汎用性のある処世術
私の仕事。いつも、何かに追われている感があります。
ひたすら、金曜日の退勤時間を目指して走り続ける日々(笑)。
金曜日の帰宅時間間際に、お客さんから仕事の依頼が来ると、どっと疲れます。
(ハイ、残業決定ね!)
今月は、まだ、締め切り付きの仕事が終了していません。
来週に宿題を残して、何となく落ち着かない気分です。
我々の仕事は、常に未来を予測しなければなりません。
こうなれば、ああなるハズ。
お客さんが、○○という質問をして来そうだから、今のウチに調べておこう。
今後、✕✕という問題が起こりそうだから、対策を考えておこう。
ところが、我らがボスは、そうではありません。
今しか見ない、または、今すら見えない超軽薄男です。
殆どの従業員は、全く彼を相手にしていません(笑)。
今現在生じていない問題について話題にするだけで、激怒。
この事が分かっている私は、自らボスに相談しに行くことは、滅多とありません。
一緒に仕事をしている後輩には、注意喚起をしています。
「彼の前で、未来を語ってはいけない!」
ボスお気に入りのある従業員。
彼女、彼のスパイです。
昨日、ボスの前で未来の事に言及。
「今後、○○という問題が起こりそうなので、心配なのですが…」
(あ~、地雷を踏んでしまった!)
私の中で、緊張が走ります。
案の定、ボスが彼女にキレ始めました。
「今、起こっていないんだろう?」
「そんな事、考えるな!」
ちなみに、彼女が言及した問題は、来月、確実に生じます。
初めてボスにキレられた彼女。
本来、怒っても良いハズですが…。
そこは、やはり、ボスのお気に入り。
ショックを受けつつも、皆の前で言いました。
「ボスは、悪くないの~。私が悪いの~。」
何だか、白々しいその発言に、皆が沈黙。
かつて、退職して行った友人が私に言いました。
「アイツ(ボス)に気に入られても、ちっとも良いことはありません!」
「むしろ、不利益に働きます!」
「仕事を沢山振られて、首が回らなくなるから、気を付けなよ!」
嫌われず、好かれず、絶妙な線を狙うのが良いのですが、コレがまた難しい…。
結局、私がたどり着いた結論は、目立たない様にするというもの(笑)。
どこの組織に身を置いても、日本社会においては、それがベストである事が多いのでした…。
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