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不安なときは「なぜ?」ではなく、「何を教えてくれているの?」と自分に問うとよい

こんにちは!パーソナルコーチのMidoriです。
対話によって気づきと行動を促し人生をより豊かに生きられる人を増やす、そんな活動をしています!詳しくはコチラ

このnoteではわたしの経験をもとに、不安を急いで解消するのではなく、ゆっくりと自分と向き合い自分なりのこたえの見つけ方のヒントをシェアしています。

不安を感じたとき、こわさから身体が震え出したとき、涙が溢れたとき、
「なにを教えようとしてくれているの?」とぜひ自分自身に問うてみよう。あなたの中にこたえはきっとある。




▼このnoteはこんな人におすすめ


・不安を感じやすい人
・不安をかかえている人
・人に相談することが苦手な人
・一人でかかえこみやすい人
・論理的思考のアプローチでは行き詰まりを感じている人
・コンサル的課題解決ではうまくいかなかった人

ゲシュタルト療法での体験


昨日ゲシュタルト療法という心理療法のワークショップに参加した。

ゲシュタルト療法とは
ゲシュタルト療法は、精神分析医フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)と、妻でゲシュタルト心理学者のローラ・パールズ、文学評論家のポール・グッドマンらによって1950年代に創られた心理療法です。実存主義哲学や現象学、東洋思想や禅の人間観に基づき、集中と気づきの体験を通して癒しと成長を図るアプローチです。

一般社団法人日本ゲシュタルト療法学会より


そこで実際にセッションを体験できる時間があったので真っ先に手をあげた。”家族”をテーマにその日みた夢の話をした。

セッションで印象的だったのは

「涙は何をおしえてくれているの?」

「左手はなんと言っているの?」

「身体はなにを教えてくれているの?」


と問われたことだった。

「なぜ?」とは聞かれなかった。
なぜ?と問われると論理的思考がはたらき分析や解釈が入ってしまう。ゲシュタルト療法では、身体と心に焦点をあててアプローチをしていくことで当人の思い込みや囚われに気がついていくことを大切にしている。

最初はよくわからないものの問われ続けるとなんとなく「こんなことを教えてくれているかもしれない」「こんなことを言っているかもしれない」ということが自分の中で浮かんでくる。それがわかってくると不思議なことに不安や恐れがわたしの中からすーっと消えていくことを感じた

最近はコーチングセッションを定期的に受けていることで自分の価値観や思考の癖、とらわれているものに気がつくことができるようになってきた。そのおかげで不安になることも随分減ったように思う。

そして人間、わからないことに不安を感じるのだなとこのワークショップで改めて感じた。けれど一方でやっぱり不安がまったくなくなったというわけではないことも感じている。

それでもわたしは、コスパタイパ戦国時代だからこそ、ゆっくりと立ち止まって自分と向き合う時間をえらびたいと思う。そしてゆっくりと立ち止まるからこそたどり着く答えがあることを伝えていきたい。

まとめ


▼やめてみること

 ・「なぜ?」と問う
 ・論理的思考

▼試してみること

 ・身体にどんな反応が出ているのか集中する
 ・身体の反応に対して問う
  「涙はなにを教えてくれようとしているの?」
  「その震えはなんと言っているの?」 等

さいごに


「なぜ?」と論理的思考でアプローチしていくことはもちろんとても有効だ。けれど論理的思考やコンサル的課題解決のアプローチではどうにもいかなくなってしまった時、このnoteを思い出してほしい。

画像はunsplashより


 



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