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人間味を求めて

今まで、ずっと人間関係の希薄な職場環境で働いていました。

「少しは、人間味のある人と接してみたいな・・・」などと願っていました(笑)。

すると、今年の3月に、大変好奇心が強くて、明るい女性が私の席の隣に引越してきました。彼女の仕事は、私とは全く異なっていましたが・・・。

中国語が堪能な彼女。かつて、第二外国語で中国語を学習していた私と彼女は、共通の話題もあり、すぐに打ち解けました。冗談も冴えています。

やっと、職場に行くのが楽しくなってきました。

ちょっと話ができる人がいるだけで、気分が変わってきます。

さらに昨日、私の隣の席に、また違う人が引越して来ました。

仕事をしながら、何やら、ブツブツとつぶやいています。

心の内が、駄々洩れの彼女(笑)。この職場では、珍しいタイプです。

(なんか、面白そうな人、やって来たピョン!)

早速、年齢もバラバラで、全く違う仕事をしている3人で会話がスタート。

「人生ってさぁ~、ほんと、苦難の連続よね~」

「でもさっ、まっ、いいか!で生きていかなきゃねー!」

新しく引越して来た彼女。思っている事をある程度口に出すからなのか、苦労はあっても、あっけらかんとしています。

突然、インシュリンの注射器を取り出し、おなかにブスっと刺し始める彼女。「あっ、これ、気にしないでね!」「私ね、鬱に癌に糖尿なのね!」

ちっとも、飾らない性格の様です。

やっぱり、ある程度自分を解放している人とのお付き合いは、なかなか楽しいのでした。


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