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うつが良くなった過程を振り返ってみる 【前編】
初めての鬱から一年。
再発してから約7ヶ月が経つ。
だいぶ良くなってきて、色んなことができるようになってきた。
それでも、このままでいいのか。
いつ、どうやって社会復帰しよう。
復帰したとして、やっていけるのか。
先のことを考えて、不安や焦りを抱えていた。
待て待てマルコー。
先のことばかり考えるから不安になるんだ。
ここまで良くなるのに頑張ってきたじゃないか。
一度過去を振り返って、これだけ頑張ってきたじゃん、と自分を褒めてあげよう!
ということで今回は、今までのうつ生活を振り返り、ただただ自分を褒めちぎる回👏👏
お手柔らかにお願いします。笑
長くなりそうなので、前編と後編に分けてお送りします💁♀️
うつになったきっかけ
思えば、自分の鬱になった過程を一度も振り返ったことがなかったから、年表を作ってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1644326991936-phw9fqYbIQ.png?width=800)
こう見ると、長いスパンで色々あったなあ。
鬱になったきっかけは、研究室だったと思う。
別に、嫌な人がいた、とか、先生と相性が悪かったわけでもない。
自分で、自分を追い込んだだけ。
学部生時代(4年生) は、楽しく過ごせていた。
私と、同期の2人だけの研究室で、別に仲が良くも悪くもなかった。
同期はひょうひょうとしているタイプだった。
ちょっと失敗して実験道具を変形させてしまっても、先生に誤魔化して伝えていたりする人だった(おい笑)
研究室の先生は、
「ああ言ったのは、こういう意図があるから」
みたいに、色々考えながら話す人だった。
だから、私はいつも先生の発言の意図を考えすぎてしまっていた。
でも、同期と話すと、別にそこまで考えんでもいいんじゃない?と思えていた。
知らない間に、深刻に捉えないためのストッパーみたいな役割を果たしてくれてたらしい(笑)
同期は卒業と共に就職した。
同期は頭が良かったから、私も後輩も頼りにしていた。
自分が院生になるからには、同期の代わりとして後輩に教えられるようにならなきゃ!
とできないことをしようとしてしまった。
自分に向いてる、なんか友達みたいに喋れる楽しい先輩になれば良かったのに、と今となっては思う。
そんな感じで、同期という「ストッパー」と「頼り先」がなくなってしまったことで、
先生の話を悪い方に先読みしすぎたり、
馬鹿正直に受け止めすぎたり、
後輩から「卒業した先輩が残ってくれていたらよかったのに」と思われてると被害妄想したり、
こんな自分に価値はないと自分責めが止まらなくなった。
友達に「院生向いてないなあ」とかのもやもやを相談してたけど、気持ちは晴れなかった。
(根本的に解決することに向きあえてないから当たり前なんだけど)
このままじゃいかん!リフレッシュしなきゃ!
と思って色んなところ行ったり、友達に会いに行ったりしたけれど、むしろ悪化していった。
友達は上手くやってるのに、私はなんでこんなところで止まってるんだろう。
と比較するようになってしまって。
そんな風にしているうちに、みんなからどう思われてるか怖くなっていき、徐々に研究室に行けなくなり、気づいたらベットから動けなくなっていた。
家事さえもできなくて、食べるのもめんどくさくなっていた。
気づいたら、鬱になっていた。
1回目の激鬱期(2021.01~2021.02 頃)
鬱になっていたと書いたけど、最初は自分が鬱だと気づかなかった。
自己管理がなってないから、ベットから動けないんだ
と思っていた。
でも、先生の勧めでカウンセリングを受け、流れで病院に行って初めて鬱だと自覚した。
この時は、こんな症状だった。
・常にどうしようもなく強い不安感がある
・周囲の目が気になる
・自分が常に迷惑をかけているように思う
・何もないのに涙が出てくる
・身体が重い
・じっとしているとおかしくなりそう
・ちょっとしたことですぐに疲れる
・食欲がない
・家事やタスクがこなせない
・頭が霞がかったように働かないのに、思考が止まらない
動きたくても動けない。
ひたすらベットでゴロゴロして泣いてた時期。
誰かと喋りたいのに、誰とも喋りたくなかった。
この頃は、こんな風に過ごしていた。
・不安をどうにかしたくて、ひたすら散歩する
・自転車で出かけたりもした
・アロマを炊いてみる
・死んだように寝る
周りが普通にできていることができなくて、惨めになったり申し訳なくなったりしていた。
就活も始まっていたから、早く戻らなくては、と焦ってもいた。
今思えば、そんな状態なんだからしょうがないじゃん、と思える。
休んで周りから遅れることが怖くて、うつ状態の自分を受け入れられなかった時期だったと思う。
だから、周りにも最小限にしか鬱だということを打ち明けてなかった。
この時期にしっかり休んでいれば、長引かなかったのになあと今になっては思える。
1回目の回復期(2021.03~2021.04 頃)
激鬱期の症状も治まってきて、気力が湧くようになっていた。
どんな症状だったかは、あまり書き残してなくて覚えてないんだけど、確かこんな感じ。
・まだ涙脆い
・好きなことはやってみたくなる
・焦りがある
・少し良くなってきてできることが増える
・それに従って、自分はもう戻れるのでは?仮病なのでは?と不安になる
3月は、まだ研究室には行けてなかった。
でも、好きなことはできそうだったので、自分が好きな異文化をテーマにしたイベントをやろうと思っていた。
小学校でイベントをしたくて、資金調達とか、会場を抑えたりとか、色々してたなあ…。
残念ながら、コロナで流れちゃったけど。
そんな感じで、活発に動けるようになってきたから、4月には研究室に通い始めるようになった。
そんなに急がなければ良かったなと今になれば思う。
あと、病院に通うこと、薬を飲むことが嫌すぎて、勝手に薬を飲むのをやめた。
このまま薬を辞められなくなるんじゃないかと怖かったから。
この行為、ものすごく後悔してる…。
最初の原因の一つは、薬をやめたこともあるんだろうなと思ってる。
自分に起きていることなんだから、正しい知識をつけるべきだったなと反省しております。
通常期と再発へのみちのり(2021.05~2021.07)
そんなこんなで、この頃には普通に過ごせるようになっていました。
メンタルも、比較的安定だったかな?笑
でも、この時期のカレンダーを見ると、復帰したてなのに予定を詰め込みすぎていたなと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1645011881052-FtZfvkOAHj.png?width=800)
早く今までの自分に戻らなくては、就活追いつかなくては、という焦りがこうなったんだろうなと思う。
最初の方は、休んだ充電分頑張れてた。
でも、すぐに充電が減っていって、またタスクがこなせなくなっていった。
あと、この頃は、鬱になった主な原因は人と会わなくなったせいだと思ってた。
だから、再発防止対策として、定期的に人に会うようにしていた。
でも、今は私が思うに、「自分責め」が主原因だったんだと思う。
この原因の勘違いが、私を再発へと導いていったんだろうな、と思う。
次回へと続く...
(次回は再発してからの様子をお届けします💁♀️)
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