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マネーリテラシー0な人集合。リテラシーレベル50くらい上がる本教えます。2024年4月に読んだ本ぜんぶまとめた 【年間84冊読了プロジェクト】


文化庁の「国語に関する世論調査」によると、
月に7冊読めば、日本人上位3%になれるらしい。

・・・なら3%以上に入ってみようじゃないの。
という、至極安易な考えのもと、スタートしたプロジェクトです。


【目標】

1年で84冊以上読むこと(7冊×12ヶ月)
2024年3月: 18冊
2024年4月:7冊

【ルール】

❶本を読んだら、その本から学んだことをまとめ、誰かに話せる状態にする
❷本を受けてどんな行動を起こすのかというアクションプランを3つ立てる

【期間】

2024年12月31日まで。


【裏テーマ】

読書量と年収に相関が出てくるのか検証する。



⬇︎個人的殿堂入り本たち



4月1冊目

⑲すみません、金利って何ですか?
著者:小林 義崇


[AD] ・・・Amazonアソシエイトを使っているので、上記リンクから購入した場合、「現役エリアマネージャーの仕事論」に収益が入る場合がございます。いつもありがとうございます。

まとめ:
日常生活で見聞きするお金についての基礎知識を学べる本。タイトルには「金利」とあるが、金利以外のことも豊富。お金の知識が0の私から見ても、入門編で読みやすかったです。26歳の自分に受けさせたいお金の講義と併せて読むと、お金ビギナーは脱却できそうです。


アクションプラン:
❶お金・金融(全般)についての本を追加で1冊買う・読む 
❷積立NISAについての本を1冊買う・読む 
❸ふるさと納税をする


4月2冊目

⑳誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
著者:今井 孝


まとめ:
お金を稼ぐためのマインドセット本。この1冊でお金が稼げるようにはならないが、稼ぐための思考としては参考になる。コンテンツ販売初心者の私には、「価格設定の仕方」が参考になった。


アクションプラン:
❶「欲求」について調べる
❷有料コンテンツを改善する
❸心理学で欲求について書かれている本を読む


4月3冊目

㉑金持ちになる男、貧乏になる男
著者:スティーブ・シーボルド、弓場 隆


まとめ:
お金持ちと呼ばれる人たちの考え方が学べる本。著者が一番伝えたかったことは、「考え方が結果を分ける」ということです。

例えば、楽観主義。
楽観的、と聞くと、どことなく能天気なさまが思い浮かびますが、お金持ちにおける楽観主義とは、「失敗は成功の布石に過ぎず、どんなに失敗しても必ず成功につながるという心の姿勢」です。
考え方から行動が作られ、行動から結果が生み出されるので、まずは考え方から変えていくべきだということを説いています。

読書で人生を変えたい私は、「読んだことで自分の考えがどれだけ変わったか」を、その本の価値としています。自分一人のたった数十年の経験では、得られることなんてたかが知れていますが、本から他人の体験や経験則を手っ取り早く吸収することで、効率よく成長できるので、やはりマインドセット系、啓発・啓蒙系の本は手に取ってしまいます。そういう意味では、この本は私に取って大きな価値がありました。

”信念は行動を規定するから、成功者の信念を見習って、行動をレベルアップすることが、成功する秘訣だ”

金持ちになる男、貧乏になる男 p.155

この一文が、全てを物語っている気がします。

アクションプラン:
❶必ず成果が出るので、noteの更新は12月31日まで続ける
❷したくないことをしないで済むためにお金を使う
❸娯楽の時間を極力自分への投資の時間に置き換える


4月4冊目

㉒難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください!
著者:山崎 元 , 大橋弘祐


まとめ:
一言で言うと、NISAとiDeCoのガイドブック。
NISAやiDeCoを活用するための必要なことが書いています。

宝くじの還元率は約45%と知って、
今後一切、宝くじは買わないことを決意しました。

お金の話は特に、知らないと損することばかりなので、今後も定期的に知っておこうと思います。


アクションプラン:
❶NISAに対応した口座を開く
❷NISAの口座でオルカンを買う
❸FX、個別株は買わない


4月5冊目

㉓嫌われる勇気
著者:岸見 一郎 , 古賀 史健


まとめ:
本書は、「自己啓発の父」と呼ばれる世界屈指の心理学者、アルフレッド・アドラーが提唱する「アドラー心理学」を分かりやすくまとめた本です。
あの辛口コメントで知られるホリエモンも絶賛した本です。

私は新幹線での移動中にこの本を読んだのですが、道中の2時間、衝撃の連続でした。「人生観が変わる」というような言葉って、世間では安易に使われていますが、この本は、本質的な意味を理解できれば、本当に人生観・世界の見方が変わる本だと思います。


さっそく、この本の結論をお伝えしてしまいます。

まず、我々の悩みは、突き詰めると「全て人間関係によるもの」であり、その悩みから抜け出すためには、「承認欲求」を捨てなきゃダメなんですよということ

この本は、人間関係の本質に迫る内容ですので、「頑張っても頑張ってもどうしても劣等感が拭えない」というような方に特におすすめの内容です。また、「対話形式」で話が構成されており、個人的には読みやすさを感じました。ぜひ、時間を作って読んでいただきたい本なのですが、今回は、このおすすめ本でも、特にここは衝撃だったなというところを1つだけ厳選してお伝えします。

それは、原因論の否定。です。

「原因論ってなんぞや!」という声が聞こえてきそうですので、とても簡単に言ってしまいます。一言でいうと「人の行動には、原因がある」っていうことです。恐らく多くの人が、人間は原因があるから、行動するって思っているんですけど、アドラーは明確にそれを否定するんです。

