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我慢にさようなら!

かつて、ブラックすぎる職場で働いていました。人が定着しません。

入社した時3人の社員がいました。そのうちの2人が精神科に通っていて、残りの1人も頭痛薬が手放せない状態で働いていました。どうやら、もう1人いたようですが、顔も知りません。

この3人は半年以上我慢して働いていたので、かなり病んでいました。

入社した日、ある人がふてくされたように私に言いました「ここで、良い人間関係とかを期待してはいけません。辛くなりますからね。」

3人とも何とも言えない、負のオーラを発していました。

新入社員の私が、どうしても皆の不満のはけ口となります。

「なんやねん、この人たちは!」ある意味、哀れな人たちですが・・・。

私が入社して1か月で、1人が退職、2か月で3人が退職。私が1番の古株となってしまいました(笑)。ボス夫妻以外の有害な人達がいなくなって、少しホッとするのでした。

私の後に入社した人たちも次々と退職。1日で辞めた人もいました。

この職場では、ボス夫妻がいつも怒鳴っています。

「お前なんか、○○のくせに!」「雇ってやってるんだ!」

「代わりはいくらでもいる。お前なんか、辞めちまえ!」暴言の数々です。

もちろん(?)、労働条件も最初に約束されたものとは異なっています。

プライバシーなどありません。人の欠点とか、明らかにされたくない人の過去を次々と攻撃の材料としてきます。

ある日、ボスが私の方を見て、変な笑いをするのです。珍しく、機嫌が良さそうです。

そこで、「ボス、その笑いは何ですか?」と言ってみたところ、

「お前は、厚かましい。」と言われていました。

そこで「軽蔑の笑いですか?」と尋ねてみたところ、

「褒めてるんだよ!普通、俺にあんだけ言われたら、悲しそうにするもんだ。お前は、ちっとも落ち込んでないじゃないか?」との回答が・・・。

「お前は、うちで1年は働けるよ!」とボス。

冗談じゃありません。それから約1か月後、私もこの職場を後にしました。

私が退職してから2か月後、私の後に入社してきた人から「私も、辞めることにしました。」との連絡が・・・。これで、私の顔見知りの人達が全滅してしまいました。それを聞いて、とても安堵しました。

早く不幸な環境から抜け出せて、何よりです!

時には、我慢しない事も大切です。







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