マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❿(株)日本能率協会〜かいけつゾロリのときデザインノート〜
どうもどうも、吉良です。
7月1日は沖縄タイムスの創刊75周年記念日で、マンガデザイナーズラボは地元のミライ画伯(子どもたち)とコラボして「未来ソウゾウおきなわ」の30段デザインを描かせていただきました。
そのタイミングで沖縄を訪ね、沖縄タイムス、電通沖縄スタッフと那覇市内で今後の打ち合わせをしました。
その後、2日から8日までは名護市に移動して今週は今流行りのワーケーションを行います。月曜日、火曜日の大阪芸大、水曜日の日本女子大も沖縄から講義します。
そして今、国際通りの入口の部屋でこの景色を見ながらnoteを書いてます。
梅雨も明けた沖縄は最高の季節です。
今回のマンガデザインプロデュースは人気IPのゾロリ企画です。
最近非常に良く使われる「IP」とは「Intellectual Property」の略で知的財産権のこと。ゲームやアニメのタイトルやキャラクターなどをさします。
子どもの成長過程の中で、知育と絡むIPはたくさんあります。有名なものをあげると、アンパンマン、ディズニー、きかんしゃトーマス、はたらくクルマ、ベビーシャーク、バウパトロールなどです。
この辺りのIPを通過した子どもたちの意思や感情が芽生え始めると、かなりの確率で「かいけつゾロリ」に向き合います。そのため、かいけつゾロリは母親人気もさることながら、はじめてのお使いのような子どもの意思で行動した際に初めてふれるIPになるケースが多いと感じます。
ということは広告プロモーションにとって欠かせないIPなのです。
マンガデザイナーズラボとかいけつゾロリとの出会いは2022年になります。2021年から株式会社明治の『おいしい牛乳』で、鬼滅の刃を活用したプロモーションのお手伝いを3年間実施してきました。
その株式会社明治から、牛乳が作られる工程やお取引先の酪農家さんのお仕事、それに対する株式会社明治のサポートについて、子どもたちに知ってほしいという要望をうけて、かいけつゾロリを活用した全10話のマンガデザイン制作を実施しました。
この企画評価が高かったことを後に知ることになったのが本企画になります。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する「かいけつゾロリのときデザインノート」についてお話ししていきます。
明治おいしい牛乳のかいけつゾロリ企画が生まれた頃、株式会社日本能率協会マネジメントセンターから『非認知能力』について、マンガを活用して世の中に広めたいという想いを聞いていました。
この「非認知能力」とは、IQや学力といったテストなどで評価している能力の「認知能力(cognitive skills)」と対になるもので、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会活動において重要な影響を及ぼす能力のことを言います。
親子で楽しめる小学生向けの教材として、かいけつゾロリを活用しようということになり、過去の実績(画力・スピード・ゾロリの特徴を上手に描けるなど)から、弊社が採用されました。
この『非認知能力』マンガデザイン・かいけつゾロリ企画では、3つの分野に分けて、下記の計3編のかいけつゾロリのときデザインノートを制作しました。
・「約束したことを忘れてしまう」という課題を解決する
「言われなくてもできる子に育てる」編
・「自分の気持ちを上手に伝えられない」という課題を解決する
「前向きに取り組む子に育てる」編
・「やる気が続かず三日坊主で終わってしまう」という課題を解決する
「目標を決めて行動できる子に育てる」編
2022年12月にプロットが完成し、そこから2023年の3月末に入稿を目指して計4か月でそれぞれ11ページのマンガ、表紙デザイン、イラスト制作をするタイトな期間でしたが、ぎりぎりまでクライアント様と調整して、気に入っていただける作品が完成しました。
日本能率協会マネジメントセンターの宇井様、潮村様からもコメントを頂いております。
今回は大人気IP、かいけつゾロリについてのマンガデザインプロデュースを書きました。やはり、すでに知名度のあるキャラクターは強いですね。
だからこそ、我々マンガデザイナーズラボも新たなIPになり得るキャラクターを創作したいと考えています。
次回のマンガデザインプロデュースはマンガデザイナーズラボのオリジナルマンガ作品の紹介になります。お楽しみに!
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