では、人が行動する理由ってなんなの?というと、「目的」なんです。
実は、人間の行動に原因なんかなくて、「目的」があるから行動している。という話です。

・・・全く意味わからないですよね。大丈夫です。私も一度で理解できませんでした。分かりやすいように具体例を挙げてみましょう。

例えば、「学校に行きたくないと子どもがごねている」とします。その場合、恐らくほとんどの人が「何か学校で嫌なことがあるのかな?」と思うのではないでしょうか。しかし、アドラーはそれを否定します。

アドラー心理学では、実は学校に行きたくない原因があるわけではなく、「目的」があると捉える。どのような目的かというと、例えば「親の関心をひくため」「人間関係の中で傷つかずにいるため」などという目的です。その目的があるから、学校に行かないとごねている、ということです。

この考え方を用いれば、いわゆる「トラウマ」も否定できます。「原因が行動を決めてしまう」のであれば、トラウマがあった人は、今後の人生を何も変えられないことになってしまいます。
ですが、「目的があって行動が決まる」のであれば、自分の意味づけ次第でいくらでも世界を変えられそうです。

・・・この考え方が、私には本当に衝撃でした。


おまけ:
タイトルの「嫌われる勇気」というのは、アドラーの「自由とは、他者から嫌われることである」という思想に起因しています。他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れず、認められないかも知れないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由にはなれない、ということです。

大ベストセラーのこの本、私も10年前くらいに手に取った記憶があります。
しかし、当時の私には理解が難しく、読むことを断念。リベンジマッチを果たした今ですら、まだ深く理解ができていない印象があります。そのため、人間関係に迷ったとき、困難が訪れたとき、またこの本に戻ってくる予感がします。
個人的には、この本がベストセラーになって本当によかったと思っています。なぜなら、アドラーの考え方で救われた人がたくさんいるだろうと感じたから。

何度も読み直したい1冊です。



アクションプラン:
❶イラっときたら「課題の分離」を行う
❷「挑発」「権力争い」には乗らない
❸「目的論」に立脚して物事を考えてみる


4月6冊目

㉔経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて
著者:山崎 元


まとめ:
一言で言うと、「経済評論家視点での、稼ぎ方と働き方の結論」が書いてある本です。

選んだ理由は、もっとマネーリテラシーを身につけたかったから。
↓前回と同じ著者の方です。

勉強せず、周りに流されてぼんやり生きることが、いかに損なのか、痛感しました。「お金の増やし方を教えてください」と併せて、マネーリテラシー入門編の一冊です。御子息に向けての手紙という体で構成されているので、読みやすい。息子さんへ送られた実際の手紙が付記に掲載されてあり、思わずほろりときました。

著者の山崎元さんは、癌で今年の1月に永眠されたとのことでした。私の人生において、この方の著書に出会えたことは、何よりも幸福なことでした。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


アクションプラン:
❶他人と同じ働き方はしない。周りを反面教師にして、工夫を図る、無難をまず疑う。他人と同じにならない。
❷リスクは取る。
❸経済状況で「売り・買い」をしない。


4月7冊目

㉕0→1で稼ぐ-最短最速で人生が変わる”新規事業発想”の個人ビジネス-
著者:SNSマーケターまるお


SNSで「楽しく」「好きなこと」で稼げると勘違いしている方へ。
物価の上昇などによる生活の不安や、自己実現の意欲から「自分の力で稼ぎたい」と思ったときにSNSが真っ先に候補に挙がるのも不思議ではありません。
しかし、SNSで「楽しく」「好きなこと」で稼げる時代は終わったと言っても過言ではありません。
最近は、SNSを活用したビジネスモデルが大きく変容しています。
その中で、著者は都内大手TV局の新規事業開発部で学んだノウハウを活かし、3週間で3500万円を稼ぎだしました。
そのベースにある考え方が”新規事業発想”。「自分の力で稼ぐ=ビジネスを立ち上げること」です。
本書は、そんな「個人で稼ぎたい」という志ある方が、ビジネスの土俵に上がるための基本知識を備え、実際に稼ぐノウハウを詰め込みました。
新規事業開発のの考え方を個人のビジネスに応用し、起業3週間で3,500万円を稼ぎ出した、「新規事業発想のコンテンツビジネス」の攻略法を徹底解説します。

出典:amazon 商品ページ


まとめ:

一言でいうと、コンテンツビジネスで稼ぐための本です。
自分の経験やスキルで稼ぎたい方におすすめ。

個人で大きく稼ぐなら、コンテンツビジネス一択だと、著者は主張します。

①自分の経験からスキルを見出す
②市場にニーズがあるのか調査する
③コンテンツを作成する
④販売する

大雑把に言うとこの流れが必要とのこと。
プロダクトアウトではなく、マーケットイン(ニーズを満たす製品を作る)という立場を徹底しています。


ただ・・・

紹介されている具体的な売り方がダサい。
いかにも、ネットビジネスという感じ。

「プレゼント企画で集客しよう!」
みたいな触れ込みばかりで品がない。

私の仕事観とは合いませんでしたが、「ネットビジネス感」に抵抗がない人には合うのだろうとは思いました。

内容の妥当性は問題ないです。



アクションプラン:
❶マーケットインでコンテンツを作る
❷市場調査を行う
❸久々に自己分析をやり直す


所感:
4月は明らかに「お金」の本を選ぶことが増えていて。
これは、「稼げるようになりたい」とか、「マネーリテラシーを高めたい」という欲求があることの表れだと自分でも感じています。

選んだ本に、今の自分の思想が反映されているのが面白い。
これからも記録していきますので、30代の人間のリアルな考え方をお楽しみください。

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