衰退の気配
今の職場にやって来てから、1年以上が経過しました。
どうしても、ある仕事の経験を積む必要を感じた為、問題があることが分かっていて、この職場にやって来ました。
本来、この経験は2年以上積むことが望ましいとされています。
しかし、もう1年我慢できるか考えたところ、どうも、気持ちが付いて来ません。
この職場に君臨する2人のボスは、いつも不機嫌。
弱そうな人物目掛けて、八つ当たり三昧。
昨年末頃から、アルバイトでやって来る様になったお爺さん。
普段は、社長をやっています。
本来、幸せオーラ全開の明るい方ですが、実務チームのボスが彼を攻撃したことで、暗い人物を演じるハメに…。
従業員にも、有害な人物が存在します。
彼女も、お爺さんアルバイトを攻撃。
「なんや、アイツらは?」 呆れるお爺さん。
「可哀想に、不幸な人生を歩んどるんやな~」
「ほんで、この職場に長いこと居る人、なんか問題あるんやろ?」
「あんた、こんな所、長いことおったら、仕事感勘も鈍ってくるで!」
この職場のボス達は、従業員がどれだけ仕事に精通しているかということについて、全く無関心です。
正確な仕事なんかしなくても、それらしいモノをお客さんに提供して、ボロが出なければそれで良し。
(ああ、お客さん、ごめんなさい…。)
特に、実務チームのボスは、全く仕事ができないため、人の仕事の成果を評価することもできません。
評価の基準は、イエスマンかどうかだけ。
ボスお気に入りの女性。
退職した友人の話によると、仕事は遅く、人に何かを説明するのも下手くそで意地悪。
良い人のフリをしているけれど、ボスのスパイをやっているので、本音で話すことは厳禁。
最近、実務のボスが雑談を禁止。
職場環境は、いっそう悪化してきました。
従業員間の横の繋がりを断絶。
連鎖退職者を出したり、元従業員にパワハラで損害賠償を請求されたりしてから、疑心暗鬼になったボス。
「今度は、一体、誰が反逆者となるのか?」
転職活動を始めた私としては、悩ましいところです。
退職を申し出て、キレられやしないか?
とりあえず、目立たない様に自分の存在を消す日々。
可もなく不可もなく。
期待されず、失敗せず。
そっと、職場から消えてしまいたいのでした…。