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結果がわかっているストーリー【小説の書き方】

 初めての連載でしたので、ストーリー展開に関してちょっと考えてみました。

 途中から読まれても支障ないストーリーと考えると下記のようなのはいかがでしょうか?「仮面ライダー」「転生したらスライムだった」「鬼滅の刃」「ジョンウィック」です。「仮面ライダー」最初に本郷猛が改造されたと知っていて、それ以後は単純に悪と戦っている事だけがわかればどこから観てもかまいません。「スライム」もスライムになってゲームのように能力を獲得していく設定がわかれば大丈夫。「鬼」も妹を取り戻す事がわかっていればだいたいOK。ジョンウィックは映画なので途中からは無いですが、最初に犬を殺されている事がわかればわかります。

 ですが、連載を想定しないで作家が書きたがるのはこの下のようなストーリーです。私もそうです。主人公が何かのきっかけでどうにかなって、最後はどうなるでしょう?、というもの。そしてより一般の文芸作品に近付けば最後まで読んで「ああ、そうだったのか」と全体が把握できるタイプです。

 その他に思いつくものと言ったら「落語」でしょうか? 落語にはきちんとストーリーがありますが、仮にストーリーを知らずに(古典落語を聴いた事が無いとして)聴いたとしても登場人物の個性+エピソードで、途中、途中で十分に笑えます。オチはあるにしても途中で笑えますから最初から聴けなかった場合でも楽しめます。

 私はこれまであまりストーリー重視で書いてはいませんでしたから、noteで公開する事を考えますとストーリーの構造も考えておかなかればならないと考えます。

 皆さんはストーリーについてどんな意識で書かれていますか? (こんな事、記事にする人はいないでしょうか?)






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