とまあ、そんな暗い話はここまでにして、話は変わりますが台湾カステラって本当においしいですよね!
パンケーキにしろ、タピオカにしろ、今ではそれらが非常においしいスイーツだと存じているが、ブームの最中にそれらにハマることはなく、いつだって自分のタイミングで、謎のタイミングでそれらのおいしさに気づく。
そして、「今さらこのスイーツにハマっているのは自分くらいだろう」などと思い込み、しばしスイーツを食べに足繁く店に通ったりするのだけど、その行為はつまりわたしがミーハーという波に飛び込んでいった、という立派な証拠でもあるのだ。なんともお恥ずかしい。

でも、台湾カステラって本当においしいのよね。しっとりなめらかな舌触りに甘過ぎない味つけ。厚めに切った一切れでも、あっという間に平らげてしまう。
この週末はでかい台湾カステラを2本買い、午後のおやつに、食後のデザートにと食べて過ごしている。家に台湾カステラが2本もあるのは、非常に愉快だ。また来週もたくさん眠るかもしれないが、そんなこと、もう知らん。台湾カステラはおいしいのだ。

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