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うつが良くなった過程を振り返ってみる 【前編】

初めての鬱から一年。

再発してから約7ヶ月が経つ。


だいぶ良くなってきて、色んなことができるようになってきた。


それでも、このままでいいのか。
いつ、どうやって社会復帰しよう。
復帰したとして、やっていけるのか。



先のことを考えて、不安や焦りを抱えていた。


待て待てマルコー。


先のことばかり考えるから不安になるんだ。

ここまで良くなるのに頑張ってきたじゃないか。


一度過去を振り返って、これだけ頑張ってきたじゃん、と自分を褒めてあげよう!


ということで今回は、今までのうつ生活を振り返り、ただただ自分を褒めちぎる回👏👏

お手柔らかにお願いします。笑

長くなりそうなので、前編と後編に分けてお送りします💁‍♀️



うつになったきっかけ

思えば、自分の鬱になった過程を一度も振り返ったことがなかったから、年表を作ってみた。

こう見ると、長いスパンで色々あったなあ。


鬱になったきっかけは、研究室だったと思う。

別に、嫌な人がいた、とか、先生と相性が悪かったわけでもない。


自分で、自分を追い込んだだけ。



学部生時代(4年生) は、楽しく過ごせていた。
私と、同期の2人だけの研究室で、別に仲が良くも悪くもなかった。


同期はひょうひょうとしているタイプだった。
ちょっと失敗して実験道具を変形させてしまっても、先生に誤魔化して伝えていたりする人だった(おい笑)

研究室の先生は、
「ああ言ったのは、こういう意図があるから」
みたいに、色々考えながら話す人だった。


だから、私はいつも先生の発言の意図を考えすぎてしまっていた。

でも、同期と話すと、別にそこまで考えんでもいいんじゃない?と思えていた。

知らない間に、深刻に捉えないためのストッパーみたいな役割を果たしてくれてたらしい(笑)



同期は卒業と共に就職した。

同期は頭が良かったから、私も後輩も頼りにしていた。
自分が院生になるからには、同期の代わりとして後輩に教えられるようにならなきゃ!
とできないことをしようとしてしまった。


自分に向いてる、なんか友達みたいに喋れる楽しい先輩になれば良かったのに、と今となっては思う。



そんな感じで、同期という「ストッパー」と「頼り先」がなくなってしまったことで、


先生の話を悪い方に先読みしすぎたり、
馬鹿正直に受け止めすぎたり、
後輩から「卒業した先輩が残ってくれていたらよかったのに」と思われてると被害妄想したり、
こんな自分に価値はないと自分責めが止まらなくなった。




友達に「院生向いてないなあ」とかのもやもやを相談してたけど、気持ちは晴れなかった。

(根本的に解決することに向きあえてないから当たり前なんだけど)


このままじゃいかん!リフレッシュしなきゃ!

と思って色んなところ行ったり、友達に会いに行ったりしたけれど、むしろ悪化していった。


友達は上手くやってるのに、私はなんでこんなところで止まってるんだろう。
と比較するようになってしまって。


そんな風にしているうちに、みんなからどう思われてるか怖くなっていき、徐々に研究室に行けなくなり、気づいたらベットから動けなくなっていた。

家事さえもできなくて、食べるのもめんどくさくなっていた。


気づいたら、鬱になっていた。




1回目の激鬱期(2021.01~2021.02 頃)

鬱になっていたと書いたけど、最初は自分が鬱だと気づかなかった。

自己管理がなってないから、ベットから動けないんだ

と思っていた。


でも、先生の勧めでカウンセリングを受け、流れで病院に行って初めて鬱だと自覚した。

この時は、こんな症状だった。

・常にどうしようもなく強い不安感がある
・周囲の目が気になる
・自分が常に迷惑をかけているように思う
・何もないのに涙が出てくる
・身体が重い
・じっとしているとおかしくなりそう
・ちょっとしたことですぐに疲れる
・食欲がない
・家事やタスクがこなせない
・頭が霞がかったように働かないのに、思考が止まらない

動きたくても動けない。

ひたすらベットでゴロゴロして泣いてた時期。

誰かと喋りたいのに、誰とも喋りたくなかった。


この頃は、こんな風に過ごしていた。

・不安をどうにかしたくて、ひたすら散歩する
・自転車で出かけたりもした
・アロマを炊いてみる
・死んだように寝る

周りが普通にできていることができなくて、惨めになったり申し訳なくなったりしていた。

就活も始まっていたから、早く戻らなくては、と焦ってもいた。


今思えば、そんな状態なんだからしょうがないじゃん、と思える。


休んで周りから遅れることが怖くて、うつ状態の自分を受け入れられなかった時期だったと思う。

だから、周りにも最小限にしか鬱だということを打ち明けてなかった。

この時期にしっかり休んでいれば、長引かなかったのになあと今になっては思える。



1回目の回復期(2021.03~2021.04 頃)

激鬱期の症状も治まってきて、気力が湧くようになっていた。

どんな症状だったかは、あまり書き残してなくて覚えてないんだけど、確かこんな感じ。

・まだ涙脆い
・好きなことはやってみたくなる
・焦りがある
・少し良くなってきてできることが増える
・それに従って、自分はもう戻れるのでは?仮病なのでは?と不安になる

3月は、まだ研究室には行けてなかった。

でも、好きなことはできそうだったので、自分が好きな異文化をテーマにしたイベントをやろうと思っていた。

小学校でイベントをしたくて、資金調達とか、会場を抑えたりとか、色々してたなあ…。


残念ながら、コロナで流れちゃったけど。


そんな感じで、活発に動けるようになってきたから、4月には研究室に通い始めるようになった。


そんなに急がなければ良かったなと今になれば思う。


あと、病院に通うこと、薬を飲むことが嫌すぎて、勝手に薬を飲むのをやめた。
このまま薬を辞められなくなるんじゃないかと怖かったから。


この行為、ものすごく後悔してる…。


最初の原因の一つは、薬をやめたこともあるんだろうなと思ってる。


自分に起きていることなんだから、正しい知識をつけるべきだったなと反省しております。



通常期と再発へのみちのり(2021.05~2021.07)

そんなこんなで、この頃には普通に過ごせるようになっていました。

メンタルも、比較的安定だったかな?笑


でも、この時期のカレンダーを見ると、復帰したてなのに予定を詰め込みすぎていたなと思う。


6月のカレンダー。タスクでビッチビチや。


早く今までの自分に戻らなくては、就活追いつかなくては、という焦りがこうなったんだろうなと思う。


最初の方は、休んだ充電分頑張れてた。


でも、すぐに充電が減っていって、またタスクがこなせなくなっていった。


あと、この頃は、鬱になった主な原因は人と会わなくなったせいだと思ってた。

だから、再発防止対策として、定期的に人に会うようにしていた。


でも、今は私が思うに、「自分責め」が主原因だったんだと思う。


この原因の勘違いが、私を再発へと導いていったんだろうな、と思う。



次回へと続く...
(次回は再発してからの様子をお届けします💁‍♀️)

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