見出し画像

迷子人生2 大学時代編

私の大学時代の中身は本当にうすっぺらでびっくり。
記憶喪失になってるんじゃないかな?と思うくらい
思い出すことが少ない。

まあ、書くとすれば就職活動のことかな。

ちょうど私の就活の年はリーマンショックの影響で
企業が採用を急に絞った年だった。
前の年までの売手市場が嘘のように
厳しい就職環境になってしまった。

前記事のように、私は浪人をした口なので、
現役でそのまま進学したほうが一年早く就活できて
売り手市場で良かったんじゃないか?とか考え出す始末。
本当に今更そんなこと言ったって後の祭りなんだけどね。。。

厳しい就職環境もなんだけど、
それ以上に、何に困ったかって
やりたい仕事がなさ過ぎて困った。

エントリーシートの志望動機とか書いてみても本当に薄っぺらだし、
だいたい本心じゃないから書くのが苦痛すぎて。
どうしようもなかった。

自己PRとか、自分の長所とかもなさ過ぎて困ったし。
そもそもミンナが自己成長、自己成長っていってるなか、
成長ってなに?なんのために成長するの?
って、わけわかんない方向に思考が進んでいってしまうし。

多分この辺りから人生迷子の兆し。

今思い出してもこの頃の記憶は少し苦しくて、辛い。
今、大学生にもどって就活しろって言われても
ちょっと無理かなって思うもん。

私が就活をこんなにもこじらせた原因は
自分への理解不足だったのではないかと思うようになった今日この頃。
未だに自分への理解は足りているとは思わないけどね。

当時の私は仕事を通してすごい自分になりたかったんだ。
仕事というわかりやすい指標を使ってドヤッ!てしたかった。
仕事=生きがいがどうしようもなくかっこよく見えたし
バリキャリ、働きマンかっこいいって思ってたし
自分はそうなると思ってた。

【どんな仕事をするか!?】ということよりも、
【仕事でどんなすごい自分を表現するか!?】が私にとっては重要で。

私の中身は空っぽだったのかもね。
私に必要なことは自分を見つめることだったのかもね。
就活で自己分析が大切ってみんなが言ってた意味って
こうゆうことだったんだろうか?と最近やっと理解する始末。

当時の自分は自分の思うかっこいいの抽象度を下げて、
具体的に現実に落とす力がなかった。
というか、多分現実に落とせないのは
本心ではそんなものいらなかったから。

この時からなりたい自分の姿を勘違いしてしまったのかもね。

ただ、未だになりたい自分の姿はよくわかっていない。

結局新卒の就活は面接で社長がよくしゃべるのを
「はい。はい。」って言ってたら受かったって感じで幕を閉じました。

そして、なりたい自分の姿の勘違いにも蓋をしてしまったまま社会人生活が始まったのでした。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?