幽霊や宇宙人は未来のナノマシンが作り出す幻影だ
ナノマシンが見せる幻影
以前書いた記事に加えて、陰謀論を実行しているのは、未来のナノマシンというボクの妄想が前提だ。
イギリス人は幽霊が好きで、アメリカ人はUFOが好きと言われている。
イギリスの幽霊とアメリカのUFOには、意外な共通点がある。
共に現れるとき硫黄の匂いがするそうだ。
ボクは、そこから、幽霊やUFOは、未来からくるナノマシンが見せる幻影ではないかと考えた。
イギリス人とアメリカ人
ボクには、イギリス人の友達もアメリカ人の友達もいないから、本やインターネットで調べたことしかわからない。
だけど、イギリス人が幽霊好きというのは事実らしい。なにせ、幽霊が住む物件は賃借の値段が上がるからだ。
幽霊ファンによる心霊スポット巡りや、観光客向けのゴーストツアー。はたまた幽霊の現れる物件には高値がつくなんて話も聞くイギリス。日本とは少し違う海外のオカルト事情ってちょっと気になりますよね。
chatte_noirさんは「イギリスの方々はなぜオカルトや妖精が好きなのでしょう?」との疑問をお持ちです。確かにスピリチュアルが盛んな国という印象がありますが、そんな疑問に寄せられた回答をご覧ください。
どうやら、イギリス人は幽霊に誇りを持っているらしい。それは、長い歴史が作り出す自負だろうか。
ふしぎなことに幽霊の話をしてくれる人たちは、悪意を感じて逃げ出さなければ ならないと思った人はわずかで、たいていは「自分たちの」幽霊にある程度の誇りと尊敬を持って接している様子だったそうです。恐怖よりは戸惑いや興味をそそら れるもの、それがイギリス人にとっての幽霊。もし、あなたが会いたければナショナルトラストに手紙を書いて見学許可をとれば、会いにいけますよ。
一方でアメリカ人は宇宙人が好きだという印象がある。
最近では、国防総省がUFOに関する新しいプロジェクトを作るらしいとニュースがあった。そして、UFOの定義も変わるそうだ。UAP、未特定空中現象にするらしい。
UAPとは「Unidentified Aerial Phenomenon(未特定空中現象)」のことで、UFOではなくUAPに変わったのは、UFOが「空飛ぶ円盤」や「エイリアン」のイメージと一体化してしまっているからだ。視覚による誤認の可能性も含めて「空中で発見されたが特定されていない何らかの現象」をUAPとして定義し直し、軍内部での認識も刷新することになった。
それにしても、なぜ、いま再びUFO/UAPなのか?
転機となったのは、2017年12月16日にNew York Timesが公開した記事(“Glowing Auras and ‘Black Money’: The Pentagon’s Mysterious U.F.O. Program”)であり、そこで国防総省が進めていたUAPの極秘プロジェクトがスクープされた。
計画名は“the Advanced Aerospace Threat Identification Program(AATIP:高度航空脅威特定プログラム)”で、2007年当時、連邦上院議員のトップ(院内総務)であったハリー・リード(民主党・ネヴァダ州選出)が、同僚議員のダニエル・イノウエ(民主党・ハワイ州選出)とテッド・スティーブンズ(共和党・アラスカ州選出)を巻き込んで2200万ドルの秘密予算(Black Money)を確保するところから始まった。
その予算の下でAATIPは2008年から2012年まで実施された。だが、先ほどのNYTの記事によれば、予算が切れた後も、UAPを特定するプロジェクトは継続されていたのだという。
そして、アメリカ人の半分以上が宇宙人の存在を信じているそうだ。古くから、ハリウッドでは宇宙人を題材に沢山の映画を作っているし、宇宙人に関する本もとても多い。ここまでいくと、アメリカの国民性とも思える。
デンマークの写真家3人が撮影した20人の米国人たち。その共通点は、彼らが皆、宇宙人、あるいはUFOの存在を信じているということだ。実に国民の半数以上が宇宙人がいると思っている、不思議の国のポートレイト。
幽霊とUFOの共通点
幽霊とUFOを考える前に、アメリカの文化的下地を考えてみよう。アメリカは移民の国と言われているけど、建国当時、移民の大半はイギリスとアイルランドからの移民だった。高校の世界史でも学ぶメイフラワー号の末裔だと思っている人たちもアメリカ人には多いそうだ。
建国期のアメリカへの移民の中では、英国人が圧倒的に多く、英語がアメリカの主な言語となった。しかし、まもなく英国以外の国々からも移民がやってくるようになった。1776年、植民地独立運動の思想家、英国出身のトーマス・ペインは、「アメリカの祖国は、英国ではなくヨーロッパである」と書いている。これは、アメリカへの移民が英国だけではなく、スペイン、ポルトガル、フランス、オランダ、ドイツ、スウェーデンなど、他のヨーロッパ諸国からも来ていたことを指している。それでも、1780年当時、米国人の4人に3人が、英国系またはアイルランド系だった。
