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やっぱバイリンガル(上の子はトリリンガル)育児をめっちゃ必死こいでやってて良かったよ💛

やっとアメリカの我が家に戻って来ました。

父が急逝したので、1月の終わりにアメリカを出て成田行きの飛行機に乗った時の乗客は35人位で(しかも北京オリンピックに行く人も入れての)機内はガラガラだったんだけど、今回の成田からアメリカまでの便はまぁ60%程度の乗客率、エコノミーの3席のうち、どの列も真ん中が空いている、って感じで、いよいよコロナも終わって来たのかっていう思いを抱きつつ、アメリカに戻ると、空港内ではかろうじてマスクをしている人がほとんどだったけど、一旦街に入るとマスクをしている人はあまりいない状態で(多分3割程度の人がスーパーなどでマスクをしている、と言う感じ?)日本では散歩に行く程度でもほぼ100%全員マスク状態だったのでびっくり&ちょっと安堵しました。(何か長い文章ですんません。喋ってるみたいに書いてるね。。。)

日本にいた時、内心「そこまでマスクしなくてもええやん?」ってずっと思ってたんだよね、実は。勿論口には出さなかったし、変に問題を発生させる理由もないし、皆と歩調を合わせて家を一歩出たらいつもマスクを着けてたけどね、でも、色んな情報を自分なりに鑑みて「マスクはいらんやろ、もう。」って思ってたので、アメリカの「マスクはもうええですよ、でもつけたい人は付けても良いし、何にも言わないよ、個人の自由。またつけてない人に『マスクしろよ!』なんて野暮なことも言わないよ、個人の選択の自由だし。」というこの雰囲気が私にはピッタリしっくり来てます。もしかしたら私自身かなりアメリカ人的思考なのかも知れん。

で、今週からちょこちょここちらの友達に会ったりし出してます。で、昨日は最近入会したこの辺りに住む邦人グループ会のランチに初参加。(今まではZOOMのみの参加だったけど、今回初めて実際に会ってランチをすることに。)

邦人、と言う訳で日本人ではあるけど皆アメリカ生活も長くて、付き合い方はどっちかと言うとアメリカ人ぽく、皆さんはきはきと自己紹介するし、変に自分を下げたモノの言い方をしたりもしないし、私的には気楽で、軽い話を適当に話して終わった、と言う感じの会でした。

ここから本題なんだけど。

この会には私よりも年上の女性が多くて、私的には『私もこの秋に子供が家を出た後に空の巣症候群になるかも知れない。人生の先輩の皆さんはどんな風に乗り越え、時間を過ごされてるのかな?知りたいな。』と思っていたのが、皆さんの話は私の想像を超える事はなく、極めて普通(ランチに行ったり趣味の会に出て時間を過ごす)だったので、あまりその辺の収穫は実はなかったんだけど、逆に皆さんは私の子供がどれだけ日本語を出来るのかをすごく気にされてた様で、うちの子供のバイリンガルのレベルを知る為の細かい質問が多かったのでした。

邦人あるあるだけど「うちの子、日本語出来ます!」って言っても実際には一般的な挨拶や「今日はOOさんと遊んでXXを食べた。」程度の簡単な会話程度で、読み書きは出来ない、って言う『身内による甘々裁定』による『一応何とか、ギリギリ、日本人がいない場所では”バイリンガル“』の子も結構多いんだよね、んでもって、そういう育児をして来た親に限って他のアメリカに住むハーフのお子さんの日本語のレベルが気になるみたいだね。(多分自分の育児に後悔があるんだろうね。。。同類を探しているのか??勿論私はそんなこと億尾にも出さずに、聞かれたら淡々と自分の子供が読み書きも全部出来るって言うだけだけどね。。。)

昨日も隣に座った、私より見た目は10才位上の女性に色々聞かれて「うちの子は日本語の読み書きも出来ます。」ってこっちが言ってるのにそれだけでは納得しなくて「AP Japanese(注:大学の単位にもなる日本語レベル確認テスト。高校生の時に受ける。)は受けた?レベルは?」とか聞いてくる。で「レベルは5(注:1~5までで、勿論5が一番良い)です。」って言っても「日本語検定は受けた?」って聞かれ「中学生の時に日本語検定1級(N1)に一発合格です。」って言ったらやっと「ふ~ん。ま、日本に毎年里帰りとかしてたらそうよね。」とか言うのよね。で、こっちも何か気分悪いし、トドメじゃないけど「補習校にも通わせました。また公文の国語(日本語)も幼稚園の頃から週2で通わせてて娘は高2で(最終教材の)O教材迄終了しました。毎日10年以上公文も私が隣に座って付きっ切りで見てきました。子供達が小学生の時は毎日3時間以上日本語勉強を教えていました。息子は公文の教材は途中で終わったけど、古文とかくらいはちゃんと読めるし理解出来ますよ。」って付け足して。向こうはここまで言わせておいて、やっともう何にも聞いて来ない、って言うか(きっと向こうの予想以上にこっちがやって来てるしね)。で、逆にこっちとは本件で張り合えるレベルではないと思ったのか「私はそこまで頑張れなくてね。。。子供達が高校生の時に『ママ、どうしてもっと厳しく日本語を勉強しろ、って言ってくれなかったの?』って言われてずっと『もっと頑張れば良かった。。。って今でも思ってるの。」と本音を言ってこられて。きっと「私ももっと子供に日本語を教えておけば良かったです。。。」とか言う同類の親を探して一緒に愚痴りたかったのかな、って思ったりね。でも正直こっちはそんなん知らん、こっちは逆にやり切った、っていう達成感しかないのよねって思うけどね。

結論になるけど、バイリンガル教育に限らず、人生の中でやっぱやらなきゃならない「時期」にやらないと、後でやっても無理なこともあるし、後でやろうと思っても結局やらなかったり、やはりそのまま出来なかったりすることも多いんだよね。だからその「時期」だ、って自分が気付いたら、すぐにやんなきゃね。気付けただけありがたいし、エライ、って自分を上げて頑張った方が絶対いいよね。

バイリンガル教育、必死の必死で約20年間やっといて良かったよ~空の巣症候群になるかも、って心配してる悩みの方が「あの時日本語を教えてたら良かった。。。」っていう後悔に比べたらちっぽけでまだ発生もしてない悩みで大したことないもんね。

なので今『絶賛バイリンガル育児奮闘中』の皆様(きっと私より10才位年下)、諦めないで頑張って下さい❣❣応援してます~❣❣