ドラッグストア各社の「調剤」強化が加速している
DgSの調剤売上高は過去10年間で10倍も増えた
日本のドラッグストア(DgS)の調剤売上高が大きく成長している。図表1は、調剤薬局とDgSの調剤売上高のランキングをまとめたものである(2020年決算の数値)。ランキングのトップは「アインHD」(約2,600億円)であるが、DgSの「ウエルシアHD」(約1,500億円)が3位、「スギHD」が5位に入っている。調剤薬局チェーンを含めた調剤売上高ランキング16社の中に、DgS企業が6社も入っており、DgSの調剤部門の影響力は年々高