持続可能な世界への責任④〜サステナビリティ・ソリューションへ〜企業のSDGs04(質の高い教育をみんなに)
どうもどうも、吉良です。
3月22日(金)は僕が教鞭をとる大阪芸術大学の卒業式でした。大阪芸大、日本女子大を含め、あらゆる学校の卒業生の皆様へ。「ご卒業おめでとうございます。卒業、入学、入社はあくまでも人生の通過点。人生の大きな目標、やりたいことを仕事にできるように、たゆまぬ努力を続けてください」
卒業を見守るように桜が開花しそうですね。入学式や入社式のタイミングが満開に重なると良いですね。
今回の「持続可能な世界への責任〜サステナビリティ・ソリューションへ〜」で取り上げるのはSDGs目標4「質の高い教育をみんなに」です。
まさにこの卒業、入学シーズンには絶妙のタイミングですね。大学で教鞭をとっていると「学生の将来」がものすごく気になります。特に高校卒業時に目標を設定して入学してきた芸術大学生に対してはなおさらです。
「質の高い教育」には「質の高い講義」が必要不可欠なので「教える側の責任」を果たせているのかを常に自問自答することは教える側にとっても極めて重要です。
今までnoteで書いたSDGs目標1・2・3に比べて今回の目標4「質の高い教育をみんなに」はかなり日本の達成率が高いのでは?と考え調べてみたところ予想通りの結果でした。
2023年の日本のSDGs17目標別の達成度の発表では、目標4「質の高い教育をみんなに」は「2030年までの目標達成に向けて順調な割合でスコアが増加している/目標達成値を超えている」と評価されています。
SUSTAINABLE DEVELOPEMENT REPORT 2023を見ると目標4は緑色で目標達成です。
目標別達成度と進捗状況(変化・動向)は下記のように表されています。
SDGs4・質の高い教育をみんなに、について詳しくはまず前回のシリーズの記事からご覧ください。
前回に引き続き、SDGs新シリーズの紹介動画を新しく制作しました。楽しくわかりやすくをコンセプトにマンガデザインモーションで創りました。
マンガデザインの解りやすさ感じていただけましたか?
今回の目標4「質の高い教育をみんなに」について、マンガデザイナーズラボもたくさんの作品を制作しています。その中から今回は3作品を紹介します。
まずは教育といえば「かいけつゾロリ」と言われるくらい子どもたちに大人気のゾロリを使った株式会社日本能率協会マネジメントセンターの「ときデザインノート」企画。非認知能力を高めるための3部作です。
この企画は以前にも詳しくnoteのマンガデザインプロデュースで、解説していますのでぜひ合わせてご覧ください。
次の作品は昨年創立100周年を迎えた、高砂熱学工業株式会社の「空気のひみつ」です。小学生を中心としたターゲットにわかりやすく空調の重要性を伝えながら訴求しています。
こちらの作品もnoteマンガデザインプロデュースで詳しく解説していますのでぜひ合わせてご覧ください。
下記のサイトからマンガを読むことができます。
最後の作品も学研 まんがでよくわかるシリーズの特別編で、「外国語を学び、世界の人とつながろう」をコンセプトに制作した「ALTのひみつ」です。
皆様ALTをご存知でしょうか?『外国語指導助手』を指します。いわゆるネイティブスピーカーが直接教えてくれる機会の創出です。子どもにも雇用面でもメリットのあるとても良い制度ですね。
こちらも、下記のサイトからマンガを読むことができます。
マンガデザイナーズラボの作品紹介は、ここまでにして、学生たちが取り上げた企業3社のSDGs4「質の高い教育をみんなに」に対する取り組みを紹介してゆきます。
はじめに、ヤマハ株式会社の「スクールプロジェクト」です。
僕も子供の頃から慣れ親しんでいるヤマハ。英語表記のYAMAHAの方がイメージが湧く人が多いかもしれません。僕はスポーツ&リゾート好きなのでYAMAHAといえば、サッカー、ラグビー、野球、スキーとリゾート地を想起しますが、合歓の郷のコンサートも記憶に新しいものです。
そのヤマハ株式会社のMusic Timeの企画は素晴らしいです。僕に素晴らしいと感じさせるマンガデザインがまた素晴らしいです。子どもの頃からの経験が未来につながるって、良いことですね。
2つ目は、パナソニック株式会社の「ソーラーランタン10万台プロジェクト(100 THOUSAND SOLAR LANTERNS PROJECT)」です。
まさにSDGs目標「質の高い教育をみんなに」のみんなにをしっかり捉えている視点が、さすが「パナソニック」ですね。映像学科の作品らしくマンガデザインが動き出してアニメーションになりそうですね。
最後は、アサヒ飲料株式会社の「『三ツ矢サイダー』水の未来と環境教室」~こどもSDGsスクール~です。
馴染み深い『三ツ矢サイダー』の講義、楽しそうですね。僕も大学で企業の方に特別講義をしていただくと学生の目は輝きます。僕も今後SDGsに絡めた講義をしたくなりました。このマンガデザインの色使いが爽やかで素敵ですね。
最後にSDGsと大阪・関西万博を絡めた作品をご覧ください。
『持続可能な世界への責任〜サステナビリティ・ソリューションへ〜企業のSDGs04(質の高い教育をみんなに)』いかがでしたでしょうか?
次回も楽しみにしてください。
楽しいマンガデザインで企業のSDGsを学びましょう!