合衆国への移民の最初の最盛期は、1840年から60年までである。ヨーロッパ全土に及ぶ飢饉、不作、人口増、そして政情不安定のため、毎年、推定500万人が祖国を離れた。アイルランドでは、虫害でジャガイモが凶作となったため、75万人が餓死し、生存者の多くは海外へ脱出した。1847年の1年間だけで、アイルランドからの移民は11万8,120人に達した。今日、アイルランド系アメリカ人の人口はおよそ3,900万人である。
イギリスから移住した人々は、キリスト教プロテスタントに属する人たちだったと言われている。
アメリカの宗教は、今でも、プロテスタントが体勢を占めている。
アメリカ人の半数弱がキリスト教のプロテスタント系の宗派に属しており、ほかのキリスト教の宗派も合わせると、アメリカ人の約70%がキリスト教徒です。プロテスタント系に属する人が多い理由は、初期にヨーロッパからアメリカに入植してきた人の中に、宗教弾圧を避けてアメリカに渡ってきたプロテスタント系の清教徒が多かったためと考えられています。
アメリカにはプロテスタントの宗派が沢山ある。ウィリアム・ケント・クルーガーの小説「ありふれた祈り」では、アメリカのたくさんの宗派のことが書かれていたと思うが、Wikipediaだけでも13宗派、実際はもっと沢山ある。そして、キリスト教には珍しい宇宙人に寛容な宗派もあるそうだ。
プロテスタントにおいては、地球外生命体に関する考え方は多岐に別れており、その解釈は個人にゆだねられている。だが神学者のPaul Tillich氏は、救済を必要としているのは地球上の人間だけではなく、神の「救いの力」は至るところになくてはならないとしている。地球外生命体が発見された場合に、福音派や根本主義は事実をなかなか受け止めることができないだろうとのこと。指導者らが主張するところによれば、聖書には地球外生命体は存在しないと明確に記されているからだという。
アメリカ人は、文化的な背景にイギリスの文化があるとボクは考えた。それでは、幽霊とUFOの共通点はなんだろう。
硫黄で思い出したけど、ボクが酷い妄想だったときに幻臭がした。それは、ガソリンと金属が合わさったようだ匂いだった。それでは、イギリス人もアメリカ人も幻覚を体験したんだろうか。
カッチン氏によると、硫黄臭(まれにオゾン臭)は幽霊・UFO・ビッグフットに共通して報告されており、UFO研究家のアルバート・ベンダー氏も、自身の前に現れたMIB(黒衣の男)らが硫黄のニオイを漂わせていたと語っていたそうだ。霊魂は甘く魅力的な匂いを発することが多いそうだが、硫黄の嫌な臭いを漂わせていることもあるという。
なぜ、これらの現象には共通のニオイがあるのだろうか?カッチン氏の考えを引用しよう。
「ニオイほど超常現象に最適のトピックはありません。ニオイは目に見えませんが、否定することができない経験です。このニオイ(硫黄臭)は我々を裏から操る隠された世界からやってきたものです。彼らは我々の判断、反応、知覚といった全ての能力に影響を与えています」(カッチン氏)
すべてを幻覚だと考えると面白くないからオカルト的に考えてみよう。前回の記事で未来から生体ナノマシンの集合体が陰謀論を実行していると書いた。そこで、そのナノマシンが硫黄の匂いを出していると仮定してみた。
ところで、「硫黄」と聞くと温泉を連想し、硫黄泉の温泉というと「クサい!」と思う人は少なくないはずだ。ただ、われわれが温泉街などで感じる、いわゆる「硫黄のニオイ」は、原子番号16の元素としての「硫黄」のニオイではない。なぜなら、単体の硫黄は無臭だからである。
温泉の噴き出し口付近や火山の噴火の際に感じられる「卵が腐ったような」と形容される独特のニオイは、硫黄と水素の化合物である硫化水素のニオイである。たとえば、火山の噴火を伝えるニュースでしばしば使われる表現に「硫黄のようなニオイ」というものがある。
硫黄の匂いは、硫化水素が原因だ。いわゆるオナラに近い。生体ナノマシンが大腸菌から作られているなら、硫化水素の匂いの理由がわかる。そして、体内から蠅として抜け出したナノマシンは、ボク達に幻覚を見せている…このような考えは、オカルト的に面白いだろうか?
大腸菌群には複数の菌種が含まれますので, ここでは大腸菌で説明します。大腸菌は乳糖を利用するためにラクトース透過酵素, β-ガラクトシダーゼ, β-ガラクトシドランスフェラーゼの3種類の酵素を合成します。3種類の酵素で乳糖をブドウ糖とガラクトースに分解します。さらにブドウ糖はピルビン酸に分解され, ピルビン酸にギ酸ヒドロゲンリアーゼが作用してガスが産生されます。この反応で産生されたガスは“水素と炭酸ガス”となります。また培地にシスチンが多量に含有している培地では一般的な大腸菌も“硫化水素”を産生します。しかし通常のTSI培地やクリグラー培地 (少量のシスチン含有) では大腸菌は肉眼的に硫化水素産生を確認できません (稀に硫化水素多量産生の大腸菌も存在しますが)。通常は, 微量の硫化水素産生の確認試験 (鉛糖紙試験) を用います。
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